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富士山 岸波柳渓

私が岸浪柳渓を知ったのは、小杉放菴の奥の細道の旅に同行した岸波百草居の事を調べていてそのお父さんということでした。
小泉檀山の絵を探しているとき眼に止まったのがこの富士山の額装された岸波柳渓の絵でした。
小泉檀山が富士山を描いたものには、リアルに登山した時の事を描いたものと狩野派風のさらっと遠景の富士山を描いたものがあります。岸波柳渓の富士山は後者を思わせます。
今は南画の私が良いと思っているものでも驚くほどリーズナブルな価格で手に入れることができます。
南画は日本のお宝だと思います。見直されてもいいと思います。

マンガンのコレクション 「富士と三保の松原」岸波柳渓の定番です。
館林市企画展の図録から


館林市立資料館1998年の図録これが岸波柳渓唯一のものかな?


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