六本木の老舗チャイニーズレストランにて
今日はオフィスから歩いて4〜5分のところにある、老舗チャイニーズレストラン「香妃園(こうひえん)」にて一人ランチ。あえて「一人」って書いたけど、飲み歩くのも、食べ歩くのもだいたい一人ですけどね😁
こちらのお店に伺うのは、かれこれ十数年ぶり。初めて来たときは、確か職場の大先輩に連れられて、2〜3軒飲んだあとのシメに来たような気が・・。当時からランチから夜中まで通しで営業されていたと記憶している。
六本木という場所柄もあり、夜には近隣の華やかなお店関係のお客さんとお姉さんという組み合わせだったり、ギラギラ感の隠し切れない羽振りの良さそうなビジネスマン、はたまた芸能関係の方々で賑わうこのお店。けれども今日はランチに初見参。
店内には、数組のお客さまがおり、中にはスーツにネクタイ姿の老紳士がいかにも常連といった面持ちで、ゆったりとお食事されていたりました。そしてこちらお店、やはり老舗だけあって、ホールスタッフにも数名ベテランと思しき紳士が立ち回られております。さらに女性スタッフも含め、皆さん黒の上下セトアップに蝶ネクタイ姿。中国料理店でも、中華料理店でもなくチャイニーズレストランという呼び名がいかにも相応しい、そんなことを思ったりしたのです。
さて、今日は「エビとアスパラ炒め」ランチをオーダー。実は、「ホタテとブロッコリー」ランチと迷ったのですが、先日地元カフェで「小柱とブロッコリーのマスタードソースパスタ」を頂いたことを真っ先に思い出し、ちょっと流れを変えて見た次第。すると程なく黒服の老紳士スタッフさんがおもむろにテーブルに現れます。
ライスとスープと漬物と「あれ、豚肉のしかも小皿料理?」いきなり、なんの躊躇も言葉もなく、これらを私の目の前に置いて立ち去ったのです。少しだけ心が揺れ動いてしまいましたが(笑)、それから数分のちに老紳士スタッフさんから「お待たせしました、エビとアスパラ炒めです」の言葉とともにメインのお皿も登場。
こう観ると、なかなかのボリューム。中華の強火で炒められたアスパラにはシャキシャキ感があり、そこにエビのしなやかな弾力が塩味でまとめられてお仕事の合間のランチとしては十二分なご馳走でした。ちなみに、お値段は税込み1,100円。場所柄から考えてもリーズナブルだと思います。
最後に、この「香妃園」と言えば、「鶏煮込みそば」が名物。初めて伺った時も食した一品。ランチの際も、鶏そばを食されているお客様が、やはりいらっしゃいました。
このスープにきっとコラーゲンたっぷりなんだろうな〜、と思いながら飲み干したのですが。。。
実は会社帰りにまたお店に伺って(今日2度目!!)、この「鶏煮込みそば」を十数年ぶりに頂いたことは、ここだけの内緒のお話(終)