FUJIFILM X-TRA400使ってみた
2023年は365日フィルムカメラで写真を撮ると決めて、撮り続けている。2021年に同様の取り組みをした際に多くの発見があり写真がより楽しくなった。その際はKodak PORTRA400を使っていたが、フィルム高騰で継続が現実的ではないコストに。そのため代替としてFUJIFILM X-TRA400に目をつけた。
FUJIFILM X-TRA400は初めて使うフィルム。そのため、どんな写りなのか想像もつかないまま撮り始めた。そのファーストロールの現像は山本写真機店さんへ依頼。日頃からお世話になっている写真屋さん。今回はその写真振り返りながら特徴を振り返りたい。
作例
パッと眺めるだけでも発色の良い印象を受ける。FUJIFILMらしい写りで、Kdakに比べるとマゼンダ寄り。観たものを忠実に表現してくれる。
誇張しすぎない写りは、その時の感情をそのまま表してくれる。感度400は夕暮れや曇りでもしっかり描写してくれる。逆光であっても広いラチチュードのおかげで黒潰れなく写り込んでいるあたりは流石の一言。
赤色や緑色の色味が特徴的で、みたままに近い鮮やかさを保っている。そのものが持つ美しさや空気感など、そういったものが写り込んでいる。
総じてクセが少なく、赤や緑の発色が良い印象。感度400で暗い環境や逆光でもしっかり写る信頼性。普段使いにおいて重宝するフィルムであることに間違いない。
Amazon販売価格を比較すると¥1,030の差が生まれている。どちらのフィルムが好みかは人それぞれだが、多く愛用されているPORTRA400はそれなりの価格になっている。X-TRA400の¥1,690も決して安いとは言えないが比較すると、まだ現実的な価格なのかもしれない。
フィルム高騰が続いている現代において、少しでも安価に楽しめるフィルムは重宝したい。
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