劇場版アルゴナビスAXIA(+黎明)聖地巡礼
ご無沙汰しております!!
アニメ以来の完全新作「劇場版アルゴナビスAXIA」が公開されてはや3週間!
札幌では最早1回/日のみの上映となり、いつ上映終了になるかとヒヤヒヤしながら過ごしております。
そんなAXIAでは、アニメ版以来久々に札幌が舞台になったということで聖地巡礼を早速してまいりましたよ。
5月20日にはArgonavisのワンマンツアー「スタートライン」もZeppSapporoでありますし、ツアー参戦兼ねて聖地巡礼される方もいるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
あと、AXIAと同じく現在上映中の「映画刀剣乱舞-黎明-」にも一瞬ではありましたが、個人的に「そこ!?」的な札幌のスポットが出てきたので、ちょっと紹介いたします。
なお、Zepp Sapporoに関しては以前の記事で紹介しておりますのでこちらからどうぞ!
そして、アニメ版で登場した聖地スポットに関してはこちらから!
紹介前の基本情報
さて、今回の聖地巡礼では基本的に札幌市営地下鉄を利用します。
市営地下鉄を利用する際、特に全線通っている大通駅を利用する際には「色」を意識して移動すると便利です。
緑:南北線(麻生-真駒内)
オレンジ:東西線(宮の沢-新さっぽろ)
青:東豊線(栄町-福住)
そして、土日祝日に利用するのであれば、地下鉄限定で利用できる「ドニチカキップ」がおすすめ。
520円かかりますが、市営地下鉄は東京や大阪の地下鉄と比べると運賃が割高なので1日観光で使っていればすぐに元が取れます。
①ノルベサ
札幌の繁華街であるすすきの(ギリギリ大通か?)にある観覧車ノリアも設置されており、まんだらけや駿河屋、ジャングルさんが入居していることから丸大ビルと並ぶ札幌二大オタクビルの1つとされている(個人的意見)ノルベサ。
作中では、那由多の単独デビューが決まった後に深幸さんと涼くん、美園くんの3人が今後について話す場所として出てきました。
乗車料金ですが、1人800円となっています。
観覧車の中からはすすきのをはじめとして、札幌中心部を見渡すことができ、乗ってみると意外と面白いですよ。
シートにはヒーターが入っているので寒い時期でも冷たい思いをしない新設設計となっております。
最寄り駅としては市営地下鉄南北線のすすきの駅の2番出口からそのまま直進して、ファミリーマートのところを右に曲がって徒歩約3分ほど。
あとは、市営地下鉄全線が通っている大通駅から地下街ポールタウンの狸小路4丁目出口から狸小路5丁目方面に進んで約10分で行けるのでお土産屋さんなどで観光しながら行くんであればそちらもオススメですかね。
Zepp Sapporoにもノルベサから中島公園の方面へ向かって徒歩10分と歩ける範囲にありますので、ライブ前後や物販待機などに使ってみてはいかがでしょうか。
②サンピアザ水族館
さて、お次は里塚VS摩周さんの舞台となった水族館こと、札幌市厚別区新札幌にあるサンピアザ水族館へ。
里塚VS摩周さんの舞台となった5本柱のがある水槽は、入口から順路通り進んでぐるっと回ったところにあります。
会話していたと思われる場所は「サンゴ礁の魚たち」ゾーンかと。
それなりに来館者もおり、こんな所でああいう会話をするんじゃないよお二方・・・と思うことは間違いなし。サンゴ礁の魚たちも困惑しながら聞いていたことでしょう。
他の展示物としてはペンギン、エイなどがいる大型水槽、電気ウナギの発電コーナーなどなど。規模としては小さめで80年代感あふれる雰囲気もある水族館ですが、なかなか見応えある展示内容です。
最寄り駅はJRの新札幌駅と市営地下鉄東西線の新さっぽろ駅となっています。
ここでは、地下鉄からのアクセス方法を紹介します。
車両から降りたらまずは南改札口へ。そうすると、目の前に水族館のある複合施設「サンピアザ」と直結している出口3へ。
そして、2Fへと上がってからはサンピアザ内にあるケンタッキーを目印に進みましょう。
そうすると、その先にある出入り口から歩いてすぐのところに水族館があります。上記の目立つ看板もありますので見つけやすいかと思います。
