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今年も奴らの季節がやってきた

 こんばんはマジュフォンです。3月に入り忘れていた奴らがついに侵攻を開始してきました。圧倒的な繁殖力と成長力、物量でもって我々人類を脅かす難敵です。地面からにょきにょき生えてきおって!そうタケノコです。今年もマジュフォンVSタケノコ戦争は勃発してしまったのです。


そもそもなぜタケノコなのか?

 話は先々代に遡ります。それが私の祖父なんですが、婿養子で福岡の南の方からやってきて会社員を勤めたあとは古本屋をやっていました。しかしそれだけでは飽き足らず裏の山の土地を購入。せっせとタケノコを掘り出してしまったのです(謎)。以来、祖父、親父、私と3代続けてタケノコを掘る羽目になっています。というか母と姉を含め家族は全員投入しています、女性だから免除とかはないです。今日も病院に行った後仕事して、タケノコ山でハッスルです。さすがに事故後で弱っているので早めに帰りましたが。


本日の収穫

 写真の通り愛用の鍬と竹切り用のノコギリの横に写っているので全てです。去年と比べて明らかに不作であり、大きさも小さいのばかりです。親父が明後日から入院していないので少しでも減らしておかないと・・・。小ぶりなのばかりですが11本ほど収穫できました。まあ大きいものより小さいものの方が美味しいと言われていますが、小さいので皮をむくとほとんど食べるところがないです(かなしみ)。
 あとはどうしてもこの時期しか山に来ないので見事に荒れています!竹が倒れてたり、柵が崩壊してたりします。竹の葉が地面にいっぱい落ちてるので掘りやすいように掃除したりやることはたくさんあります。掘れる所まで土地の状態を整えるのが大変なのです。姉と二人で小一時間やっただけでギブアップしました、くそう体調さえ回復していれば・・・。
 邪魔な竹、枯れた竹、密集しすぎた竹などをノコギリで15-20本ばかし切り倒しました。ちゃんとやっておかないと隣の敷地の家に倒れかかって苦情がきます。ただでさえ低下している握力が更に持って行かれます。成長した竹は4階建てのビルほどの高さがあり、切り倒すのが非常に大変です。切り倒して適当な長さで数等分してから処理します。流しそうめんで竹が必要な場合は是非一度ご相談ください、無料で切って持って行って大丈夫ですから笑


タケノコの使い道

 主に自家用。豊作時は処理できなくなるので知り合いに配りまくる。例年だと古書の市場に持って行って同業者に配っていました。あく抜きをしてから食べることをオススメします。うちのは土つきの新鮮なタケノコです!
 主にこういうタケノコ外交をするので役に立っています。ただ掘るのが大変なので汗水垂らして働く必要があります(比喩ではなく本当に冬でも汗をかくくらい暑い)。
 我こそは木こり志望!とか竹に両親を殺された個人的な恨みがあるという方は是非うちで竹の伐採をしてみませんか?随時募集しておりますので、ご遠慮なくお申し出ください。昔は小学校の同級生とかを招集かけて堀りに行ってたんですが、最近は人手不足に喘いでおります。


おわり

 竹取物語が大好きでしょうがない皆様には悲報となりますが、特にうちの山で光る竹は見つかっておりません。竹を切ってもかわいらしい女の子はでてきませんのでご了承ください。あの話はよく考えると翁の手元が狂っていたらかぐや姫惨殺物語になっているので恐ろしいですよね。それでは今日はこの辺で、ごきげんよう!

#竹 #竹林 #タケノコ #竹取物語  

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マジュフォン
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