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大谷翔平大好きニキこと ベン・バーランダー氏のPodcast「Flippin' Bats」を翻訳しました/その7



ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を愛してやまないFOXスポーツのMLBアナリストであり、ポッドキャスト「Flippin' Bats」のホストでもあるベン・バーランダー (https://twitter.com/BenVerlander) が大谷が生まれ育ち、彼の野球人生を育てた日本と、その野球文化を学ぶために満を持して来日。ハマスタ、東京ドーム、花巻東高等学校、野球殿堂博物館、新宿中央公園と続いて6日目の今日は…羽田空港の電話ブースの中からお届けします。

*YouTubeには同じ内容の動画で時間だけちょっと違うものが2つ上がってますがPodcast版そのままのもの(長い方)を使います。

*この記事だけ読まれると、ベン氏に申し訳ないため必ずYouTube/Podcasを流しながら一緒にお読みください。

*英語警察及びプロの皆様、どうかお目溢しを

*毎日頑張っているわたしにコーヒーでもごちそうしよっかな?っていう心がキレイでやさしい人、一番下のサポートからできます。お待ちしてます。


What's up everybody? 
Welcome into another episode of Flippin' Bats from Japan.

僕は今、東京の羽田空港の電話ブースにいます。3×3フィート(92×92cm)の小さな箱の中なの。ホントにw ここだと大きな声出せるし遠慮なく話すことが出来る。僕が今まで配信したFlippin' Batsの中で最も面白い場所からお届けします。今日は日本ツアー6日目を振り返ります。6日目も信じられないような一日でした。その前に、もう一回解説させてw ここホントに完全に3×3フィートで手伸ばすと即壁、後ろも壁みたいな。せまい、超狭いw
超最高で面白いw



そんなわけで6日目。この日はお昼からスタートで、まずお昼ごはんにまたしてもラーメンを食べてきました。ラーメンは超おいしかったんだけど何が面白かったって、注文方法。自動販売機みたいなやつでチケットが出てくるの。ラーメン選んで、ポーク(チャーシュー)追加したかったらまた違うボタン押して、卵追加したかったらまた違うボタン押して、更にビールも飲みたかったらまた違うボタン押すの。で、チケット4枚を提出して注文するの。超面白かった。ラーメンも超おいしかった。

(訳者注:行ったラーメン屋は後日出てくる写真によると外苑西通りのホープ軒です。)

んで僕たちはラーメン食べ終わって神宮球場に向かった。神宮球場にはヤクルトスワローズの試合を観に行ったんだけど、その前にまずミートアップを開催すべくOlympic Stadium(国立競技場)へ。あってるかわかんないけど国立競技場はたぶん神宮球場の隣で、巨大で、非常に美しい場所だってことでそこでミートアップをやることにしたのね。これがまたもう超絶感動って感じだったの。すっごい楽しかったしまたしても素晴らしい時間を過ごしたんだけど、まず最初ね、僕たちは指定した場所を探すため歩いていたの。そしたらみんなこっちに走ってきてくれて、そのままミートアップの場所まで行ったの。最高じゃない?もうずっとびっくりし続けてるんだけど、また沢山の人が来てくれて、また沢山写真撮って、沢山握手して、またプレゼントもらって、そう、また沢山ギフトもらったの。開封して全部紹介する動画撮れるといいなと思うんだけど。あのねずっと言い続けているけど、みんなが集まってくれたりプレゼントもらったりしてるのは僕がどうのとかじゃなく、大谷翔平効果ってことなんだよね。あと僕とファンの人の愛だったり尊敬のってのは大谷へだけではなく、野球全体に向けられたものじゃないかなって思い始めた。最初は翔平がいて、だから僕へだと思ってたんだけど、これには深い、もっと深い意味があって、僕とみんなのこの気持は野球そのものに向けられているもので、僕たちは「野球愛」と「大谷翔平」ていう共通の言語を持っているんだよね。超coolだと思う。

そんなこんなで神宮球場に行く時間になりました。神宮球場は東京ヤクルトスワローズの本拠地で、この日はヤクルトスワローズ対広島東洋カープの試合でした。対広島戦を観るのは二回目だね。この球場の外観はそうだな…まずはちょっとこの神宮球場について説明させてね。まず、すごくすごくすごく古い。そしてこのスタジアムはベーブ・ルースが実際にプレーしてる。ベイブルースが極東巡業でプレーしたんだ。

