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馬師皇図

大田原市黒羽に行ったときには少しでも時間があれば癒されにゆくのが明王寺です。
明王寺本堂には小泉檀山の紙本墨画の屏風「竜に馬師皇図」が置かれています。
この絵は黒羽城の本丸の調度品としていまは失われた「白虎に巨霊人図」と対に描かれた作品です。1828年文政11年に描かれました。
挨拶して法事等がない場合には観覧することができます。

 小泉檀山の「竜に馬師皇図」を描いた絵があれば癒されるので欲しいなと思っていたところ画商さんから紹介されたのが表題に載せた絵です。何度か洗われて色落ちしておりシミも良く抜けていないです。状態は良くない、いや悪いです。
 でもこんな画題の絵この機会のがしたらもう巡り合えないです。手もとに引き寄せました。
いまこの文書書きながら眺めていますが癒されます。
よかったです。

龍と仙人(馬師皇?)
栃木県文化財指定年月日 昭和63年4月8日 所在地 大田原市黒羽向町185 明王寺 所有者 明王寺 員数 1隻 製作年代 江戸時代 作者 小泉斐(こいずみあやる) 大きさ 縦149.0センチメートル 横339.0センチメートル 六曲一隻屏風 大田原市の文化財より参照
真ん中の渦巻きに沿って龍が描かれる動きのある構図、馬師皇の手は薬師如来の印をしているのかな?おいでおいでと誘い込まれる迫力すごい たまりません。

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