安全・安心な医薬品を提供するために

会社にお金がない中でも、安全・安心で高品質な医薬品を安価に安定供給しなければならない状況で医薬品製造エンジニアが貢献できることは、GMPソフトの強化、設備保全の強化、用役費や減価償却費等の固定費削減だと思う。何れも人の知恵や工夫次第で改善できることだ。例えば、GMPソフトの強化では、設備の再バリデーション(IQ・OQ・PQ)の内容を製品品質の定期照査のデータに基づき見直しを行ったり、設備保全の強化では、設備の日常点検や日常メンテの内容を設備トラブルのデータなら基づき見直しを行うなどである。どちらもデータ解析が必要になるため、ここに知識や技術を集結して改善策を見出していけば、お金がない中でも、安全・安心な医薬品が提供できると思う。

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