(訳者注:知らなかった!ので調べました。神宮球場/正式名称:明治神宮野球場 1926(大正15)年築。1934(昭和9)年に米国メジャーリーグの招待試合を神宮球場で開催。1945年の東京大空襲で一部が焼け落ち、その後GHQに接収されStateside Park(ステイトサイド・パーク)という名前になったが日本人の使用も許されており、1946年にはGHQが改修、照明設備と天然芝を新設、とWikipediaにありました)

球場の外観ね。外観は…そうだね、マイナーリーグの古い球場みたいっていうかそんな感じ。でも一歩中に入るときれいなの。

SOURCE:http://www.jingu-stadium.com/news/uploadfile/images/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%26%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3.jpg


収容人数は30000人位(性格には30960人)、青い客席シートがグラウンドをぐるっと一周囲んでて。非常に、ホントに美しいスコアボード、ホームベースの後方にある二階席(バックネット裏二階席)
すっごい楽しかったの。外からだと何しに来たの僕?みたいだったけど、でも、中に入ってみると超最高で、試合も超楽しかった。
ヤクルトスワローズは点が入るたびに超かっこいいお祝いをするの。みんな小さい傘を持っててね、この日は小雨がパラついてたけど、雨が降ってなくても傘を持ってるの。スワローズに点が入るたび傘を開いて上下させてかっこいいダンスみたいのをするの。僕も毎回一緒にやったし、スタジアム全体でやるんだけど、これは実際マジでcool!
あまりにカッコイイから、僕は東京の空港の3×3フィートのこんな小さな電話ブースの中から「Heyアメリカ、僕らも推しチームが点取った時ヤクルトみたいなカッコイイ何かをやる必要があるよ!」って提唱してるんだよ。マジヤバい。超かっこいい。

試合自体も最高によかったんだけど、5回終了時に花火ショーやったの!5裏終わって試合中断してマウンド整備始まったんだけど、そのタイミングで花火やるの!!試合中盤に!しかも何発かちょこっとあがるとかじゃなく、超、大規模、超いっぱい上がるの。

(訳者注:7/22-8/25間の18試合、5裏終了後に300発の花火が上がるそうです。神宮花火ナイター。わたしが住んでた頃はなかったと思うんですが最近毎年やってるのかなこれ。すごく良いですね )

天国だよこれー。野球の試合に花火。超最高だよ!

試合自体も最高に良かったの。なぜならヤクルトスワローズは現在リーグ首位(8月30日2位と7.0ゲーム差で首位)だし、ヤクルトにはベストプレーヤーの一人であるMurakami (村上宗隆)がいる。主要な攻撃カテゴリー、首位打者、本塁打王、打点王でリーグ全体をリードし、三冠王の座を争っている。昨年はMVPを受賞し今年もまた受賞する可能性があるし、チームは去年日本一になってる。
彼は19歳でプロ入りし、現在まだ21歳だけど、21歳で107本のホームランキャリアを持ち(注:実際は通算150本塁打達成済  現在通算153 )若干21歳にしてすでに300RBI、304RBI(注:打点数/Run batted inの略)を記録しています。この男、村上という名前を聞いたことがない人は覚えましたね。僕たちは今後長きにわたってこの名前を聞くことになるでしょう。まるでメジャーリーガーのような左打ちの彼はすばらしい瞬発力を持っています。彼は盗塁をし、彼は何度も敬遠(intentional walk/正式には故意四球)された。しかし彼は本当にいいバッティングをしていた。この男は超、めちゃくちゃ才能のある野球選手なんだ。僕は彼のユニフォームを手に入れたよ。だからもう僕は村上選手の大ファンなんだ。ゆうべ彼のプレーを見ることができたことはマジで最高だった。


(訳者注:ベンが話している村上選手の打点304、素人のわたしにはどこから算出し、引っ張ってきた数字かちょっとよくわからないんですけど、村上選手の通算RBIは現在416です SOURCE)

(訳者注:This guy just looks like a big leaguer bats left handed has so much pop のPOPを、陸上競技系トレーニングでよく出てくるpop(The Pop Warm Upとか)から瞬発力と訳しましたが本当は何か全然わからないので読み飛ばしてください。)


