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Twitterで1000人の方とつながるまでにやったこと

はじめに

「1000なんて言わずもっと多くの人とつながりたい!」
「影響力を持ちたい!」

という方も多くいらっしゃると思います。

では実際問題、いまのあなたには人を引き付ける魅力がありますか?

話術や経験、実績などを含めて魅力が備わっていると思う方はこのnoteを読まずとも自然に伸びていき、簡単に1000人以上の方と繋がれると思います。

ただ僕のように何の実績もないただの学生が多くの人とつながるにはまずきちんとした戦略と試行錯誤が欠かせません。

最終的なゴールは1万人と繋がることでも構いませんが、現実的な数字として「1000」を最初の目標にすることをおすすめします。

今回は私が楽しみながら約半年で1000人の方と繋がるために行ったことをお伝えします。

少し長くなるかもしれませんが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


0. なぜ1000人と繋がることを目指すようになったのか

本筋に入る前に私がなぜ「1000人と繋がることを目標にしたのか」ということについてお話ししたいと思います。

私は今までの人生で努力して何かを成し遂げたことがありませんでした。

現在海外の大学に通っていることを多くの方に努力の賜物だねと言われることも多々ありますが、僕自身は運と人の巡り合わせのおかげだと思っています。

もちろん努力をしてこなかったわけではありません。

おそらく「努力の仕方が間違っていた」・「タイミングがたまたま自分じゃなかった」といったことが原因で、努力に応じた結果を出すことはできませんでした。

そんな中ある方の一言でTwitterに出会いました。

中学・高校生の頃は友人とのコミュニケーションツールとして使っていましたが、その方はアウトプットの場としてTwitterを使うのがいいとおっしゃっていました。

最初は半信半疑でその日に気づいたことや記事を読んだ感想をツイートしていました。

そうしているうちにTwitterというツールが無限の可能性を秘めているのではないかと考えるようになりました。

皮肉ながら「コロナという存在」がその考えに影響を与えたことは否めません。

コロナ前は面と向かって話すことが不可欠でしたが、可能なものはオンラインへ移行し、人と会う機会を極力減らさざるを得なくなりました。

そんな中私は、

「面と向かって会えない今だからこそ普段関われないような方々と接して、思考法や生き方を吸収するチャンスなのではないか」

と思っていました。

そのためにまずは職業や立場など関係なしに多くの人と触れ合うことが大切だと感じました。

またこの時最初に述べた、私が苦手とする「目標設定をしてそれに向けて努力する」ということに向き合う良い機会だとも思いました。

そこでこの2つの掛け算を考えた際に出た答えが、

「Twitterで1000人の方と年内に繋がる」

ということでした。

個人的にはフォロワー数を目標にすることが好きではありません(理由は後述します)。

ただ闇雲に数字を伸ばそうとするのはただフォロワーを増やしたい方と同じになってしまうと考え、きちんと狙いを定めて状況に応じた様々なアプローチをしようと最初に決めていました。

結果として、私にとってこの目標は数字以上に意味のあるものになりました。

その試行錯誤のプロセスがこのnoteに詰まっています。

前置きが長くなりましたが、ここからどのように運用(と呼べるレベルにはないと思いますが…)していったかに関してお話していきたいと思います。


1. 目標の設定

先ほども述べた通り〇〇人とつながるということを目標にするのはあまり好きではありません。

もちろんキリが良い数字は好きですし、そのことに関するツイートもします。

ただ個人的に、人数を目標にしてしまうとすごく薄っぺらな関係しか構築できないような気がしています。

例えば「△△をしたいから〇〇人とつながりたい」という目標であれば、つながる人は△△に関係する人が多くなると思います。

しかし人数を目標にしてしまうと人数目標さえ達成できれば良いので、系統がバラバラで目的もバラバラな人としかつながらず、「見せかけの数字」に踊らされる可能性が極めて高いと考えています。

