ゲス・ゲーム
妊活にいったん終止符を打つことにした頃、流産する前に盛り上がってしまった気持ちのやり場が無く持てあましてました。
悲しい苦しい、超えて無力感。
ここでもまた離婚を提案しましたが、主人はまた聞く耳持たずただ拗ねるだけ…
妖怪両親の熟年離婚騒ぎの渦中でもあったので、気分ダダ下がり⤵
そんな時期の私の悪事を告白します。
脱力した日々のなか迎えたお正月。
その当時はお正月と言えば年賀状、年賀状と言えばこどもの写真、です。
もともと私宛てので年賀状杯と称し、その年一番笑わせてくれた作品に有難うとプチ祝い品を進呈してました。
その流れで良いこと思いついてまった!
全部の写真の中でいちばん笑わせてくれるこども写真の大会を一人開催です。
非常識で不謹慎でアンモラル行為です、ハイ承知しております。
でもさぁ、「ウチの子とっても可愛いでしょ」に同意する出来レース、面と向かってだったら頑張って付き合うけど。
ホントに美し可愛いときは正直に言いますよ、美しいもの好きだから。
本音いうと、うわ厳しいなぁってコメントに詰まる時ある。
平安美人顔がお母さんとハンコ押したみたいでうふふ、ってなるときあるやん、で名前みたら欧米プリンセス風、てセンス光ってる。
隣のトイプードルの名前かと思た、余計なお世話やけどお婆ちゃんになったときが心配。
可愛いの幅は広くて、天童よしみさんとか、フットの岩尾のんちゃんジャンル方向での本大会です。
言い訳でないけど、愛あるおふざけ、もちろん内々に収めてしました。
こんな性格悪いのわたしだけか…
ともかく、カードバトル形式で楽しんで久々に笑うことが出来たのでした。
年賀状大好き子ども好き主人が暗い顔してるのも耐えられんかったしね。
隣でみてて非難されたけど自分もばか笑っとったし、何ならとっておきの一枚で勝負かけてきた。
モラルポリスにご批判受けようとも、あのときキモチが明るくなれたのは何よりの救いなのです。
闇世界から脱出はかるなら、なりふり構わず蜘蛛の糸でも下衆の手でも掴まねば。
考えてみたら今まで助け出された最初の一手は、清らかきらきらポジティブ神よりも、顔しかめられるような内なる下衆神様の方だった。
切羽詰まってても正義を貫ける方は本当に素晴らしい!
でもダメ人間な私は、最どん底では黒い笑い、浮上してきたらお天道様の方法を、が復活の儀式となってます。
そんな下衆いわたしのゲス遊びの話でした。
因みに、このゲームから教訓得て、あんたの子が可愛いと思ってんのはあんただけだぜぃ、と己に戒めてはおります。
神さま仏さまごめんなさい。