丸山瓦全と佐野のお宝保護作戦
栃木県佐野市の吉澤記念美術館企画展「丸山瓦全と佐野のお宝保護作戦」を見に行ってきました。
丸山瓦全は栃木県に住んでいる人でも知らない人が多いと思います。でも今回の目玉の展示の「エラスムス像」は学校の教科書に載っていたりして知名度があります。
今回の企画展は郷土史の色合いが濃いので佐野市郷土博物館で行われるかなと思っていたら国の重要文化財「エラスムス像」の展示のための設備のため美術館での展示となったそうです。
私は黒羽にあった時の鐘（今は那珂川町常円寺にある）が先の世界大戦のとき供出を免れたのは丸山瓦全が尽力してくれて供出を免れたことを聞いていたので名前は知っていました。
エラスムス像がなぜ佐野のお寺にあったか、天明鋳物、古墳の発掘、そして丸山瓦全と吉澤美術館の関係が丸山瓦全を軸に展示されていました。
展示品目が多くがあり、気合が入った企画展です。
図録は章別に良くまとまっていて素晴らしいです。別室には天明鋳物のコーナーもあります。