料金は1000円。10時から17時(最終入館は16時半)までで年中無休です。
③ミュンヘン大橋
AXIA聖地巡礼最後の場所は、那由多が河川敷ランニングをする場面で出てきたミュンヘン大橋。
札幌の母なる川、豊平川にはいくつか大きな橋がありますが、作中に出てきたあの特徴的な塔から斜めにケーブルを張ったあの特徴的な形は、間違いなくミュンヘン大橋でした。
なぜ、ミュンヘンというドイツの街の名前が橋の名前についているのかというと、1972年に冬季オリンピックを開催した札幌、そして夏季オリンピックを開催したドイツ・ミュンヘン。その同じ年にオリンピックを開催した都市同士ということでその1972年の8月に姉妹都市提携を締結しました。
そいて、締結15周年の1987年にこの橋の建設が決まったこと、この橋の構造がドイツを中心に発展したことから「ミュンヘン大橋」という名前になったのです。
ちなみに、この辺りを示す地名としても「ミュンヘン大橋」が使われており、店名が「ミュンヘン大橋店」となっているところも多いです。
橋の半分付近にはミュンヘン大橋概要等が書かれたプレート、ミュンヘンの名所が書かれたレリーフが飾られています。
ちなみにこの橋の付近の河川敷は冬の間、除雪した雪を集める雪堆積場となっており、撮影した時点ではまだ雪が残っているため河川敷でランニング・・・というわけにはいかない状態になっていました。
このミュンヘン大橋の最寄り駅は地下鉄南北線澄川駅。澄川駅からは西出口を出て左へ曲がり、赤い看板でおなじみのツルハドラッグがある交差点を右へ。そのまま直進して徒歩で約20分程度で着きます。
橋の近くには北海道が誇る大型書店チェーン「コーチャンフォー」やそれに入っている「ミスタードーナツ」もありますので、ここまで歩いてきたらそこで一休みするのもいいでしょう。
さて、AXIAの聖地巡礼はここまでとし、最後は「映画刀剣乱舞-黎明-」にチラッと出てきた札幌市資料館について見ていきましょう。
④番外編「映画刀剣乱舞-黎明-」:札幌市資料館
この記事で紹介するのもどうかなと思いましたが、一瞬しか出ないことやわざわざ独立した記事にするにしても短すぎる・・・ということでここで「映画刀剣乱舞-黎明-」にチラッと出た札幌市資料館についての紹介を。
自分自身、刀剣乱舞は基本ストーリーや何名かキャラを知っている程度でしたが、「博多から東京まで高速バスで刀剣男士と共に向かうギャル」が出るという某藩士の自分としては見逃せないシーンがあるということで見に行ったら完全にドはまりだったこの作品。
その中で各地の名所が瞬間的に出てくるところが2回あるのですが、1回目の札幌で出てきたのが大通公園を西の方面に見た景色・・・。
それを聞いてなんとなく景色が思い浮かんだ方は、札幌市民か札幌ファン、もしくは雪まつり等で大通公園を全部周ってみたという方ではないでしょうか。
そして、出てきた建物がこちら。
大通公園の終わりにそびえたつ札幌市資料館(旧札幌控訴院)です。
おそらく、あの一瞬のシーンで「あっ札幌だ。」となった人はなかなかいないような気がします。
さて、この札幌市資料館。控訴院、つまり現在の高等裁判所として建てられたわけですが、控訴院と呼ばれていたころから残っている建物は名古屋控訴院(現:名古屋市市政資料館)とこの札幌控訴院のみという貴重な建物。
そのため、2020年には国の重要文化財としても登録されています。
建物自体が、大正から昭和へかけて近代化が進む中でつ作られたこともあり、建物の各所にデザイン性の高い装飾が多いのも特徴です。
中には控訴院時代の法廷を復元しており、希望者には戦前使われていた法服を着て記念撮影することも。
法廷以外には札幌市の街づくりの歴史が学べる「まちの歴史展示室」、札幌出身の漫画家であるおおば比呂司先生の記念室があったりと、無料とはいえ大変見応えある施設になっています。
最寄り駅は地下鉄東西線の西11丁目駅から西に歩いて徒歩5分程度。
無料ですし、大通公園の観光ついでに見てみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
ミュンヘン大橋以外は地下鉄の最寄り駅からほど近い距離にありますし、ライブついでに聖地巡礼してみては?
それでは!!