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優越コンプレックスおばさん

50代女性は劣等感で溢れてる?

50前後の女性に多い「昔話」と「自慢話」。若い頃に贅沢な世界を経験した、または周りにあったバブリーな世界を、30年たった今でも昨日のことのように頭から離れず引きずって生きている女は多い。

優等と劣等がはっきりしていた時代を駆け抜けただけに、この感覚が身に染みついてしまっている。この優越コンプレックスであるという事に気付き、他人からの評価は他人の問題であり、実は自分には関係ないという事に気づけた人は“自分らしい50代”という美しい大人の女性を楽しむことができる。優越ばかりに拘り、嘘をついたり自慢話ばかりしているようじゃ、単なる50のおばさんです。

自慢とは他人の優劣ジャッジを求めること

自慢とは「私は誰かと比べてこんなにも優れている」という事をわざわざ誰かに聞いてもらい認めてもらうという醜い行為です。優れているかどうかは他人が勝手に判断する事であって、自ら優越するために嘘までついて自慢をする必要はないのです。また、他人のジャッジは他人が私を勝手に評価しているだけであって、自分の評価は自分でするべきなのです。

自慢話や作り話をしてその場ではスッキリしても、一人になったら虚しくて寂しくて。ぽっかり空いた穴を埋めるかのように誰かに構って欲しくて、また嘘をついたり大きな事を言ったり。その繰り返しではどんどん卑屈になってしまいます。卑屈さはどんなに自慢話をしても見窄らしく見えてしまうものです。

「私は優れてます」と言ったところであなたを慕って興味を持ってくれる人は正直いません。それよりも「私は普通です」っていう人の方が「この人は正直だ」と興味を持ってもらえるでしょう。

自慢話は劣等感を持地、認めてもらいたい、構って欲しい人がする事。子供が親の目を自分に向けたくて悪戯をするのと同じです。子供なら可愛いですが、50のおばさんじゃ可愛いってお世辞でも言えない。

歳を重ねるほど素朴が美しく、また誰からも愛される秘訣だと思います。

素朴な事、飾らない事、普通な事、劣る部分も持っている事、それらを全て自分らしさとして認めて生きれると残りの人生はもっと楽しめるかも。

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