1つと捉えるか場面と捉えるか。
11月中旬である今日、皇居の周りを1周した。
私にとって皇居の周りを1周歩いてみるというのは初めての経験であった。
1周して気が付いたのは、場所によって雰囲気が違うということ。
スタートした千鳥ヶ淵のあたりの風景は、木、草、虫、花など緑で囲まれていて、自然を感じながら歩いた。
千鳥が淵と真反対の位置にある丸の内のあたりは千鳥ヶ淵とは反対に、人がいて電気のついている部屋の様子が窺える窓が沢山ついた高いビルが立ち並び、
人が密集する東京を象徴しているかのようだった。
千鳥ヶ淵のあたりも、丸の内のあたりもどちらも東京である。
皇居を1周して見えたこの2つ景色。自然と都市との真反対の様子。
これを”皇居の周りから見える1つの景色”と捉えるか、
”皇居を1周すると得られる2つの場面の景色”と捉えるか。
ここを考えるとおもしろいと思った。