
【映画視聴記録】スリービルボード
2018年に公開した映画スリービルボードを視聴したので記録。
目まぐるしく展開されるストーリーは総じて面白かった。
あらすじ
娘を亡くした母親(ミルドレッド)が主人公。
犯人が捕まらないことに憤りを感じた母親は警察署長(ビル)を批判する広告(看板)を出稿。
広告を出したことにより、様々な事件が起きる物語。
この映画の特徴
主人公がずっとキレてる
主人公のミルドレッドがずっとキレてる。
とにかくキレてて、息子をからかう同級生を蹴り上げたりなど、かなりヤンチャな母親。元旦那にワインボトル持って近づいた時はヒヤヒヤした。
登場人物みんな人間性に難あり。
署長は多分良い人。ただ他のみんな悪い人というか癖があって人間性に難あり。ミルドレッドも最初は不幸な母親だったが、中盤以降問題点も浮き彫りに。最後の最後でまさかの元旦那の彼女に諭されて(?)多少考えを改めた感じに見えた。
準主役とも言えるジェイソンも暴力刑事で問題ごとばかり起こす、問題人物。ある出来事で多少成長はする。
そうか、この映画は2人の成長譚なのか、と書きながら思った。
先の読めないストーリー
広告が原因で学校でいじめられる息子、署長の死による過激派の復讐、そしてミルドレッドの復讐と先の読めないストーリーで面白かった。
最後には犯人を捕まえた!と思ったら人違い。もう踏んだり蹴ったり。
最後の車で向かう後はどうなっちゃうんだろうか、、多分あれは銃で撃つだろうなと思う。
せっかく捕まった人が犯人じゃなかった悔しさ、虚しさ、憎しみを誰かにぶつけたかったんだろうし、恐らくバッドエンドだと思っている。つくづく息子が可哀想でならない、、子供に罪はない。
総評
ストーリーの展開が目まぐるしく、詰め込みすぎな感じはあったが、最後まで飽きずに見れた。全く先が読めないのは面白かった。
登場人物はみんな好きにはなれないけど、息子がほんとに可哀想だと思った。
色々な人の考察を見てみたい。