ガールズ&パンツァー最終章第二話感想
人気作品であるガルパン最終章第二話を見て来た。ガンガンネタバレするのでまだ見ていない人はゴーホームをオススメする。
第一話が結構前だったので話を忘れていたが軽く前回のざっくりとした振り返り説明が入っていたので個人的には助かった。そうそう、先輩の大学進学で箔をつけるために出場したBC学園とのトーナメント1回戦の話だった。思い出したぞ、相手チームは内部生と外部生で表面上とても仲が悪いという話だったが実はそれは相手の策で本当は上手く統率がとれたチームだったのだ!
BC学園の策にはまり先手をとられた
夏の王者大洗女子に対してやはりどこも奇策を用意してくるものだろう。だがそれでも一向に動じない西住みほはさすがというほかない、冷徹なコマンダーだ。当初の目論見が外れようともすぐに次の作戦を考えて実行してくる。みほの采配は恐るべきものがあるし、相手校を確実に追い詰めていく。
それにしてもBC学園のメンバーは強豪校相手の試合中にケーキを食べたりくつろぎすぎではなかろうか。まあ基本的に女子しかでてこないガルパンではよくある描写だろうが、部下の小隊が周囲を警戒している中でリーダー小隊はくつろいでいる。ただ仲間割れに対して、BCのリーダーの体を張った生身の仲裁はすごかった。「あなた糖分が足りていないのではなくて?」は名言だ。危険なので良い子は絶対に真似をしてはいけない。
戦車視点のカメラワークが素晴らしい
ガルパンの良さは戦闘シーンの迫力と戦車の機動性、めまぐるしく変わる戦況、和むし面白い女子トークではないかと私は思う。その点がとても素晴らしいし人気作品なのも納得だ。今回はBC学園側の戦車の視点で戦闘中の描写が多く楽しめた。大洗女子に確実に追い込まれ味方が撃破されていくなかで、ついに決着が着くのだがやはり包囲をされている気分というのはよろしくない。そういった対戦相手の感じるプレッシャーや圧力を視聴者に訴えていくカメラワークはほんとにすごいと思う!感動したので是非体感してほしい。個人的には4DXを意識した作りではないかと思うので4DXで見るともっと楽しいかもしれない。コロナでやるならまた見たい。
突撃だけではない知波単学園
1回戦を無事突破した大洗女子。片や他の試合では知波単学園とコアラの森学園が1回戦で激突した。隊長がコアラというふざけた設定にはつい笑ってしまったし、描写はあまりなかったが知波単学園がそれを破ったのは王道的展開か。突撃ばかりの脳筋が多い知波単学園(個人的には面白いので好きなチーム)が確実に成長しているし、胸を借りるつもりで挑んでくるという描写は大洗女子がかつての弱小校ではなく名門校になりつつある証だろうか。
ジャングルという戦場と知波単学園の様々な突撃攻撃(足踏み突撃やサヨナラ突撃)に苦戦し、1両また1両とやられていく大洗女子。良いところで2話が終わってしまったので続きが気になるが今回はここまでだ。次回果たしてどういった結末になるのだろうか、長期戦の苦しい戦いが予想されるが果たして・・・。
おわり
砲弾が戦車の装甲にはじかれた時のゴイン!とかガイン!とかいう音が好きでたまらない。昔からドンパチしている洋画とかを見ていたせいか戦争ものは大好きになってしまったし(純粋な恋愛映画は退屈で寝そうになる)、戦車道という戦争とスポーツの架け橋のようなジャンルの確立はとても面白いものだと思う。さまざまな戦術を駆使して勝利を目指すのはスポーツだが、正々堂々といったきれい事だけではない卑怯な作戦は戦争に近いものだろう。フラッグ戦という要素もより作戦立案に関わってくるのでガルパンはもっと我々を楽しませてくれるに違いない。ちなみに私は第二次世界大戦モノは好きだしドイツの戦車がかっこいいので黒森峰派である。
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