株式会社Lang-8のいいところを3つ書いてみた
どーも、まじすけです!✨
いきなり本題に入りますが、
「ありがとう、Lang-8。7月いっぱいで辞めます。」
学生時代からこれまでの意思決定と今後の展望を、"株式会社Lang-8にいてよかった3つのこと"をベースに書きました。
1つ目: 「熱意」を買ってくれる
〜2016年の春、熱意だけしかなかった僕をLang-8の社長ヤンさんが拾ってくれました。〜
父と母が起業家ということもあり、中学のころから「キギョーする!!」と言っていました。とは言いつつも具体的なことは何もせず、出来たことといえば親のススメで行った海外留学のおかげで少し英語が得意になったことくらいでした。
物心ついてから今までずっとゲームをしていて、ゲームのおかげで乗り越えられたもの、ゲームのおかげで仲良くなれた人も多いです。
なので曖昧ながらも、「ゲームで人を楽しませる」という夢を小さい頃から持っていました。
留学から帰国し大学も3年目となり、そんな自分の夢のためになんにも進めていないと自覚していました。
20才を越えてくると、ある人は学生団体でボロ儲けしていたり、またある人は起業してForbesに載っていたりと様々な方面で活躍しており、自分に負い目を感じ始めていました。
「自分も何か打ち込まなきゃ」というような、脅迫概念みたいなものがぐるぐると渦巻いていた時期です。
「将来やりたい仕事が決まるまでは時間が勿体無い」という父親の方針のもと、うちの家庭ではアルバイトは禁止されていました。
そのため大学生活の前半は親から生活費をもらい、特に使うあてもなく趣味や飲み会に明け暮れる日々が続いていました。
「何かやりたい」けど「飲み会してるほうが楽しい」みたいな生活を繰り返し、自分の気持ちから少し逃げるような形で過ごしていました。
大学に入ってから初めて、起業家の父と将来について相談する機会がありました。そこで久しぶりに「ゲーム作りたいんだよね」と口にしました。
「じゃあゲームかアプリの会社でアルバイトすればいいじゃん」という一言はかなり衝撃でした。こちらからしたら「え、アルバイトしていいの?」という感じだったので。
「将来やりたい仕事があってそれに関わるアルバイトならぜひしてほしい」というつもりで他のアルバイトを禁止していたそうです。
今思い返せば、地味に責任感があったのでもし他のアルバイトをしていたら自分が働いてみたい仕事があった時にすぐに動けなかっただろうとは思います。
父との会話に後押しされ、気になっていたゲーム会社やアプリ会社の情報を調べ始めました。
そんなときにふと目に入ったTwitterの投稿
webサービス/アプリに興味がある学生アルバイト募集してますー。未経験でも可
from @yang8
当時スタートアップ系や起業家系の人をフォローしていなかったので、本当にたまたまリツイートで目に入りました。「これがチャンスか!」と思い即DMを送りました。
当時はbosyuもなくTwitterでアルバイトを募るのも初めて見たので、返事がくるまで内心ドッキドキでした。
実はこのDMを送ったあとにちゃんと調べた(遅すぎ)のですが、開発していたサービスが「Lang-8」。僕が留学時に利用していたサービスでした。
実際に使ってたサービスだったので相性もいいなと思い、わくわくしながら面接に向かいました。
が、
最初の面接では諸事情で落とされてしまいました。
終わった...やっぱ未経験でITの会社は無理なんだ...
