上手くいかないときの思考法
人生長いもので何か物事が上手くいかないときというのは必ずあるものだ。そんなときは本当に嫌な気持ちにもなるし、気分は落ち込むし、やる気は出ないし、物や人に当たりたくなる。どうしても冷静さを失うことが多いがそんなときに必要な考え方をいくつか考えてみた。まあこれは自分への戒めでもある記事である。
きちんと努力をしているか
基本的なことだがそもそも具体的な努力をしているかどうかがまず大事だ。何もしていないのに物事が上手くいくわけがないのだ。ここで確認すべき事はまず努力しているかどうかということと、それが適切な分量かどうかということだ。少なすぎてもいけないし多すぎればオーバーワークだ。過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。
努力の方向性は合っているか
目的や目標に対して正しい方向に努力しているかどうかを確認すること。試験ならば試験範囲以外の分野をいくら勉強しても無駄である。野球で打てるようになりたいのに打撃練習をせずにバント練習や守備練習ばかりしていても意味がないのと同じ事である。
基本的な仕組みやルールを理解しているか
これも受験ならば必要な科目や合格点のライン、スポーツなどの勝負事ならば基本的なルールを正しく理解しているかどうかを確認すること。どこかで曖昧な部分があればそこが隙となる。よく理解しないまま行けば思いも寄らない痛手を受けることもある。
必要以上に自分を追い込みすぎていないか
メンタル的な話だが、過度な自分への追い込みや肩に力が入っていないか。適度なプレッシャーは問題ないが力みすぎれば本来の実力は発揮できない。怒りや焦りといった負の感情が強すぎればセルフコントロールを失っている恐れがある。いかに気持ちを切り替えていけるかが重要だ。(難しいけど)
何が悪いと言うより間が悪いだけではないか
考えつく限りのベストを尽くしたがそれでも失敗した・負けてしまった。そういう事態も起こりうるのが人生である。失敗から反省点を学ぶことも大切だが、気にしなくて良い失敗というのも時にはある。
例えば受験日に大雪が降って受験会場にたどり着けなかった、突然大事なときに風邪を引いてしまった、偶然車が突っ込んできて怪我をしてしまい試合に出られなかった等はどうしようもないだろう。自分自身はコントロールできても他人や病気・天気・災害などはコントロールしようがない。自分の責任ではないことを必要以上に背負い込む必要もないのだ。
おわり
まずはきちんと努力しようという話だが、それでも上手くいかないときは往々にしてあるので今までの経験からいくつかプラスしてみた。個人的に受験の失敗は今思うと努力の方向性がまちがっていたのとルールや仕組みを理解していなかったことが大きいと感じる。
基本的に努力は報われるというものだと思っているがたまにどうしようもない行き止まりにあたることもある。いわゆるついてないときは何をしてもついてないので諦めが肝心である。そう思えば比較的楽に過ごせるのではないだろうか。
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