「眠れる森」を観ました・・・
中山美穂さんが亡くなって、その後、お世話になった伯父も亡くなり、少し時間が経った現在、色々な思いが心を占めています。
そんなとき、美穂さん主演のドラマ「眠れる森」を26年経った今知り、FODで見始めて、のめりこんであっという間に全話見終えました。
木村兄さんも、本当に本当にかっこいい・・・。ストーリーもわざとらしくなく、でも、少し不思議なおとぎ話的な世界観もあって、引き込まれてしまいました。
そして、何より、美穂さんの美しさ。
おそろしいほど美しい、とは、まさに彼女のことだと改めて感じました。
ハンモックで揺られている姿は幻想的、ウェディングドレス姿は息をのむ美しさ・・・なんとも表現できないくらい、本当に美しい人。
こんなきれいな人って実在するのかなって、当時思っていた。
若い頃、美穂ちゃんが大好きで、髪型まねたり、仕草もメイクも服もまねて歌ったりもして、勝手に同化していた。(ちなみに同じ3月生まれO型)
「おいおい、きしさん、酒が残ってるの?」と、今の私の周りの人たちは言うと思うけど、30年位前は私にもそんな時期があったのさ。
結局、美穂ちゃんのようにきれいな人になりたかった私は、足元にも及ばなかったわけだけれど、同じ時代を生きてこられた。
「眠れる森」は素晴らしい作品。
でも、観るきっかけが・・・淋しいことだった。
生きていればいつかはそういう日が来るのは知っているけれど、
もう誰も亡くなってほしくないと、美穂ちゃんと伯父さんの死を通して、
若い時には感じられなかった感情が、胸にこみあがってくるのです。