【8月度】チャレンジ戦備忘録
こんな事考えてたんだ~と後から懐かしむための備忘録。
環境の印象とサンプルデッキ→使った構築の流れで記載。
8月初期環境
仮想敵・サンプルリスト
チャレンジ戦開始から初参加まで1週間あった。その間に、結果を残したデッキを仮想敵としてデッキを作ることにした。
後攻からどうやって勝つか。
一人回しの結果先攻が大体勝つことが分かった。ミラーでは白の強みがすべてのしかかってくる。後攻を戦うため以下の点に着目した。
証拠を削る能力の低下
6変装キッド、優作盗一コンビにより除去能力が向上した一方、8突撃キッドやトッの採用が減った。証拠リーサルへの意識が低い(予想)
例えば、8の投げ合いを意識したファイル温存、縦置き進行・中盤の5イベ使用など過度に変装を警戒したプレイング…等々。
そこで、ある程度は8の投げ合いに応じつつ証拠数で押し切る方針にした。完全にコントロール・除去しなくとも、ぎりぎり証拠が6あれば勝てるんじゃ無いかしら。できたのが下のデッキ。
作戦
レベ8を出しつつキャラ推理→7イベで蓋をして,次ターン風船キッド+ファイルを使い切りアクティブキャラを立てる。前環境のワンショットと同じような形。ゆっくり証拠伸ばすかブッパするかは状況による。
いま見ても綱渡りな構築だが、ロングゲームを意識してリーサルがあまり意識されていない時期であり,トッの採用率も意外と低かった。
今このリストを使うのは……どうだろう……。
戦績
白 先攻〇
赤 先攻〇
白 後攻〇 2467+優作盗一をくらう
白 先攻〇
3回戦で後攻になり2467+優作盗一のフルムーブをもらったが、8風船キッドと7イベのお陰で勝つことができた。
8風船キッド
後攻最強のカード。後攻はパス割り切りでマリガンキープすることもある。
4変装キッド(5変装キッド)
後攻2ターンでパワーラインを維持しつつパートナー推理するため4キッド採用。ファイル4で受けの変装をする選択肢が一応は残り、また早めにアクションする相手を咎めることもできた。ヒラメキスリープも数回役に立った。
前環境で暴れた5変装キッドと迷ったが、コンセプトから後2パートナー推理を重視し、4変装キッドを採用した。が、やはり素のAPの低さから後に5変装キッドを採用することになる。
7京極
初期は5園子の採用率が高かったため、変装されてもブチ抜ける京極さんを採用。推理できない点がめちゃくちゃネックだが、7イベントで補い役割分担すれば大丈夫と考えた。実際は受けの変装をする人は皆無だったため、迅速キッドに入れ替わった。
トッ
1.5弾の白緑キッドでその強さが明らかに。ワンショットの補助と優作メタで当然採用。2枚入れてたと思っていたが1枚しか入っていなかった…引けてラッキーだった。9月には3枚確定と考えるに至る。
証拠+1スタンで、1枚で2枚分のアドバンテージを得ることができる。このアドバンテージは一時的なものだが、次のターンに勝てるのであれば実質デメリット無しとなる。
採用しない・採用できないデッキでは、証拠へのアクションが不足し、仮に除去や8の投げ合いで張り合えたとしても負けてしまう。青コナンが良い例ではないだろうか。それなりに青を使いこなせると自負しているうえで、白以外のデッキを持ち込む気にはなれなかった。
「トッ」で生まれた差は、多くの場合「トッ」がなければ取り返せない。「トッが引けていればなぁ」「相手がトッを持っていなければなぁ」……なんて思った経験のある人は多いのでは。
6変装キッド
先攻3ターンの6キッド→7キッド変装の動きをはじめ、レベル問わずアクティブキャラにアクション出来るようになりめちゃくちゃ強い。正直言って壊れている…が、8月は一度もデッキに入れなかった。
理由として、先攻であれば6キッド無しでも9割勝てる一方で、後攻の場合など、先3以外で強いタイミングが意外と少ない(優作の手札交換で捨てるのって大体6キッドな気がする)。そのため、6キッド3枚の枠で、後攻を戦えるカードを試していく方針でずっと構築を考えていた。
工藤優作
