水の駅おづる 旅
トイレ休憩!
長湯温泉から約10km、由布院温泉まで約30kmの場所に位置する「水の駅おづる」では、地域の新鮮な農産物や特産品を販売する直売所があります。毎分4トンもの水が湧き出る小津留湧水には、毎日多くの人々が水を汲みに訪れています。また、敷地内には海原六神社や人気の豆腐屋「湧水茶屋」もあり、いつも行列ができています。
小津留湧水の前にある大人気の豆腐屋では、連日多くのお客様が美しい水を汲みに来ています。国産大豆と清らかな湧水を使って手作りされた豆腐は、遠方からもお客様が訪れるほどの人気です。心を込めて豆腐を作る店主の姿も、このお店の魅力の一つです。その他にも多彩な豆腐メニューが揃っています。
海原六神社(かいばらろくじんじゃ)は、芹川ダムの近くにある小津留(おづる)地区に位置しています。この神社は、地元でもその由来についての伝説が全くないという非常に珍しい存在です。「小津留村明細帳」(享保十年)には「六社権現一宇 本社三間三間板ぶき 拝殿三間三間半かやぶき」と記されていますが、由緒に関する情報は見つかりません。祭神としては、底津少童命(ソコツワタツミノミコト)、中津少童、表津少童命、底筒男命(底土神)、中筒男命、表筒男命の六柱が祀られています。この山深い場所に海に関連する神々が祀られているのは、非常に不思議です。
底津少童命、中津少童、表津少童命、底筒男命、中筒男命、表筒男命は、伊邪那岐神が黄泉の国から戻ったときに、禊の過程で生まれた水や海の神々です。
底筒男命は航海の守護神として知られ、国家的な祭りで祀られ、遣唐使の出発時にも祭りが行われました。中筒男命は、伊邪那岐神の禊の際に中つ瀬で生まれた神で、水の中から誕生しました。表津少童命は、記紀に登場する海の神で、伊邪那岐命の子供です。
綿津見三神は底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神の三柱で、「海神」とも呼ばれています。ワタツミは海の神霊を表し、海を支配する存在とされています。海人族の阿曇氏はワタツミを祖神として崇め、福岡市東区志賀島には、阿曇氏が祀る志賀海神社があります。
住所
878-0404 大分県竹田市直入町下田北1319-1
駐車場
あり
利用可能時間
売店8:00~18:00(湧水はいつでも利用可能)
定休日
3月~11月 無休・12月~2月 第1水曜