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大谷翔平大好きニキこと、ベン・バーランダー氏のPodcast、「Flippin' Bats」の日本編を翻訳しました Day1


ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を愛してやまないFOXスポーツのMLBアナリストであり、ポッドキャスト「Flippin' Bats」のホストでもあるベン・バーランダー (https://twitter.com/BenVerlander) が大谷が生まれ育ち、彼の野球人生を育てた日本と、その野球文化を学ぶために満を持して来訪。わたしは彼をあまりよく知らなかったのですが (ごめん) 日本の野球ファンに非常に人気だということをフォロワー氏から教えていただいたので、彼の日本レポ一日目をざっくり翻訳してみたいと思います。そのフォロワー氏のためだけにw

*前回やったタイム誌の大谷記事翻訳に比べると相当に適当です。
雰囲気で読んで適当に読み飛ばしてください。
大谷翔平 Is What Baseball Needs @TIME を日本語化しました。 https://333moses.com/2022/04/28/0428/
*英語警察及びプロの皆さん、どうかお目溢しを


What's up everybody? 今日のflippin batsは日本からの中継!

僕は今、日本の美しい横浜スタジアムにいて、今夜は横浜ベイスターズが広島カープと対戦します。

では本題。なんで僕が今、日本にいるのかその理由を説明します!
僕の日本ツアーは一年がかりでようやく実現したんだ。僕はFOXスポーツで一年半前から働きはじめてすぐ、大好きな大谷翔平と、その大谷の愛すべき野球への姿勢、この二つが自分の中で大きな意味を成すようになったんだ。Hey Ohtani コーナーを担当することなって、そして、大谷を応援する僕を見たいということで日本人ファンも増えた。

遂に今日、自分が抱いていた最大のビジョンが現実のものとなったんだ。

(*訳者注:ここからは本当に興奮して喋っているのがよくわかるので、できるだけその興奮が伝わるように書いています)

僕、今ね、日本の野球場からこのエピソードを話してるんだよ。いや、この瞬間がどれほどにcoolなことなのか落ち着いて考えないと。でもさ、こうやって一年間レポートを続けてきて、日本の野球文化に支持されたこと、日本のファンが増えたこととか、もうとにかく、とにかく感動してる。だから日本に行かなきゃ、行く必要があると確信したんだ。一年前にね、ホントに。
で、今、一年経ってこうして、ここに座ってしゃべってるってわけ。
ここまでの道のりは本当に最高だった。超cool。

僕が何がしたいのかっていうと、今からはじまる僕の日本ツアーをみんなと一緒に歩んでいくこと。今まさに今日が日本での初日で、1週間以上滞在する予定。絶対に確実に超おもしろくなるはず。 これから起こること全部みんなと一緒に体験していきたいと思ってる。 



すべては今日まだはじまったばっかりなんだ。木曜日(18日) 午前1時LAから東京に飛ぶ便があって、12時間ほどのフライト。東京に着いたのは金曜日(19日)の午前4時だった。日付変更線を超えるフライトはまぁヤバいんだけど、何個か理由があってマジでcoolだったのね。

まずね、時差ボケ対策、体を日本時間に慣らそうと思って寝ようとしたんだけど、全然ダメ。1時間くらいしか寝れなかった。でも、そのおかげで、SNSを見たりDMをチェックしたりすることができたんだけどさ。会いたいとかそういうDMがみんなから超いっぱい来てて、2-3時間かけて返信したけど、全然!返信できたのはほんの一握りだけ!!全部は返信できなかった。でもこれって落ち着いて考えるとすごくない?
そんなこんなで結局眠れないまま、東京に到着したのは朝の4時半。

で!この日本ツアーの何がすごいって、今、日本には観光客が入国できないんだよね!だから、僕の日本ツアーができるのは本当に特別なことで、さっきも言ったように、みんなをこの旅に連れ出したいし、僕が経験することをみんなも一緒に体験してほしいの。

(*訳者注:なんか勘違いしてると思うんだけど、観光客が入れないんじゃなくて自由行動ができるフリーのツアーが不可で、観光自体は入れます為念)

飛行機を降りて最初は新型コロナウイルス水際対策の書類チェック場所まで2マイル(約3km)歩かされるという体験。その後また同じ道を2マイル歩いて税関(入国審査)まで戻るの。