試合はヤクルトが勝って、その後ディナーを食べに行ったんだけどこれがまた最高だった。いや、日本で食べるどの食事も素晴らしいんだけど、今日のディナーは安くて全然気取らない場所。階段を降りて気づくと出てきた最高の料理を食べてるみたいな、最高のコース料理、コースがが何種類も出てくるみたいな。このみんながハマってしまったこのお店を見つけてくれた通訳のマサには超感謝、マジ最高。
そこから僕たちはゴールデン街に移動しました。ゴールデン街はあってるかわかんないいけど100件以上のバーがある。でもみんなが思ってるようなバーじゃなくてなんていうの…20…(壁を手でさわりながら)ここより多少広いみたいな感じのw 今いるのは3×3フィート(92×92cm)の電話ブースなんだけど、つまりさ、6人で行ったから誰もいない店を探さないといけなかったってこと(店が狭くて入れないから、の意)。店は何百件もあるの。

(訳者注:新宿ゴールデン街  現在店舗数約290軒)

んで僕たちはゴールデン街の中をあっち行ったりこっち行ったりして、バーの隣はバーで、そのまた隣もバーでその隣も更に隣もバーみたいな感じでどのお店も超小さくてでも特徴があって非常にすばらしいわけ。で、何件か寄ったんだけど最後に行ったお店がね最高だったの。なんでかってその小さなお店は女性が一人で10年やってるんだって。僕たちがそのお店を見つけて入っていったら、女性はめちゃ喜んでくれてね。階段を登ってって完璧な感じの小さなお店を見つけたってわけなんだけど、結構長い時間を過ごしして何杯かドリンク飲んで彼女が作ったご飯食べてね。

SOURCE:https://www.foxsports.com/stories/mlb/tokyo-nightlife-and-a-unique-stadium-ben-verlanders-japan-diary



あのねこのお店入ったらカバーチャージいるの。Okey? みんなの頭の中にこのお店をイメージさせてあげるからね。お店入ってカバーチャージ払うでしょ?それから飲み物頼んで適当にダベって彼女と話しして、その後彼女が何故か料理しはじめたの。僕らフードは注文してないの。ベーコンとかパスタとかキャベツとかさ。でね僕らの救世主Google翻訳様を使って彼女に聞いたわけ。「僕らフードは頼んでないんですけど…」って。
そしたら彼女「あ、この料理、カバーチャージに含まれてるんだよ」って。
マジ????????????? うそでしょ???????
超良くない!?

アメリカでカバーチャージっていったらただどっかに入場するだけのものだよ?
(訳者注:ちょっと違うと思う…席料です普通に)

SOURCE:https://www.foxsports.com/stories/mlb/tokyo-nightlife-and-a-unique-stadium-ben-verlanders-japan-diary


パスタは焼きそばのことですねw


僕たちはGoogle翻訳でただ「食べ物はいらないよ」と伝えようと思ってたの。でも食べたよ、彼女がカバーチャージに含まれてるっていうし食べたほうが礼儀正しいじゃん。何もかも最高にcoolだよ。僕たち6人は2-3時間ダラダラとおしゃべりして何杯かお酒を飲んで食べ物つまんだりとかして、帰る前に会計したら6人分の飲み物と食事で75ドル(日本円で10000円)だった。な な じ ゅ う ご ど る だ よ ? お酒飲んで軽く食べ物つまんで6人でこの値段は信じられないよ!僕この店めちゃ愛してるー。
日本は驚異的に素晴らしい国だよー。人、雰囲気、礼儀正しさ、そして物価。日本はホント最高。声を大にしていうけど、ゴールデン街はほんっと楽しい。この場所がどれほど特徴的な場所か上手く強調しきれないんだけど、ちょっと古くて6-7席の思い出の場所。繰り返すけど、新宿ゴールデン街はマジ最高、もし東京にいくならぜひ行ってみて。


