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知っていきたい。

わたしの越境第1歩目はすみだパークシネマフェスティバルだった。
きっかけは地元が近いゼミ生のグラからの紹介。
最初は地元で開催するイベントに来ない?と言われていたのだが、その日は予定が合わず断念してしまった。すみだでイベントをやることも聞いていたのでそっちは参加したい!!!と思ってなんとなくスケジュールを空けていた。

すみだパークシネマフェスティバルは、すみだパークシネマフェスティバル実行委員会が主催しており、まちと共に歩む映画祭であり、すみだのまちと人を身近に感じる野外シネマイベントである。隅田公園のそよ風ひろばで開催され、わたしは10月12日のボランティアキャストとして参加した。

パークシネマフェスティバルは収益は見込めない中、マイナスになりながらも開催していることを聞いた。
わたしはボランティアキャストでありながら、最初「え!マイナスになりながらもやっているの?!どうして?!」と思っていた。

当日会場で、「投げ銭をお願いします!」と言って会場を回っている本部の方の姿を見た。
ボランティアキャストであるわたしも投げ銭お願いしてきて〜っと言われて、言って回っていたが、今思うと恥ずかしがって自分から声をかけて積極的にはできていなかったと思う。

夕方をすぎると、お客さんも段々増えてきて映画が上映され始め、わたしはスクリーンを見ている大勢のお客さんの後ろに立ち、警備や誘導をしていた。
その光景を眺めていたわたしは自然とその光景を写真に収めていた。
初めて会うであろうお客さんたちがひとつのスクリーンを眺めて映画を見ている光景がなんだが凄くいいなあと思ったから。
プログラムが全て終わると、帰っていくお客さんに「投げ銭お願いします!!!この光景をこれからも続けていけるように!」と自分から声をかけて言って回っている自分がいた。

1つのスクリーンを眺めるお客さんたちの姿


なんで最初は投げ銭を全然お願いできなかった自分が最後には出来るようになったんだろうと考えた。
それはきっと墨田のことをなんにも知らなかった私が、すみだパークシネマフェスティバルを通して会場の空気に触れて、人と話して、来年も見たいと思える光景にであって、知りつつある私に少しでも変われたからだと思っている。

わたしはすみだに少し関わったから知っている私になれたのか。と言われたらまだまだ自信はない。けれど知っていきたい。と思っている。

越境を通して思ったのは、そこにいる人々の考えや思いを知りたいということ。しっかり対話をしたい。ということ。


子供たちと縁日ブースでキーホルダーを作っている様子


4月からは大学3年生。
個人での越境やゼミ活動を通して、いろんな思いに触れてこれからも頑張っていきたい!


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