税関って別に何も隠してなくてもなんかドキドキするじゃん?
ところが!
プロデューサーがビーフジャーキー持ってたの!
プロデューサーのせいでこのツアー台無しになるところだったの!
その税関でビーフジャーキーが捨てられたのか、誰か食べちゃったのかわからないけど、とにかく、彼はジャーキー密輸を試みたけどできませんでした!
でもまぁ結局はうまく税関を通過できた。 あまり時間はかからなかったよ。

(訳者注:ビーフジャーキーは日本への持ち込み禁制品に指定されております。お土産の定番なんだけどね)

その後空港からホテルまでは基本的に直行なんだけど、一歩空港の外に出たら、全て、何もかもすべて衝撃的。ホーム感ゼロ。似てるものもないの。完全アウエー。実際僕は今まであちこちを旅してきたよ。ヨーロッパとかね。何が違うかわかる??超カルチャーショックで、だけど最高なの。

まずちょっと説明させて。旅行行って飛行機降りてさ、それが例えばアムステルダムだろうがアイルランドだろうが今まで僕がいったとこならどこでもいいんだけどさ、みんなちょっと違う言葉話してるかもしれないけど、みんな同じアルファベットつかってるじゃん?それって僕はよく知ってるから、いくつか組み合わせて、どの単語が何なのか英語の意味はなにかなーなんて見ることができるよね。あとヨーロッパの人は若干言葉違っても英語話す人が大多数でしょ。

飛行機を降りて、それから何だと思う? ほとんどの人が英語を話していない!漢字・ひらがな・カタカナの文字が混じってて、僕今Duolingo(デュオリンゴ/語学学習アプリ)で日本語勉強してる真っ最中なんだけど、全然読み方がわからない。 超カルチャーショック!

でね、速攻翔平のことを思い出したのよ。だって彼は今日の僕と同じカルチャーショックを経験したと思うの彼は若くて、20代前半でアメリカに来た。ぜんぜん馴染みのない国。何も読めず、誰とも話すことができない。
ラッキーなことに僕は今、伝説の通訳マサと一緒。マサはこの旅で絶対にさらなるレジェンドとなる人物。僕、彼なしではどうしたらいいのかわからない。同じようにイッペイ(水原一平)がなかったら翔平はどうなっていたか。

僕が体験したカルチャーショックは翔平が体験したのと同じで本物なわけ!


このあとは当然ホテルに向かったよね。それからラーメン食べに行ったの。

SOURCE:https://www.foxsports.com/stories/mlb/exploring-shohei-ohtanis-roots-ben-verlanders-japan-diary-day-1


僕は今この横浜スタジアム、横浜から、ラーメンのスープまみれでお届けしていることに誇りをもっています 笑 ねぇ日本でラーメン食べたことある?あるの?ラーメンのスープがズボンにはねちゃったことある?ない?それはラーメン食べたことあるとは言えない。ズボンがスープまみれにならないラーメン体験は「NO」だ。僕は実際に経験しましたが 笑 冗談抜き、マジで今までで一番おいしいラーメンだった。あんなのなかなか食べれない。

そのあと。30分くらい電車に乗ってでここに着いたんだ。本当に何もかも信じられない体験ばかりだよ。



さて、なぜ僕がここにいるのか説明させて。なぜ僕はここにいる?なぜ日本に来ようと思った?どうしてロサンゼルスから来た?

今更説明する必要もないかもだけど、みんなご存知の通り、僕は大谷翔平の超大ファン。大谷が日本にいるときからずっとファンなんだ。僕は大学時代野球をやってて二刀流選手だった。もっとも、彼ほどうまくはいきませんでした。彼を知り、彼の二刀流に感動し、そして魅了されたんだ。
(*筆者注:ベンは一応ドラフト17位で指名され、プロへの道へ進んでいます)

だから僕は日本に来る必要があった。日本に来て日本の野球文化を体験し、野球と日本についてもっと深く知るために来る必要があったってわけ。大谷翔平のすべてが始まった場所に行く。岩手、札幌、今は横浜にいて、東京にも行く。あちこあちいくんだ。そしてみんなをそこに連れて行くこと。それが僕の目標。できるだけ日本の文化を学び、みんなと一緒に、その文化の一部になった気分を味わうこと。最初に言ったけど、今観光客は入国できない。でも僕は今、横浜の球場に座って、音楽が流れていて、僕のバックで選手がBPしてる、仕事でこんな事ができるのは超ヤバいってことを僕は一秒たりとも忘れてないよ。

