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風林火山 mind

其疾如風: 其の疾きこと風の如ごとく、

其徐如林: 其の徐しずかなること林の如く、

侵掠如火: 侵掠しんりゃくすること火の如く、

不動如山: 動かざること山の如し、

難知如陰: 知り難きこと陰かげの如く、

動如雷霆: 動くこと雷霆らいていの如し、

掠郷分衆: 郷を掠かすめて衆を分かち、

廓地分利: 地を廓ひろめて利を分かち、

懸權而動: 権を懸けて而して動く。

Wikipedia

武田信玄の軍旗に記されたものの通称として有名な『風林火山』、古くは「孫子四如の旗」と呼ばれた、『孫氏の兵法』由来のことばらしいです。

続きがあるとも知らず、孫氏の兵法にまた興味が湧きました。

孫氏と言えば、「兵は詭道なり」で戦わずして勝つ道が最上のお方なので好きなんです。

映画でもドラマでも、どの国のモノでも騎馬戦のある歴史ものが大好きで、馬を駆って戦に出るシーンは血が逆流して全身湧きたちます。


風林火山』は、私の苦難人生の指針の一つで、

瞬間沸騰する短気を諫めてくれたのが「動かざること山の如し、」

風評被害中に身を低くさせたのが「しずかなること林の如く、」

本当に助けられました。

上手く出来てたかどうかは分からないけど💦
とにかく、堪える耐え忍ぶ…為のスローガンでした。

今はおかげさまで平和生活させてもらえていますが、やっぱりそれなりに色々あるものですし、

何かが無くてもやはり「動く」機が来るまではそう在らねば、と自分を戒めています。短気は損気、な私なので。


お気楽暮らしの中でも、毎日気分は変わるもので、何か行動するとなったら機と氣が充満した瞬間に一気に「動くこと雷霆らいていの如し、」が良い結果になるようです。

毎日、定時間に、同じタスクを、続ける、 が出来ない性分なので、もうそれらはすっかり諦めました。

でもこの『風林火山』法で一つ事を行っていくのも、一定リズムではなくJAZZsessionのようなもので、何かカタチづいていくような気がします。
これが私に合った、続ける、なのかなぁと。


大方の時間が「山の如し」、息子に言わせると「豚の如し、ナマケモノの如し」ですが、まれに「風」「雷」で集中力発揮したりしてるので ALLOK と自分に言い聞かせています。

ちなみに、息子には、「豚もナマケモノも超えた最強生物 "オバサン" です!」と宣言して、寝っ転がったまま指示出してます。汚母さんです。


風林火山』もこんな風に活用されようとは心外かと思いますが、実際の人生をバックアップしてくれるこういう教えこそ学校で子どもたちに教えてほしいなぁなんてことも考えたりしています。

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