それを悪いとは思いませんが、せっかく時間を割くのであれば濃い関係を作り上げることを個人的にはおすすめします。


2. Twitterと自分の分析

次に行ったのは様々なことの分析です。

現在多くの方、特に「万垢」と呼ばれる方々が各々のTwitter運用のコツや方法を事細かにツイートされています。

しかしそのやり方を初心者がまねてうまくいくことはほぼありません。

それらの多くは中上級者向けに書かれているので、もう少し運用やTwitterに慣れてから参考にすべきものだと私は考えています。


実際私も最初のころは真似をしてみましたが、自分のスタイルと合わずなかなか大変な思いをしました。

特に初心者の方がTwitterをやめてしまう1番の要因は「Twitterを楽しめていないから」だと思います。

最初から自分のペースではなく、無理をした状態で走り始めてしまうと途中でガス欠になってしまいます。

Twitterというツールが合う人合わない人いますので、まずは自分のペースで始めて楽しいと思うようになってからきちんとした運用に舵をきっても良いと思います。

ここでは大きく3つに分けて説明します。


① Twitterの仕組み、機能をできる限り理解
これに関してはツイートしながら理解していく形でも大丈夫です。

特に新しい機能が追加されたタイミングはTwitterの流れが大きく変わる時でもありますので、積極的に分析して自分のものにしていくとより早く多くの人と繋がれると思います。

例えば私の場合は1日のツイート数やリプライ数を意識してしまうと義務感が生まれて楽しめないので、あまり気にせずツイートしたい時にツイートして、リプライしたいものにリプライするようにしていました。


② 最もアクティブな時間帯を把握
一般的に平日であれば、

① 6:00-8:00
② 11:00-13:00
③ 19:00-21:00

あたりはTwitter上に人が多くいる時間帯だと言われています。

ここに自分の活動時間帯を合わせてツイート可能な時間帯を把握しましょう。

ただここで気を付けてほしいことは、この時間帯以外もツイートしたければツイートするということです。

皆さん活動時間帯は違いますので、上記の時間帯にTwitter上に現れない方もいらっしゃいます。

そういう方々と繋がることも自分に新たな気付きや考え方をもたらしてくれることもたくさんあります。

また海外在住の方だと上記の時間帯には当てはまらないので、もしそういった方々と関わりたい場合は相手がよくツイートする時間帯を把握するのも欠かせない作業だと思います。


③ 自分のスタイルを認識
Twitterは継続が欠かせません。

最初の方でもお伝えしましたが、無理なペースで始めてしまうと途中で辛くなってしまいます。

最初のうちはいろいろな投稿パターンを試しながら自分がTwitterを楽しめるスタイルを確立していきましょう。


3. ツイート戦略

各々が得意とするツイートは異なります。

実体験を基にした長文ツイートを主としている方もいれば、短文で注意を引くツイート、写真やイラストを用いたツイートを得意とする方もいらっしゃいます。

またツイート内容によってもツイートの形は変わってきます。

しかしながらどのようなタイプであっても最初は「長文ツイート」に取り組むとよいと考えています。
理由としては、

① 思考がインプット型からアウトプット型になる
② 言いたいことを伝える力が養われる
③ 思考の無駄な部分を削ぎ落せる

が挙げられます。


① 思考がインプット型からアウトプット型になる
日常生活で誰かに伝えようと思って何かを学ぶ習慣がある人は少ないと思います。

耳に胼胝ができるくらい今まで聞いてきたと思いますが、インプットばかりになっていると自分のものになった気になっているだけで、実際は身になっていないことがほとんどです。

私個人の考えですが、アウトプットの場としてTwitterは最適だと思います。

なぜ最適な場なのかというのは②と③でお話しします。


② 言いたいことを伝える力が養われる
抽象度の高い会話をしているときに頭の中が整理できていなくて、話が堂々巡りになってしまった経験はありませんか?

このような現象はまさしくインプット型思考が原因によるものだと考えています。

長文ツイートは140字以内で相手に自分の意見や意図を正確に伝えることが求められます。

140字でアウトプットをし続けることでインプット型思考からアウトプット型思考になり、ポイントを押さえて発言できるようになると考えています。

また140字のものを実際に声に出して読んでみるとおおよそ「30秒」かかるといわれています。

話したり聞いたりしてみると分かると思いますが、30秒というのはコミュニケーションにおいて過不足なく丁度良い時間だといわれています。

なので特に言語化や説明が苦手な方はまずこの140字・30秒というのを意識してみるとよいと思います。


③ 思考の無駄な部分を削ぎ落せる
②とも被る話ではありますが、インプット過多になると自分の頭の中で整理できていないけれど知識として(一応)蓄えている状態になります。