後攻4ターン目でセットで投げることができれば、先攻5の除去要求をかなり上げることができ強力。ただ8×2で返されると、今度はこれを取れないので、結局8キッドや5イベが必要になる。
また、自分の証拠を増やして横になるので、後攻4以降に出すと却って相手のリーサルを補助する場面が少なくない。
総じて、強い場面が限定されていて安定感があまりに低いこと、8の投げ合いではプレイ差が出ないと考えていたことから、8月は不採用だった。
中期・サンプルリスト
環境の印象とサンプルリスト。
トッの採用率が増え、優作を抜いた型も多くなってくる(初期からこのタイプを使っているプレイヤーもいた)。
プレイヤー全体のリーサル意識やプレイ練度が上がってきた。
新弾1週間過ぎたあたりで5園子は完全に抜けた。
2回目🥇
作戦
この時期は、7変装キッドのプレイ回数が勝敗にもっとも寄与すると考えていた。7変装キッドは手出しの方が強いが、変装でも使いたい……と考えていた気がする。そこで、6銀蔵と7イベントを採用した。
戦績
白緑 後攻〇
青白 先攻〇
白 先攻〇
白 先攻〇 先攻2ターン目パス
6銀三は決勝でしかプレイしておらず、しかも変装を一枚も拾えずデッキ紹介おじさんとなった。先攻3ターンのファイル5枚の中に変装キッドが2枚埋まっていた。銀三のお陰で優勝できたわけではないが、銀三が弱いとかそういう話ではない。
6銀三
純粋に1枚手札が増える珍しいカード。7変装を複数抱えやすくなり、受けの変装も選択肢に入りうる。すごいつよい。ただ、後攻でも強いカードといえるかは未だに確信が持てていない。
弱点として、6銀三は構築によっては1枚も変装をとれないことがあるが、そのリスクを負ってなお、先攻3ターン最高のカードといえる。
7イベント「か、怪盗キッド!!!」
4枚目の迅速・変装キッドとして採用。受けとして使った7変装を釣ってプレイ回数を増やすこともできる。1イベで拾えないことだけが弱点。ヒラメキは1回だけ活躍した。
後期・サンプルリスト
優作を1.2枚採用した折衷型を選択する人が増える。また、プレイヤー間のプレイング、構築の差がかなり少なくなった。みんな強い。
3回目🥇
戦績
白 先攻〇
青緑 先攻〇
白 先攻〇 40枚ミラー対決!
白 先攻〇
すべて先攻だったのでラッキーだった。
2戦目の青緑、8平次が3回飛んできたが、8コナンが出てこなかったのでなんとかリーサルを通せた。2弾8平次のパワーすごし。
3戦目は全マリガンしても先攻2でパスしてしまい、それだけでかなり厳しいゲームになった。先攻4ターンで一度相手のリーサルを割り切ってファイル温存してターンを渡す場面があり、それが功を奏して勝てた。もしやと思い試合後話しかけたところ、40枚ミラーであることが発覚してテンションが上がった。
5変装キッド
後攻3ターン目に先攻の67変装に対して6000で反撃するのがメインの仕事。先攻3ターン目で置いてパートナー推理も強力。6キッドと違いアクティブに触れないので、仕掛けるタイミング等プレイ全般がすこーし難しくなる。
先67変装の対策としてガード+カットインの8000で受ける動きが一時期流行った?が、すぐにやらなくなった。7変装キッドで相手は手札が減らない一方、カットインで受けた方は手札が減る。風船キッドからのブッパや、変装キッド→園子の手札調整が厳しくなる等、その後の選択肢が減りゲーム進行が不利になる。優作を採用する場合でもこれは変わらないのではないだろうか。スリープされた2レベは見殺しにした方が、ゲーム全体として得であると考えた。
3投しているため、数回戦のうち一度はヒラメキスリープが役に立つ場面が出てくる。デッキが減っている場合は証拠に仕込むプレイもできなくはない。基本山の順番までは覚えようとしないのであまりやらないけど…。
結局
7回中3回優勝。後攻から勝つため色々やってきたが、結局は先攻を多く取った日しか優勝できていない。先攻で必ず勝ち、後攻を何とか耐える。自分の実力では、何度も後攻を乗り越えるのは難しい。
その他
加筆予定