(*訳者注: BP Live Batting Practice / 実戦形式の打撃練習で日本でのシート打撃に近い。)

2分前にリル・ジョン(ラッパー)の曲がかかった。最高にクール。思うに音楽はここの雰囲気の全てを担ってんだろうね。



僕はこの素晴らしい冒険に参加できることにとても感謝してる。 
しかし、僕にとってこのツアーの大きな部分を占めているのは、日本のファンたち。だから、日本で、できる限り多くの人に会うことを楽しみにしている。

東京、岩手、札幌と行く先々でミートアップをやる予定なんだけど、この先、YouTube、ポッドキャスト、Twitter、Instagramで発表するから、僕がなにをしているか見てて。本当にcoolなものになると思うんだ。 そして、もし君が日本にいないとしても、みんながこのイベントの一部であると感じられるように、僕はできる限りのことをするつもり。

(訳者注:ミートアップ、どれくらいの距離感のイベントかはわからないけどオフ会っすね)



てなわけで、毎日Flippin' BatsがポッドキャストにUPされます。ポッドキャストで聴いてもいいし YouTubeで観てもいい でも僕がこれから何を体験するのかわからない。日本に上陸して最初の6−8時間で経験したことは一生に一度のことだと思うよ。 これから8日間、9、10日間、日本で何を学ぶことになるのか想像もつかない。 でも、何をするにしても、毎日、どんなことでも経験し、学んでいくつもり。 

さっきも言ったけど、これから毎日ポッドキャストを配信するのがホントに楽しみ。 そして、このような旅をすることができて本当に光栄です。この機会をくれたFox Sportsに感謝します。そして聴いてくれている皆さんに感謝します。ありがとう。


今日は本当に素晴らしい一日でした。
何度も言ってるけど僕は今、横浜スタジアムにいます。私が今滞在している東京から電車で30分のところにあります。自分がどんな体験を期待していたのか分かりませんが、僕が今日が体験し、得たこと、そして今ここにいることは、 期待してたけどそれを圧倒的に上回ってた。

今ようやく横浜スタジアム全体を見渡してみたけど、大きくポカーンと口が開いちゃうくらい美しい。 僕が今まで見たどの野球場とも違うし似てない。 今、You Tube版を見ている人は僕の後ろを見ればわかるけど、Podcast聞いている人向けに説明するね。 基本的に真上に向かって建ってて、何列かわかんないんだけど…そうだな50列くらいかな。エベレストに登ってるの?みたいな感じ。ホームベースの真上に客席がそびえ立ってるような感じ。コンコースに向かって奥に進んでいくような球場とはちょっと違うかな。球場の中のトンネルを抜けて外を見た僕は驚いたよ。 
何度も度肝を抜かれたしこの先もそうだと思う。

SOURCE https://youtu.be/KmYZvflHjuE


(訳者注: Wikipediaによるとハマスタは二塁ベース後方を中心として真円形に作られたフィールドなど、アメリカで1960年代から1970年代にかけて流行したアメフト兼用球場の影響が見てとれる、そうでアメリカにも似た球場あると思います。とか。バックネット裏が急で外野側に席が少ないのがめずらしいのかな)


ここからはアメリカMLBの最新ニュース解説 大谷が関係ないので内容だけ抜粋。

-アルバート・プホルスが690本塁打に迫っている。オールスターブレイク以降、打率4.15、5本塁打、15RBI(打点)を記録している。この間、45打席に立ち、全選手の中でRBI数でリーグトップとなっている。

(元ヤンキースのアレックス・ロドリゲスの696本まであと6本。ベンは数週間前までおそらくキャリア最終年になるであろう彼が700本塁打を達成するのは無理だと思っていたが、オールスター後の数字を見て考えを改めたと解説してる)


`次はみなさんをさほど驚かせないであろう情報、大谷翔平です。

彼はここ2試合、9打数7安打、ホームラン1本、3塁打2本、4RBI(打点)と大活躍。9打数7安打。9打数7安打ですよ? 彼が今すぐアメリカンリーグのMVPレースに参加するわけではありませんがが、皆さんもご存知の通り彼はMVPに近づいています。
この件に関して僕は何度でも何度でも皆さんに解説することができます。