その結果、いざ自分でその知識を取り出そうとした際に、要点を見つけることができず、②の堂々巡りの状態になってしまいます。

これを防ぐために140字でアウトプットするというのは有効な手段だと考えています。

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ここまでは長文ツイートにこだわる理由についてお話してきました。
最後にこのパートのまとめとして「長文ツイート」と「1000人と繋がること」に何の関係があるのかお話ししたいと思います。

長文ツイートにはほとんどの場合自分の意見や主張がはっきり組み込まれています。

その結果、ツイートに賛同してくれる方もいれば、異なった視点を持った方が意見をくださることもあります。

そのようなことが繰り返され、議論が活発になる過程で自分の成長につながる人、温度感が合う人というのが見えてきます。

また自己紹介から入った関係より、距離の縮まり方が早くなるように感じています。

なので長文ツイートをすることで濃い人間関係を形成しやすいと考えています。


4. リアクション(いいねやリプライなど)に関して

前提として多くの方と濃い関係を築きたいのであればリプライといいねは欠かせません。

特にいいねに関しては気軽に押せるので、きちんと読んだ上でできる限りすべてのツイートに押した方がよいと思います。

リプライに関しても同様の発信をされている方がいらっしゃいますが、僕は異なります。

ここからは「いただいたリプライに対するリプライ」「自発的に行うリプライ」に分けてお話しします。

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まずは「いただいたリプライに対するリプライ」に関してです。

いただいたものに関しては全て返しましょう。

ポイントとしては、

① 相手の名前を1文目に書く
② 字数に余裕があるのであれば、「挨拶(こんばんはなど)」や「リプライありがとうございます!」などの一言を添える
③ 相手を否定する文言を使わない(人それぞれ価値観は異なるから)

この3つが挙げられると思います。

特に最後の③に関しては「自分にはない価値観・考え方だ!」と思うようにして、相手の意見をいったん受け入れたうえで、自分の意見をマイルドな口調でお伝えするのが良いと思います。

またこのことに関連して、フォロワーが増えてきたり、バズるツイートをしたりすると多くの反応をいただくことになると思います。

その際、あまりにも的を得ていないものや誹謗中傷関連のリプライに関しては何の反応もせず無視をするのが1番です。

そういった煽るようなリプライをする方の多くは反応されることに対して喜びますので、ブロックもせずミュートするだけにとどめておきましょう。

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次に「自発的に行うリプライ」に関してです。

僕自身は1つのリプライにかなりの時間をかけることもしばしばあります。

それは相手のツイート内容を吟味して正しく理解し、受け取り手が読みやすく返信しやすいような文章にするためです。

特にまだ親しくない間柄の人に対して、

① 一言だけの中身のないリプ
② ツイートに書いてあるのにも関わらず、そこを読んでいないと受け取り手が感じるリプ

この2つはご法度だと考えていたので細心の注意を払ってリプライをしています。

なので自発的にするリプライに関して言えば「数」よりも「質」を重視するべきだと考えており、1日のリプ数に具体的な目標数を設定することなく、「返信したいものに返信する」というスタイルを最初からとっていました。

この点は多くのTwitterの運用方法を発信されている方と異なる所なのではないかと思います。

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ただし例外もあります。

おめでたいことに関するツイートに関しては、お相手の背景を詳しく知らない場合であってもお祝いのリプライを送るようにしていました。

他人のことであったとしても、喜びをわかちあえ、互いの心が晴れやかになる環境はそうそうないことだと思いますし、そこでお祝いのリプライをしたことが何かのきっかけになることもあります。

誕生日やフォロワーの目標数を達成した方にはぜひ進んでお祝いのリプライを送ってみてはいかがでしょう。


5. 具体的な施策

ここからはどのようにTwitterを行ってきたかについてお話します。

私は自分に合ったやり方と反応が良いやり方の見極めをするため、毎月ツイートスタイルや、Twitterの使い方を変えていました。

例えばある月は「短文ツイート×ツイート数多め」を心掛け、別な月は「長文ツイート×ツイート数少なめ」にするなどして、アナリティクスで各数値の観察とフォロワーの方々の分析を行っていました。

