ダグ&キリルとかいう刑事モノアニメが面白すぎる
みなさんこんばんは、マジュフォンです。やっぱりアニメは最高だぜってお話なんですが、最近見た作品で特におススメのダグ&キリルについての感想を語ります。私は欧米ドラマの犯罪捜査ものが結構好きなんですが、ノリ的にはそれに近いかなあ。まさかアニメでこういうの見れるとは思ってなかったです。それでは早速ネタバレしながら語りたいと思います。
あらすじ
舞台は都市国家リスヴァレッタ。2つの太陽が昇る世界で人々は致死率の高い危険な薬物「アンセム」による事件に怯えていた。SEVEN-O特殊犯捜査係と呼ばれる「アンセム」を専門に取り締まる捜査機関が、二人一組のバディで行動する捜査体制「ダブルデッカーシステム」を敷き、その対応に当たっていた。経験豊富な捜査員ダグ・ビリンガムと、実力未知数の捜査員キリル・ヴルーベリ。掴みどころのないベテラン刑事とやる気だけが空回りする新米刑事の凸凹コンビの活躍するお話。
みどころはキリルとダグのコンビ
とにかく空回りするキリルとからかっていくダグのコンビが面白い!主人公のキリルは制服警官なんですが、ヒーローになる夢をもっています。ある日、依頼された猫を探して工場で昼寝をしていると人質たてこもり事件が発生します。そこでSEVEN-Oのダグと出会い、ヒーローになるチャンスだとそそのかされます。
なんとか犯人の気をそらせてくれといわれ全裸で犯人の気を引くキリルに笑いが止まらないです。結果的に無事に犯人を捕まえられて、SEVEN-Oに栄転かと思いきや、即刻クビ通知!どうやら上司のトラヴィス(バカ)の勘違いだったらしいと発覚するものの、キリルもバカなので上司が頭を下げるのは自分に課せられたヒーローになる為の試練だと勘違いしてます。
一週間で手柄を立てたらクビは撤回と約束されたので、キリルは張り切っていきますが空回りばかり。ダグも励ますというよりずれた受け答えでおちょくってるようにしか見えないです(笑)。あとOPにもでてくるバンブーマンとかいう歯が宝石のキモイ敵が存在感強すぎです!
なんだかんだ色々あって結局トラヴィスからなんか大丈夫だったと言われてそのままSEVEN-Oに残ります(酷い)。
脇を固めるキャラクターも面白い
他にも死んだと思っていたダグの元相棒のデリックは普通に生きてたし、ナレーションのテンションも高くて面白いです。そして台詞がほとんどP音のピンクはほんとにアメリカ人っぽいし(下品な意味で)、キリルと同じくルーキーのケイは真面目で融通が利かないと、こっちも凸凹コンビ。
敵組織エスペランサのボスのザベルの豹変の演技もすごかった!フラグ回収合戦だった5話は是非ご覧ください!そして6話の警察24時がすごい面白いのでおすすめです!酔っ払い男といい、再現率と笑いが半端ない(笑)。キリルがずっと探していた姉のミラ(ヴァレリー)は実は男だったりとしっちゃかめっちゃかです。
ギャグから一転シリアス
7話はデリックじゃないほうの本当に死んだダグの相棒の話です。めちゃくちゃ良い話なので今までとは違う意味でおすすめです!。
8話はマックス回。ファンキーなルックスのマックスの隠された過去がわかります。リアルにマックスみたいなヤクの売人みたいな女性が近くにいたら怖くて逃げる(笑)
9話でダグが敵に捕まるんですが、助けに行くキリル。使ってる空飛ぶ装置がそのまんまタイバニのスカイハイなんだよなあ・・・(笑)。そしてキリルが捕まった時はスルーしたダグひどいw
だんだんと話が見えてくる
10話で病院がエスペランサと繋がってるのがわかりますが、この組織色んなとこに根付いててやばいなって感じです。末期患者にアンセム使わせてデータ集めって・・・。
そして恐怖の11話!今までの常識が覆されます!キリルは実は異星人で、アップル博士は人質になり、助ける過程でユリ(ロボットでマックスの相棒)は爆散し(涙)、ザベルはぶっ殺されて、黒幕のB(バンブーマン)が実は軍部の長官だったとは・・・!?もうこのシナリオ考えた人すごいなって感じです!
12話でユリを失ったマックスは傷心のあまり辞表提出。当たり前だけど空気重いよね。なんだかんだでエスペランサは壊滅、長官が真の悪役で倒すべき敵だったのです!(キリルは知らずに軍部に転属)
死んだと思ったザベルが生きてたり、情報屋のモーガンや大家のバアサンまでキリル救出に協力するのですが、いよいよクライマックスですね。デリックが退職金で買ったバーのバスも借り出されることに(かわいそう)。
最終話の色々と詰まったラスト
最終話のこの基地は爆破されるのだ・・・ってバイオハザードとかメタルギアソリッド3の最後と同じ展開ですよねー、熱い!クーパーに薬を打てば勝てるんだけどダグは撃たれたし、ヴァレリーは捕まってるし打つ手なし。と思いきやヴァレリーが最後にかましてくれました!しかしクーパーは特製アンセムで回復!色がきもくなります。
だがなんとそれも実は罠だったんだよーん!というどんでん返し、ついていけない(笑)。映画でテンプレの基地が崩壊しながらの脱出劇、そして救助に来るユリ!?(死んだはずじゃ?)ダグが瓦礫に挟まるも無事脱出(ひやっとしました。)
長官死んでなかったけど、止めを刺しに来るザベル。やっぱそうなりますよねー。ユリが生きてた理由がトラヴィスのコンクリートにひびが入るレベルの土下座で明らかに(こいつ石頭だしクズすぎるw)。
ふーこれでやれやれ終わりかなと思っていたら最後の、「奴(B)は144人の中でも最弱」とかいう恐ろしいコメントが・・・!?ナレーションも多すぎである!っていいますよ、そりゃあ。そしてto be continued?
おわり
いやもう、何だこのアニメぶっとびすぎでしょという感想しかありません。おかしいなあ、最初は刑事モノアニメを見ていたはずなんだが・・・。思ってたラストと全然違うんですけど、まあ面白かったです(笑)。皆さんも是非、ご覧になってください。それではまた今度お会いしましょう。
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