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都市経営プロスクを修了しました。今後の受講を検討している方へ。

noteを書き始めたきっかけでもあり、昨年6月にはじまった都市経営プロスク(公民連携課程5期)ですが、ようやく先日に修了となりました。

でも、修了は終わりのはじまり。都市経営プロスクで身に付けたのは自らが志すゲームチェンジのための習慣・知識・仲間であって、これから何かを引き起こしてナンボというところです。そういうマインドセットを獲得するスクールであって、修了そのものは成果ではありません。

ちなみにどんなことを学んできたかは同期の shunsuke kaminakaさんが書いてくれた記事がまとまっているので、ぜひご参考にしていただければ。

以下は今後都市経営プロスクの受講を考えている方向けの、個人的なアドバイスです。

結局は自分自身の中に答えがあるということ

都市経営プロスクに高い金を払って受講しようと考えるような方は、少なくとも何かしらをまちや地域の中で巻き起こしたいとお思いなのではないでしょうか。

しかし、講師やOBOGの方々の非常に刺激的な事業の数々を見ていると、だんだんとブレてきます。「自分の想いが正しいのか?」と。私もさんざん迷いました。迷ったあげく、一番最初のところに戻ってきました。笑

結局のところ、強力な主観的動機をしっかりと持つことが大切なのです。そこがしっかりしていないと、道半ばでモチベーションを失ってしまいかねません。

私自身の最終的に腹落ちしたミッションをさっくりと言えば、「(私にとって)心地よい都市のコミュニティを実現する」ということです。

なんでこれが私にとって腹落ちするかと言えば、私自身が多様性に欠ける義務教育下のあらゆるコミュニティが大嫌いで、半分くらい義務教育をスルーしているということが原体験にあります。そして社会人となっても、せいぜい「会社」と「核家族」くらいの限定的な所属コミュニティしかなく、閉塞感の中にあったり飛躍できずにいた機会がありましたし、今も周りにそういうった方も多くいます。この環境を変えるのが私のための私のミッションなのです。

これは人によって唯一無二のものだと思います。ここを気付かず借り物にしていると後が辛いかもしれません。必ず自分自身の中に答えがあるものですので、諦めずに、妥協せずに探してみていただきたいです。

否定と拒絶に向き合うこと

繰り返しですが、こんな高い金を払って都市経営プロスクを受講しようという方は、きっと何かしら現状に不満があったり充足感を得られずにいる方でしょう。

つまりは、なんであれ大なり小なりイノベーションを引き起こしてやりたいと思っているはずです。自分と世の中を良くするために!

しかし、イノベーションとはつまり創造的"破壊"でもあります。目的の善悪は一切関係なく、現状に妥協する人びとにとってすれば少なくとも一定程度"破壊"そのものであり、意図せずとも誰かに否定と拒絶を突き付けてしまうわけです。

それはつまり、例え本意でなくとも、誰かから否定と拒絶のお返しを受けることも避けられない運命であるということではないでしょうか。

都市経営プロスクに通っているかいないかを問わずとも、地域や組織でゲームチェンジを仕掛ける人というのは、驚くほどこの否定と拒絶を突き付けられ疲弊している現状がいたるところで見られます。よいミッションを掲げているのに!

つまり、どこからともなく跳ね返ってくるこの否定と拒絶を押しのけてやりきる力がなければ、自らのミッションを果たせない可能性が高いということです。

都市経営プロスクは自らのミッションを果たすための習慣・知識・仲間を得る場所ですが、学習過程ではこの否定と拒絶のスパイスを大量に浴びることになります。

さきほど述べたように、自分が仕掛ける側に回れば原理的に社会の側から否定と拒絶を浴びせられることからはなかなか逃れられません。ですが、都市経営プロスクでその練習をすることになるということは、受講を決める前に知って納得しておくべきことだと思います。

ただ、もしここで否定と拒絶のスパイスをクリアできなければ、社会の中で何かを起こせない・・・ということでもないと思います。弱さを知ることもある意味で強さではないでしょうか。

自分なりのレジリエンスを獲得すること

さて何にせよ事を起こすとなれば否定と拒絶はかならずしも避けられないわけですが、さあいきなりメンタルマッチョになれと言われても無理でしょう。私もそうです。なので、自分なりのレジリエンスの獲得に力を入れることが重要です。

地域に学習状況を報告し吐き出せる仲間を持ちましょう。ヤバいと感じたら受講生同士でSOSを発信しあいましょう。心配事は放置せずサクサク潰して頭と心のリソースを確保しましょう。

動機を探すことに悩めばコーチングを受けてみたりしましょう。私も数か月コーチに並走してもらいました。

恋人や家族とおいしいものを食べましょう。

自らの安全圏をしっかり強化していくことも、外へ外へと進むうえでは重要だと思います。

受講費に相当する以上の価値がある

まあ結局は私が成果を出してみろという話なのですが・・・それでも、体感として、受講費は十分ペイできる内容なのは間違いありません。事業を作っていく基礎体力を得られる学習機会というのはなかなか他にないのでは。

6月開講の公民連携課程の6期生の募集もはじまっています。日本全国に仲間ができますし、川崎も仲間がたくさんいるので、ぜひ飛び込んでみてください!


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