と心を砕かれ、また飲み会に明け暮れていました。
多分相当まれなケースですが、その2ヶ月ほど後にまた新しく人を募集しているという連絡をヤンさんからいただきました。他でアルバイトも始めていなかったので、すぐに仕事を始めさせていただきました。
当時スキルなどは特になく、強いていえばコミュニケーション能力があったくらいだった僕を拾ってくれたヤンさんにはめちゃくちゃ感謝してます。
2つ目: グローバルで展開することの強さを教えてくれる
Lang-8に入社して初めての仕事は"自分の机の組み立て"でした。
当時はまだマンションの一室をオフィスとしていたので、自分の作業スペースも自分で確保するというザ・スタートアップという感じでした。
全力で机を組み立てた思いが伝わったのか、次は本棚の組み立てまで任せてもらえるようになりました。
今思えば本当に雑用からのスタートだったんですが、嫌な気持ちは全くなく、「働くってこういうことなんだ!」とむしろ燃えていました。
雑務をまずは徹底的に早く終わらせていると、その後サービスのユーザーインタビューの仕事を振ってもらえるようになりました。
ここまでくるとようやくアプリの会社っぽい仕事になってきたので、内心めちゃくちゃテンション上がってました。それからはめちゃくちゃユーザーに連絡しまくって、めちゃくちゃインタビューしていました。
働き始めて半年後、今まで終えてきた仕事を評価していただき、ついにサービスの根幹ともなるグローバルマーケティングの仕事を振ってもらえるようになりました。
当時頻繁に「もっと仕事ありませんか?」と聞いていたのもよかったかもしれません。
Lang-8社のサービスはもれなく全てグローバル。むしろグローバルでユーザーを獲得することで成り立つサービスです。
Lang-8社の二つ目のサービスとなるグローバルQ&Aアプリ「HiNative」では、興味がある言語のネイティブスピーカー同士で知識や経験を共有するサービスです。日本人だけ増えてもその人たちのニーズには答えられず、その人たちが勉強したい言語圏のユーザーを同時に獲得しなければいけませんでした。
僕が入社した当時、Lang-8社はすでに10年間グローバル事業をやり続けており、グローバル展開におけるノウハウをいくつも持っていました。
そのノウハウをヤンさんから教えてもらいながら、試行錯誤しHiNativeのユーザー数を30万から450万まで伸ばすことができました。ユーザーの97%が海外なので、かなり日本でも珍しいかと思います。
そういった刺激の中で、グローバルで事業を展開することの大切さを学ばせてもらいました。
3つ目: 圧倒的に背中を押してくれる
Lang-8社でアルバイトを始めた当初から、ヤンさんには将来自分で会社を立ち上げたいと伝えていました。
当時は特にビジョンはなく、漠然と自分で会社を作るのがカッコいいというだけでした。
そんな中、心意気だけでも買ってくれたヤンさんは、どんどん新しい仕事を振ってくれました。
起業家コミュニティの知り合いを紹介し続けてくれたり、マネージメントの経験を積ませてくれたり、IVSでスタッフの紹介をしてくれたり、起業するなら必要なことを3年間常に教えてくれました。
その中でも一番勉強になったのが"ビジョンの明確さ"でした。
Lang-8では「世界中の知識と経験の共有」というビジョンをもとに、それをそのままストレートに表現した事業を行っています。
このビジョンがあるからこそ、使ってもらうユーザーのために一生懸命働き、自分の全てをかけれるという姿勢に心を打たれました。
そういった学びもあり2019年の始め頃から、「ゲームを作りたい」という夢が誰の何を解決するんだろうと考え始めました。また今の実績や能力で、それに貢献できることは何だろうということに頭を巡らせました。
色々な方に相談する中で、「世界中にコンテンツを届けることで、世界中の人をワクワクさせる」というビジョンを持ちたい。そういったことがやりたかったんだと改めて自分の生きる目的を見直すことができました。
こういった経緯で2019年7月15日にエンタメ領域のグローバルマーケティングコンサルティング会社としてまじすけ株式会社を創業しました。
現在は複数社でコンサル事業を行いながら、それに付随する自社サービスを温めています。
もし社内でグローバル展開を見据えていれば、以下に名刺の画像を貼っておきますのでご連絡ください🙏
今回の起業に関しても、投資先を一緒に探そうと言ってくれるくらいヤンさんに応援してもらいました。(投資を受けるフェーズになったらマジでお願いします)
おわりに
スタートアップのインターンには当たりハズレがあると聞きます。
おそらく雑務だけしか任せてもらえなかったり、やりたい業務に就かせてくれないことをハズレというのかもしれません。
ただ、Lang-8を含め多くのスタートアップは"能力×熱量×考え方"で任せる仕事を決めているはずです。能力は高いに越したことはありませんが、振られた仕事に対して熱量高く実行する姿勢次第で未経験でも評価されます。
Lang-8社の場合はその熱量の評価が高く、おかげで未経験ながらも様々な仕事を任せていただけるようになりました。
何よりも社長がスタッフの成長を心から望んでいることが、そういった評価に繋がっているんだと思います。
ちなみに、Lang-8では新たに学生アルバイトの募集を行っています。
起業やスタートアップでの仕事に興味がある方は心底おすすめしますので、大きく人生を変えるチャンスだと思って連絡してください。
給与や働く時間などの条件は同じですが、もちろん学生じゃなくても応募可能です。
連絡は僕でも社長のヤンさんでも良いのでTwitterでDMを送ってください!
即レスで返事いたします👍
改めて、
Lang-8、ありがとう!
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