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ASD妻 眠れぬ夜の苦悩、薬に頼るべきか?
簡単には寝付けない悩み
ASD特性を持つ人は、睡眠リズムの乱れや入眠困難などの睡眠障害を抱えることが多いとされています。
妻も昔から夜型人間で、今でも油断すると寝るのが夜中の3時か下手をすると4時頃になってしまうことがあります。
生活リズムを改善しようと、なるべく夜中の0時までには布団に入るという目標を立てて、日々取り組んでいますが、思い通りにいかない日が多いです。
0時に布団に入るつもりでも、直前になって猫のトイレの掃除をしたり、ついあれこれ動き回ってしまい、気づけば1時を過ぎてしまいます。
そのまま布団に入ってすぐに眠れる日もあれば、逆に頭が冴えてしまい、なかなか眠れないこともあります。
仕事で脳が覚醒、頭が冴えて眠れない
このところ妻も仕事が忙しく、生活が荒れ気味だったのですが、昨日は早く寝るために、対策を整えたつもりでした。
夕食後の夜8時にはお風呂に入り、残った数時間で仕事を片付けて、速やかに寝る、という予定だったのです。
しかし、妻は0時ギリギリまでパソコン作業が終わらず、何とか仕事を終わらせて布団に入ったものの、脳の興奮が収まらず、なかなか眠りにつける状態にはなりませんでした。
睡眠薬をいつ飲むべきか、タイミングが難しい
結局、3時頃になって、妻は諦めて睡眠薬を飲みました。
その後はすぐに眠れたそうですが、いつも妻は次のような気持ちで葛藤しています。
「もう少しすれば自然に眠れるかも…できれば薬に頼りたくない…」
「どうせ眠れないのだから、早めに薬を飲んだ方が良いのは分かっている…」
この葛藤の結果、いつも薬を飲むタイミングが遅くなってしまいます。
薬に頼ることへの抵抗と、朝まで眠れない辛さの間で揺れ動く妻。
妻にとっては、心と体が「眠り」に入るための準備を整えるのがとにかく難しいのです。
少しずつですが「寝る直前にバタバタしない」「脳を興奮させない」という習慣を作りながら、自然に寝付けるように日々取り組んでいますが、改善にはまだ時間がかかりそうです。