『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023〜おおきにスターダム〜』観戦記
こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<よし、そろそろいろいろ始めよう!!!!!いろいろとね>ミツルギです。
『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023〜おおきにスターダム〜』に行ってきました。
今年初プロレスです。
3年ぶりの声出し声援解禁興行です。
私は約2年ぶりの観戦です。
今日はこんな席です。
ほぼ真ん中でいい席でした。
声出しOKのため、1席飛ばしの客席です。
それでもほぼ満席は凄いです。
通天閣がありました。
正面から見るとちゃんとしてるんでしょうが、私の席から見るとちょっと残念な感じでした。
通天閣をくぐって、レスラーが入場します。
いよいよ始まります。
あと照明がこんな感じで照らしてます。
何かちょっとわかりませんでしたが、特別感ありました。
1・ベルト挑戦権争奪 『浪花ルーレット』 シングル勝ち抜き戦
<5分1本勝負>
15人参加の勝ち抜き戦です。
ポイントは2つあります。
1つは、オーバー・ザ・トップロープルール採用であることです。
実力差があっても、トップロープ越しに場外に落とせば勝てるのです。
そして、もう一つは5分で決着がつかなかった場合、両者失格になるということです。
最後に残ったレスラーは、好きなタイトルに挑戦できるのです。
ルーレットで出場選手が決まります。
栄えある1番手は
【STARS】の岩谷麻優でした。
こういうものって言い出しっぺが損なくじ引きますよねー。
衣装も着る間がなかったようで、持って来てました。
「なんで? 1番? 」
という空気感まき散らしての入場です。
2番手は、
【COSMIC ANGELS】月山和香でした。
未だに未勝利レスラーです。
①【STARS】岩谷麻優 VS 【COSMIC ANGELS】月山和香
声援はほぼ月山一色です。
応援したくなりますよねー。
やる気は伝わりましたが、まだ、差があるようでした。
客席見ながら試合を進める岩谷に余裕がありましたねー。
ほんと綺麗なドラゴンスープレックスでした。
【STARS】岩谷麻優 2分8秒 ドラゴンスープレックスホールド 【COSMIC ANGELS】月山和香
3番手は、
【STARS】向後桃でした。
②【STARS】岩谷麻優 VS 【STARS】向後桃
同じユニット対決です。
トップロープを超えてエプロンに立ち、
「オーバー・ザ・トップロープでお願いします。」
向後が岩谷を誘います。
度胸がいいです。
嫌がりながらも、声援に押されてトップロープを超える岩谷。
なかなかのエプロンの攻防があったのですが、いつしか闘いはリングへ。
こうなると向後、苦しくなるなー。
なんか大原はじめのやるムイビエンのような、マフラーホールドのような技で決められました。
エプロンで仕留めとけばねー・・・
【STARS】岩谷麻優 3分7秒 変形ストレッチ 【STARS】向後桃
4番手は、
【Queen’s Quest】天咲光由でした。
昨年の新人賞受賞者です。
③【STARS】岩谷麻優 VS 【Queen’s Quest】天咲光由
いきなりのドロップキックなど活きの良さは感じましたが、いつの間にか岩谷の術中に。
【STARS】岩谷麻優 2分2秒 スタンディングドラゴンスリーパー 【Queen’s Quest】天咲光由
5番手は、
【COSMIC ANGELS】中野たむでした。
④【STARS】岩谷麻優 VS 【COSMIC ANGELS】中野たむ
ここでこの2人の対決が観れるとは思ってもみませんでした。
ビンタバシバシは怖いぐらいでした。
互いにいいブリッジ見せてくれるし。
が、やはりこの2人に5分は短すぎます。
【STARS】岩谷麻優 5分00秒 時間切れ引き分け 【COSMIC ANGELS】中野たむ
両者失格ということで仕切り直しです。
6番手は
【COSMIC ANGELS】〔Club Venus〕白川未奈でした。
大ケガから復活して、プロレスファンからさらに支持を集めているようです。
7番手は、
【COSMIC ANGELS】なつぽいでした。
⑤【COSMIC ANGEL】〔Club Venus〕白川未奈 VS 【COSMIC ANGELS】なつぽい
同じユニット対決です。
いやーこれもじっくり観たいです。
時間がたりません。
なつぽいのクルクル円を描くような攻めも、
白川のバチバチも見ごたえありました。
白川の4の字固めがかなり効いてたんだけどなー、5分じゃダメでした。