アーロン・ジャッジに(ヤンキース 参考記事)投票することを非難する人がいると思いますか?NO、絶対にありえません。翔平は彼に匹敵するでしょう。今年は、確実に、そう思います。
投手としての大谷翔平はほぼすべてのカテゴリーでトップ5、打者ではトップ10にランク、ほとんどの部門でもランクされています。繰り返しますが、彼は2つの顔を持ち、打者としてトップ10、投手としてトップ5に入っています。僕は、そんな彼が満場一致でMVPに輝いた昨年よりも調子が上向いていると主張したいのでしょうか、いいえ、そうではありませんが今現在の平均値は去年を上回ります。でも。平均がすべてではありません。しかしながら彼の叩き出す力強い数字はこれからもヒットを重ねていく可能性を秘め、彼は投手としても想像しうる限りのあらゆる手段で成長を模索してきました。そして彼はサイヤング級の選手へと成長しました。彼は、今年のサイヤング賞を獲得すると自分自身に誓っているのでしょうか。おそらく違います。しかし彼は、既に、獲得レースに参加しているのです。

我々が大谷翔平の前回の登板で目撃したことは、なぜ今年の彼がこれほど好調かということの理由になり得ます。
彼は前回の登板で球速97マイル(156キロ)ツーシームのような深く沈むシンカーを投げ、フライとして打ち取っていました。彼はこの2試合、ピッチャーとして新しい球種を投げ、打席では9打席7安打と、またしても大活躍を遂げるのです。大谷の想像を絶する投球はこのコーナーでまたすぐに紹介することになるでしょう。


もう一度アメリカMLBの最新ニュース解説 内容だけ抜粋

-メッツはトッププロスペクト(若手有望株)のブレット・バティを招集。初打席で本塁打を放つ。ヤンキースはオズワルド・カブレラとエステバン・フロリアルを招集した。

(メッツは地区優勝の可能性があり、その大事な時期にプロスペクトを招集し、招集された選手はまた期待に応えて活躍をする。これはメッツのチーム環境が非常に良いものであることを意味するし、また、野球の将来にとっても非常に良いことである、とベンは解説)


僕が雄弁に語るニュースコーナはここで終わり。
今日のFlippin' Batsは日本からお届けしているわけだけど、毎日、あたらしい言葉を最後のコーナーで学ぼうと思うよ。ここに伝説の通訳マサがいるから教えてもらおう

How are you my friend? What's our Word of the Day? 

「やきゅう」「野球」

意味は何?ベースボール やきゅう OK。

Japanese word of the day is 野球/Yakyu

そんなわけで、ここ横浜スタジアムではもう少しで試合が始まるんだけど、我々は「やきゅう」を観るつもりだ。日本語ね、ベースボール。この番組では一日一個つづ新しい言葉を覚えていくけど、また使うだろうから忘れちゃダメだよ。みんな準備はいい?
今回のツアーは本当にcooolなんだ。 もし1年前、いや2年前か。まだFoxスポーツに入社していなかった僕に、もし誰かが「日本で野球の取材をする、野球というスポーツに於いてで最も好きな選手の一人であり、また親友の一人である彼の世界観に飛び込むよ」と言ってくれたなら嬉しかったと思う。 親友? だって大谷翔平は僕ののInstagramをフォローしてくれていて、僕も彼をフォローしているので、それって僕たちもう公式に親友でしょ???信じていいかわかんないけど。

ここ日本に僕たちはいる。 そして、これはかなりの冒険です。 でも僕たちはその冒険にでかけます。 全部、みんなと一緒に体験するんだ。
皆さん、準備はいいですか?

(全てのソーシャルメディアで僕の情報を確認してねというお知らせが読み上げられ)

明日も日本にいます!SEE YOU ON NEXT TIME !



というわけで明日も日本語訳やります。明日は東京ドーム編全25分です
おつきあいありがとうございました。

参考

EXPLORING SHOHEI OHTANI'S ROOTS: BEN VERLANDER'S JAPAN DIARY, DAY 1
https://www.foxsports.com/stories/mlb/exploring-shohei-ohtanis-roots-ben-verlanders-japan-diary-day-1

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なかむら まこ
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