No.407🔹交渉　感想と考察【HUNTER✖️ HUNTER考察】

今週号（No.407🔹交渉)について、感想と考察ポイントを整理します。

※週刊少年ジャンプ最新話のネタバレを含みますのでご注意ください。

今週のハンターも情報量が半端なくて整理するだけでも頭を使いますね。
まずは、書きながら情報整理していきます。

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◯第9王子ハルケンブルグの葬儀シーン

ハルケンブルグの私設兵12人が棺を運ぶシーンから始まりました。
（キメラアント編でユピーが守っていた大階段によく似ています笑）

もともとは第9王子ハルケンブルグの私設兵は14人いました。
しかしハルケンブルグの守護霊獣の能力により、私設兵の1人スミドリは第1王子私設兵シカクに人格が移動し、シカクの肉体で自殺。（スミドリの人格も死亡）
もう1人の私設兵（名前不明）も同じく、第1王子私設兵ビクトに人格が移動し、ハルケンブルグの仮説の検証のために、私設兵の肉体は死亡していました。

裏を返すと、他の12人の私設兵は鳴動の際に人格移動していないことも判明しました。

◯第4王子ツェリの友達（兵士）パート

リーダーのポークセンが行方不明になったことを話しています。

ポークセンは事前に想定していたようで、誰かがつかまった場合は
「一切の交渉連絡救援行動は取らない」で本当によいのかを検討しています。

◯モレナのアジトパート　〜交渉ゲームについて

エイ＝イ組のアジトで誘拐されたポークセンが目覚めるシーンから始まりました。
ポークセンを仲間にしたいらしい。（理由はドナーの適合者みたいなものらしい。）

勝手な話ね。というポークセンに対し、
反社に良識求めないで　と切り返すモレナが面白いですね笑

出来るだけ早く　そして意志が通るチャンスも与える方法として
交渉ゲームで決めましょう　とのこと。（勝手というより、唐突ですよね笑）

◯「交渉ゲーム」の概要

ゲームからリタイアするとイエスとノーを言う以外の自由を一切奪われるとのこと。

• 親が子供にお願い（リクエスト）をして、子供が結論にいたるまでのゲーム。

• 親は7枚。札を表にして場に

• 子は5枚。札は裏のまま場に

1. 子が先に親のカードを1枚指定し、親が答えてカードは墓場へ

2. 親が子のカードを1枚選び、表にしてカードは墓場へ

3. これを繰り返して、最後に1枚残った子のカードがリクエストへの結論となる。

◯子のカード5枚の内容

• R（リターン）カード：子の墓場から1枚好きなカードを手札に戻せる。
  →最後まで手元に残れば、求める結論のカードを選べるということ。

• J（ジョーカー）カード：イエスかノーに変身できる。
  →自分の意志は表明できるとのこと。

• X（エックス）カード：イエスでもノーでもないカード
  →結論を出さなくて良い。ゲームそのものを無効にできる。

• Yes（イエス）カード

• No（ノー）カード

◯親のカード7枚の内容

• 「目的」のカード：モレナの「目的」を説明する。

• 「力」のカード：モレナの「能力」について説明する。

• 「質問A」のカード：質問にいくつでも何でも何度でも回答する。
  （「目的」と「能力」は除く）
  質問に対する答えは3種類（「イエス」「ノー」「イエスアンドノー」）

• 「質問B」のカード：質問Aで行った最後の質問に関してだけ回答する。質問に沿ってさえいれば疑問が解けるまで説明する。

• Yes（イエス）カード：子の結論がイエスとなった場合の説明。

• No（ノー）カード：子の結論がノーとなった場合の説明。

• D（「取引」）のカード：墓場から取り戻したいカードがあるときに指定し、モレナの「小さなお願い」をクリアすることで叶う。
  → 「小さなお願い」の内容を聞いて無理だと思ったらやめてもOK。
  残りカードが2枚となった時がラストチャンス。

◯ポークセンの思考〜モレナの罠の考察

▶︎第1の罠
モレナのリクエストに従うイエスのカードは5枚中1枚なので、断るチャンスとゲームを離脱するチャンスの方が多いため、子が優遇されていると錯覚する。
実際は、「ノー」の結論となった場合に何が起こるのか説明されていないためリスク。

▶︎第2の罠
第1の罠を回避するために「R」か「X」を結論にしたいと考える。
→5枚中2枚（40％）なら悪くないと思うが、、
親が子のカードを引くというシステムがある限り、イカサマし放題である。

▶︎第3の罠
これが最も性質（タチ）が悪い。内容は不明。

裏返しになっている子のカードからどれを選ぶかはポークセンが決めることを条件にゲームをやることを承諾。これにより第2の罠を回避しようとしている。

◯感想

モレナの提示しているゲームであるため、ポークセンにとって不利な印象を受けました。
（当たり前ですが笑）

組織的なイカサマは否定している印象をポークセンは抱いていますが、どこまで本当か分かりません。（反社なので笑）

このゲームは仲間に勧誘する時の通過儀礼で面接も兼ねているとの見立てがありましたが、エイ＝イ組の他のメンバーも体験済みなのでしょうか。
ゲームを通して、性格や知性・仲間としての適性を判断するとのことです。
いままで登場したモレナの仲間は、そこまで知的なメンバーに思えなかったですが笑

念能力により強制的に仲間にするのではなく、あくまで勧誘というスタンスでポークセンの意思を尊重しているようにもみえました。
これまで二線者として自分の意思を全く尊重されてこなかったモレナの経歴に関係しているのかもしれませんね。

このゲーム自体がジョイント型の念能力（操作系要請型）で、結論に応じてポークセンを操作する可能性もありますね。

◯考察ポイント

• モレナは何に対してこんなにも怒っているのか

• ポークセンの考える第3の罠とは

• 仲間に勧誘するためにゲームをする意図とは

今週も寝不足となりました笑
詳細の考察は別記事にしたいと思います。
おやすみなさい。ありがとうございました。