またツイート内容に関しても何パターンか作っていました。

例えば、日々の気づき、海外話、自己開示ツイートなどその時々で何を中心にするか変え、それぞれの文の長さ、ツイートする時間などを変えていた時もありました。

その結果、僕の場合は今のスタイルが自分にもあっているうえに、リアクションもたくさんいただけて、多くの方と交流するきっかけにもなったと思っています。

このパートの最後に私の9-12月途中までのアナリティクスもここで公開します。

ここではあえて僕の今のスタイルは言いません。
気になる方はぜひ僕のツイートを分析してみてください!
ちなみに11月中盤から投稿時間以外のスタイルはほぼ変わっていません。

9月

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10月

画像2

11月

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12月

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(画像の大きさバラバラでごめんなさい…)


6. その他気を付けていたこと

ここからは今まで書いてきたこと以外積極的にやるようにしていたこと、やらないようにしていたことをご紹介したいと思います。

あくまでも個人的な意見ですので、必ずこうするべきというものではありません。


① おはようツイートを毎日しない&おはようツイートに積極的にリプライしない
→これは自分が行った時に感じたことなのですが、おはようツイートにリプしてくださる方の多くはおはようツイートでしか関わらないことが大いにあると思っています。

なので濃い関係を創り上げたいのでおはようツイートをすること、おはようツイートにリプライすることは優先順位を低くしても良いと思います。

また、朝の時間帯はおはようツイートでタイムラインが埋まる傾向にあるので、差別化を図るという意味でもあまりする必要はないのかと思いました。

もちろん関わりたい方が朝にしかいらっしゃらない場合、話は変わると思います。


② ツイートする(リプライする)前にもう1度読み直す
→これは、

① 誤字脱字や言葉の使い方の間違いを防ぐため
② 相手にとって不快な文章になっていないかを確認するため

という2つの意味があります。

特に言葉の使い方に関しては、自分の中で意味があいまいな場合は調べてから使うようにしています。

また相手が返信しやすい文になっているかのチェックも内容が複雑な際には行います。


③ 紹介砲に便乗しない
→Twitterを使っているとありがたいことに紹介ツイートをしていただける場合があります。

1人ずつの紹介であればいいのですが、ほとんどの場合はIDを羅列して、リプ欄で各々自己紹介をどうぞ!みたいなスタイルだと思います。

多くの場合、フォロワーさんのフォロワーさんがまとめられているので、自分に合いそうな人を見つけるにはもってこいの場所だと思います。

しかし、かなりの確率でただフォロワー数を増やしたいだけの人がいらっしゃるのも事実です。

目的がそうであれば構わないのですが、濃い関係を築きたいのであればその紹介砲に載っている方がどのような方なのか1人ずつ確認した方が良いと思います。

また、個人的には巻き込みリプのような形になってしまい、リプをもらうことを想定していなかった方の元に自己紹介が届いてしまうのも申し訳ないと思ってしまいます。

なので紹介砲に対して自己紹介リプライで返さないようにしています。

紹介してくださった方にお礼を述べる場合は、返信先をその方だけにしてリプライをすると良いでしょう。


④ フォローを自らする
→たまにフォローを全くせずフォロワーだけ伸ばそうとしている人がいますが、濃い関係を築きたいのであれば自らフォローして関わっていくのが1番です。

最初でも述べた通り、何か特筆して引き付けるものがない限りは自ら動くのが鉄則だと思っています。


7. 最後に

長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

アウトプットの仕方が分からないという方はぜひ練習としてこのnoteを章ごとにまとめてツイートしてみてはいかがでしょうか。
(その際はぜひ引用リツイートの形、もしくはリンクを張った状態にしていただけると助かります。)

私自身のTwitter運用に対する本気度合いで言うとおよそ60%くらいだと思います。

多くの素晴らしい方々はもっとTwitterに向き合って、”give”の精神をもってTwitterを使っている方々がほとんどです。

慣れるまでは様々な方のツイートを見て形をマネるのもいいかもしれません。

しかし勝負するのはあなたの言葉で書かれたツイートにするのが良いと思います。

あなたの言葉で紡がれた140文字のツイートはもしかしたら誰も考えたことのなかったもので、その考えが誰かを助けることになるかもしれません。

あるいは誰かのツイートによってあなたの心が救われるかもしれません。

そんな関係性を多くの方々と築き、情報の粒度を高めるためには地道な努力と分析が欠かせないと思います。

このnoteが誰かの助けになっていることを願っています。

分かりにくいところもあると思うので疑問点等ございましたら、お気軽にTwitterのDMにてご連絡ください。

ではまた。

まこと

Twitter: @mrkiroiro

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Makoto
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