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IoTセキュリティ『3キャリア統合閉域網』のメリット
こんにちは、マジセミ寺田です。
いつもマジセミにご参加いただきありがとうございます!
今回は、「IoTセキュリティ『3キャリア統合閉域網』のメリット」というテーマについて解説するセミナーを企画しました。
2025年3月12日(水)13:00 - 14:00
IoTの普及により、セキュリティリスクも拡大
昨今では、製造、物流、ヘルスケア、農業など幅広い業界で、センサーやクラウド、AIといった技術革新を背景に、IoTを活用した新たな取り組みが進められています。
2027年にはIoTデバイスの台数が全世界で570億台を超えると予想されており、着実にIoTの普及が進んでいることがわかります(総務省:令和6年版データ集より)。
普及が進む一方で、IoTデバイスは一般的なIT機器と比べセキュリティ対策が脆弱な傾向にあるため、IoTデバイスがサイバー攻撃の標的にされる危険性が高まっていると指摘されており、実際に官公庁などでもインシデントが発生したことが報告されています。
セキュリティー対策の一つ「閉域網」とは? ~閉域網の導入メリット~
閉域網とは、不特定多数が利用できるインターネット網から物理的・論理的に分離されたネットワークを指します。
閉域網を利用することで、特定の組織内のみ接続できるクローズドな環境を構築できるため、セキュリティを重視するネットワーク構成として利用されます。
IoTデバイスのセキュリティ対策に課題があることが指摘されている状況を踏まえ、
経済産業省や情報処理推進機構を中心にIoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度の整備が段階的に進められています。
2025年3月から「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度」の運用が開始し、「統一的な最低限の適合基準」とされる「☆1」のレベルへの対応が求められます(独立行政法人情報処理推進機構:セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)より)。
閉域網はこの適合基準に対応するうえでの一助となります。
3キャリアの回線を1つの閉域網に統合できる「MEEQ 閉域ネットワーク」
「MEEQ 閉域ネットワーク」は、モバイル通信を利用してお客様独自の閉域網を構築するサービスです。
SIMコネクト、VPNゲートウェイ、ダイレクトゲートウェイの計3つのプランについて、それぞれに適したユースケースを交えてご紹介いたします。
ドコモ、ソフトバンク、KDDIの3キャリアの回線を1つの閉域網に統合可能なため、通信状況にあわせて各キャリアを選択するといった使い分けが可能です。
また、複数キャリアの回線を同一閉域網に収容できるため、閉域網を利用するためのコストを圧縮しつつ、他キャリアのバックアップ回線を用意することも可能になります。
また、IoT向け通信のプラットフォーム「MEEQ」として、SIMの発注・解約・プラン変更や通信状況の確認がダッシュボード形式にて可能なコンソール画面もご用意しております。
お客様のご希望にあわせた独自プランの作成も可能で、サービスの種類や規模、通信量の増減に応じた効率的な運用を実現いただけるプラットフォームとなっております。
こんな人におすすめ
・自社でIoT製品の開発を計画・実施している
・IoTソリューション、デバイスについて広く情報収集をしている
・モバイル通信の選定にあたり、セキュリティに不安がある
・閉域網について知りたい
・閉域網を使った具体的な事例について知りたい
開催企業
■主催・共催
ミーク株式会社
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
★ここでしか聞けない内容です!★
2025年3月12日(水)13:00 - 14:00
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