見出し画像

野球との出会い その2

どうもこんばんわ、マジュフォンです。前回の記事でついキャプテンへの愛を語りまくってしまいました。それで今回はキャプテンに出会った後実際どうだったの?という話をしたいと思います。

前回の記事はこちら


野球クラブに入れなかった小学校時代

うちの小学校には放課後にクラブ活動があって、うちの小学校だけでなくよその小学校の子もいました。特に強かったのがサッカー部で全国大会常連のチームで、部員数も100人近くいました。同級生も4~5人はサッカー部の子がいて、全国大会で遠征するときは公休扱いで学校を休んでいましたね。

次に野球部もそこそこ強いらしく、部員数がやはり50人以上はいて、初心者の私が入ってすぐにレギュラーをとるのは厳しい状況でした。キャプテンを読んで野球をやりたいくせに、いざグラウンドで野球部の練習を見るとびびってました、チキン野郎です。

そんなときにクラス替えで友達になった子からお前、ソフトボールに興味ないか?と誘われました。友達曰く、野球みたいなもんで人数も少ないから今すぐレギュラーで試合にでられるぞとのこと。これは渡りに船だと思い即決で入部届を出して参加しました。


入部してすぐ試合に出られると思っていた

ところがどっこい、そんな甘い話はありませんでした。私と同時期に入部した同級生2人とよく誰が一番早く試合に出るか競い合っていましたが、そもそも普通の練習すらさせてもらえなかったです。

最初はグローブなしの素手キャッチボールでした。ひたすらベチベチいって手が痛くてしょうがない。グローブを使いたいのに基本はキャッチボールと言われしばらく素手で投げ合いです。

自分を誘ってくれた友達は歴も長いので離れた場所で普通に練習しているのに、入部したての自分たちはよくわからない練習ばかりでイライラですよ。

最初はランニングとキャッチボールくらいであとはひたすら先輩たちの練習の手伝いやボール拾い。先輩達の試合をベンチから応援するだけです。声が小さいとよく監督から怒られた記憶しかないです。そんなんじゃ試合にだせんぞと。

主に最初の1~2ヶ月は先輩のやっている練習や試合を見ることに費やした感じでした。監督の狙いがよくわからない自分たちは早く自分でやってみたいとウズウズしていましたね。


実際に見るのとやるのとでは大違い

しばらくすると、お前も打ってみるかとバッティング練習を許可されました。そう皆大好きフリーバッティングです!ソフトボールは野球と違いボールが大きいので当てやすいと思っていた自分でしたがそんな単純ではありません。

そもそもマウンドとホームとの間が野球より短く、下手投げのストレートでも体感だとものすごく速く感じるのです。当然振り遅れたり、当たってもファールが続きます。いつも先輩達がやっていたように簡単にできるとおもっていたことが間違いだったと気づきます。

それからはできるようになるまでひたすら練習です。たまに試合に出してもらっても全然打てなくて、個人練習で素振りしたり、バッティングセンターに通ったり夢中でがむしゃらにやっていました。

なんとかバッティングが形になるまでに半年以上かかった記憶があります。守備や走塁はへたくそだったのでまだまだ酷いレベルでした。


少しずつだが上達すると楽しい

練習でちょっと良い当たりがでるようになった。試合でバットにボールが当たるようになった。ストライクとボールが見極められるようになった。そんなちょっとした成功体験がものすごく嬉しくて、大喜びしていました。

嬉しくなってもっと良い当たりが打ちたくなる→更に練習する→もっと打てるようになるという好循環が生まれるようになってソフトボールが楽しくなりました。そうこうするうちに1年くらいで公式戦でホームランが打てるようになっていました。私のチームは人数も少なく同級生でホームランが打てたのは3人くらいだったのでだいぶ自信が持てるようになりました。

一時期は4番を任されるまでになりました。ただ当時の自分はイチローに強く憧れており、本当は1番バッターになりたかったのです。しかし足の遅い私は最高でも4番までしか打順を上げられませんでした、悲しみ。

公式戦で色んな小学校のチームと対戦するのは楽しかったですし、自分が活躍すればなお楽しかったです。1-3で負けていた試合で終盤に2死満塁のチャンスで逆転満塁ホームランを打ったときの興奮と感覚は30才になった今でも忘れられない良き想い出です。


おわり

さて、結局お前野球やってないじゃないか!と言われてしまいますが、その通り私は公式で野球をやったことはありません!その後中高と帰宅部になる私にとっては小学校のクラブチームが唯一のスポーツクラブの想い出です。3年間ほどやりましたが、なんだかんだでいろいろなことを学べました。今ではソフトボールに大変感謝しています。

この前市長選の投票に久々に母校の小学校に行ったのですが、グラウンドでは相変わらず少年チームが楽しそうにボールを追いかけていました。あの姿を見ると当時の自分を思い出すし、監督に挨拶くらいいっとくか的なことを考えてしまいます(まだやってるかは知りませんが)。

夢中で白球を追いかけた日々の気持ちを忘れないようにこれからも生きていきたいなと思います。それでは皆さんごきげんよう!

#野球 #ソフトボール #少年時代の想い出 #本当は野球をしたかったけど後悔はしていない

いいなと思ったら応援しよう!

マジュフォン
スキ、フォロー、シェア、サポート等をされた方はあとでこっそり見回りしてます。ありがとうございます!頂いた寄付は書籍代とじゃがりこ代になります。