無料キャンプ場が怖い話
いえ、「怖い話」だからって、怪談とか幽霊話ではないのよ💦
人っ子ひとり居ない山や森の中で、ポツンと独り寝する時の心細さが凄いよ! ……っていう話ね🐹Σ
いたち、ソロキャンする時は無料キャンプ場を使う事が多いのよ。
ずっと都会に住んでる人には分からないと思うけど、田舎のほうは自治体やダム会社なんかが所有してる無料のキャンプ場が結構あってね。ルールさえ守れば誰でも使えるようになってるの。
でも、これがまた当たり外れが大きいのよね。
そこらの有料キャンプ場よりも整備されてて快適な所もあれば、「キャンプ場」と銘打ってても水は出ないしトイレも壊れて使えない、草もボーボーで虫がワサワサな所もあるのよ😱
そんな感じだから、ビギナーさんは大人しくファミリー向けの有料キャンプ場を使った方が無難かな〜?💦
末尾に参考リンクを載せておくから、興味がある人は近場で行けそうな無料キャンプ場を探してみてね。
でね。いたち、実はそんな無料キャンプ場の中でも、わりとダメなほうのキャンプ場が嫌いじゃないのよ🐹✨
水道が出ないのが分かっていれば持参するし、トイレが使えないならコンビニで済ませたり、飲み物を控えたりして対応するよ。
ボーボーの雑草をむしって、テントが張れる場所を作ったりね⛺️
もちろん普通のキャンパーさんが敬遠するようなキャンプ場だから、いたち以外は誰も居ません。
たまーに、ツーリング旅行しているっぽいお兄さんがバイクで夜に来て、朝早く出発して行くような事もあるけど🏍
そんな野趣あふれる場所にポツンと一人で寝転がっていると、いつもは感じる事のない心細さが沸き上がってくるの。
ほんのちょっと文明社会から遠ざかっただけなのに、自分を覆っていた生ぬるい安心感のバリアが剥がれた気分になるのよね。
知ってる? 森って人口密度は低いけど動物密度は高いから、テントの外でわりと頻繁にガサガサ鳴るの。
いたち、そのたびにビク!って反応しちゃう。
(小動物かな、それとも鹿かな…? 猪だったら怖いけど、猪は豪雪地帯を好まないのが救いかな。でもツキノワグマは居るだろうな〜 怖いな〜)って不安に思いながら、音がしなくなるのを待つのよ。
まあ、ポロっと取れた小枝や松ぼっくりが落ちた音だったりする事も多いんだけどね🐹💦
お家に居れば快適なのに、何を好きこのんでわざわざ不安になりに行ってるのかしら…? と考えない事もないけど、たぶんいたちは、その不安も込みで自然を楽しんでいるのだと思うわ。
自分自身の素の状態、デフォルト設定の状態をどこだと感じるかはきっと人それぞれだけど、いたちは先進国の文明社会で守られている幸福を「当たり前」だと思いたくない節があるからね。それを再認識するために行ってる感じかな?🐹
(これってインドや中国の貧困層を見て感じた事でもあるんだけど、話が脱線するからまた別の機会に)
そんなわけで、不安や孤独や寂寥感を味わいながら、小型のガスストーブでお湯を沸かして飲むコーヒーは、本当に美味しいのでした!☕️🐹✨
※参考:キャンプ場 口コミサイト - はちのす