ここからは日本からお届けするMLB重大ニュース。

ヒューストン・アストロズのフランバー・バルデス(Framber Valdez/投手)がチーム記録となる21試合連続のクオリティスタート。彼は記録を更新し続けています。クオリティスタート(QS)とは先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えた時に記録されるもので、この、クオリティスタートを21試合連続で達成。彼はまさに信じられないような進化を遂げている。(訳者注:アメリカ時間本日8月30日、22連続試合QSでメジャー左腕新記録を達成しています)
兄、ジャスティン・バーランダーはアストロズの先発ローテーションの話題になると延々と話し続けますが、バルデスはリーグ最高の選手の一人であると認めていますが、兄のようにバルデスは評価する人はまだまだ多くないのです。彼は驚異の左腕で超えげつない高速シンカー(利き腕の方向に沈みながら曲がる変化球)、素晴らしいカーブを持ち。今年は非常に優れたシーズンで、24試合のうち22試合でクオリティスタートを記録しています。彼は実に素晴らしい投手で、アストロズの投手陣はプレーオフシーズンには侮れない力を発揮します。僕はバルデスを称えるため時間を取る必要があります。彼が記録更新するのはすぐ、すなわち。次の先発でまた記録を塗り替えるでしょう。
(訳者注:アメリカ時間本日8月30日、バルデスは22連続QS達成でメジャー左腕記録更新しました)

次の重大ニュースはフリオ・ロドリゲス(Julio Rodríguez/マリナーズ)
フリオ・ロドリゲスは現在までに20/20、20盗塁、20本塁打をルーキーイヤーである今季に達成。この少年(kid)はとても若い。しかしながら彼は今、野球界で最高の選手の一人なんだ。この男はルーキーなのにもうオールスターに選出されたんだ。僕は信じているんだけど、いや断じて適当なこといってる言ってるわけじゃないよ。彼は近い将来、新人王を獲得することになるでしょう。言うまでもなく彼は驚異的な活躍を見せ、我々は、ルーキーイヤーにも関わらず彼が選出されたオールスターゲームのホームランダービーの大舞台で、彼が何をしたかを目撃しました。
(訳者注:ホームランダービー決勝でナショナルズのフアン・ソトに19-18で惜敗、史上最年少優勝を逃す)
そして彼は20/20を一年目のルーキーイヤーで達成したのです。僕はフリオ・ロドリゲスの超、超絶、スーパー大ファン。そして彼はこの先偉業をを達成すると思う。今年の30/30は無理かもしれないけど。近い将来の30/30、40/40を想像できないとしたらちょっとクレイジーだよ。数年後の30/30は確実でしょう。


最後にもう一つ。僕が毎日ここ日本で続けているこのコーナー、僕は今3×3フィートの小さな場所にいるから彼がどうやってここに収まるかわかんないけどとりあえずやってみようJapanese word of the day
Hi マサwwwwwwwwww welcome in buddy.
うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwww
What is today's Japanese word of the day?

三冠王 さんかんおう

サンカンオウ Triple Crown Wow いいねこれ好き。
ヤキュウ/baseball サンシン/strikeout うーん難しいね。ダイダ/pinch hitter カンゼンジア(イ)/Perfect game うん、よく出来てる気がする。ハジマルヨ/let's go 新しいのもあるよ、ゴキゲンヨウ/See you next time

なかなか悪くないでしょ?もっともっと、まだまだ勉強するよ。
今日も聞いてくれてありがとう。羽田空港の3×3フィートの電話ブースからでとてもユニークなエピソードになったね。
みんなが僕と一緒にこの冒険を旅してくれていると信じています。僕は日本にいて日本の野球文化に飛び込んでたくさんのことを学んでいます。日本の人たちは信じられないほど素晴らしい人たちばかりで、この旅は一生に一度の旅になると僕は思っています。

(SNSなどをフォローしてね、といつものお知らせを読んだ後)

じゃ次の配信までまた!ゴキゲンヨウ〜!See you next time

PEACE


最後の部分眠くてだいぶ端折りましたが(現在午前2時半)きょうもお読みいただきありがとうございます。わたしのこの作業ものこすところ4-5本となりました。最新でイチローの話が出てくるぽいのでそこまでは続けたいなと思っています。

今日もコーヒーごちそうさまでした!
おやすみなさい!



頂戴したサポートは拙宅のイヌ(100lbs/45kg)のおやつ/アイスクリーム代になります。サポートをくださったかたのお名前(アカウント名)をアイス画像投稿時に記載することを考えております(メッセージ欄にご希望等書いてください) どうもありがとうございます!