2人の負けず嫌いな感じはよく伝わりました。
【COSMIC ANGELS】なつぽい 5分00秒 時間切れ引き分け 【COSMIC ANGELS】〔Club Venus〕白川未奈
8番手は、
〔Club Venus〕マライア・メイでした。
9番手は、
【Donna del Mondo】桜井まいでした。
前観たときより、グーンとかっこいいです。
⑥〔Club Venus〕マライア・メイ VS 【Donna del Mondo】桜井まい
ガンガンやり合いました。
ダイナミックというか、大味な感じというか、スケールの大きさを感じます。
やや桜井が押してるように見えましたが、最後の一撃で。
〔Club Venus〕】マライア・メイ 3分31秒 ツームストンパイルドライバー→エビ固め 【Donna del Mondo】桜井まい
10番手は、
【Donna del Mondo】テクラでした。
外国人対決です。
⑦〔Club Venus〕マライア・メイ VS 【Donna del Mondo】テクラ
テクラってちょっとした中にもテクニック見せてきます。
長いマライアの手足がテクラにはちょうどやりやすいのでしょうねー。
マライアが意地を見せて道連れに。
まさに足を引っ張りました。
テクラ、ずっと押してただけに残念でした。
【Donna del Mondo】テクラ 2分49秒 両者OTR 〔Club Venus〕マライア・メイ
11番手は、
【大江戸隊】刀羅ナツコでした。
手に鉄パイプです。
12番手は、
花園桃花でした。
花とシャボン玉マシーンを持っての登場です。
まさかの花園の方が奇襲です。
シャボン玉マシーンが壊れるほどの激しさです。
よくわからない激しさのレベルでしょうが。
⑧【大江戸隊】刀羅ナツコ VS 花園桃花
普通にやればナツコの勝ちは動かないのでしょうが、何が起こるかわからないのがこのルール。
心中しようと思えば、できてしまうのです。
トリッキー、色物ファイター桃花でありますが、何が飛び出すのかわからない怖さがあります。
今回はクラッカーでした。
ナツコも桃花のしぶとさに驚いたんじゃないかな?
【大江戸隊】刀羅ナツコ 3分27秒 両者OTR 花園桃花
13番手は、
ビリケンです★★でした。
事前のメンバーには入っておりませんでした。
ゴキゲンです でも、 フキゲンです でもなく、
ビリケンです★★ です。
金のつなぎでやってきました。
ちょっと世Ⅳ虎選手を思い出しました。
14番手は、
水森由菜でした。
⑨ビリケンです★★ VS 水森由菜
ビリケンです★★は、素早い動きの中に足を前に投げ出して座る『ビリケン座り』を織り交ぜてきます。
やっぱり目を引き付けるのです。
水森もパワーあるところを見せてくれましたが、隙をつかれました。
クルリとやられました。
ビリケンです★★ 2分21秒 後方回転エビ固め 水森由菜
15番手は、
【大江戸隊】鹿島沙希でした。
誰に勝っても負けても可笑しくない不思議なレスラーです。
⑩ビリケンです★★ VS 【大江戸隊】鹿島沙希
案の定、やってくれました。
いい方にです。
クルっと丸め込みました。
大体1時間ぐらいの試合の中、3分足らずの闘いで頂点に立ちました。
ビリケンです★★ は、
「デース、デース、ビリケンデース」
が気に入り過ぎてしまったのが敗因でしょう。
仕方ないかー、やっと声出しOKになったわけだし。
【大江戸隊】鹿島沙希 2分27秒 起死回生 ビリケンです★★
優勝者には、好きなタイトルに挑戦できます。
鹿島は、ハイスピード王座を希望しました。
動きが早い上に試合時間も早い鹿島は面白い存在です。
1分でベルトを獲る宣言まで飛び出しました。
2・TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
【STARS】葉月&飯田沙耶&コグマ VS 【大江戸隊】スターライト・キッド&梅咲遥&琉悪夏
今、6人タッグのリーグ戦の真っ最中です。
今回はビッグマッチなのでこの1試合だけです(なんか不思議ですが)。
動ける人達がそれってますが、コグマ&葉月のコンビネーションがちょっと一味違いました。
キッド組も早い動きで攻め立てたんだけどなー・・・
【STARS】コグマ 9分3秒 横入り式エビ固め 【大江戸隊】スターライト・キッド
<4点> <4点>
3・【God’s Eye】朱里&小波&壮麗亜美 VS 【Queen’s Quest】林下詩美&AZM&レディ・C
スターダムで最も好きなレスラー朱里の登場です。
朱里と詩美との絡みはいくらでも観たいです。
でも、2人より小波とAZMのちょこまかとしたスピーディーな攻防が印象に残りました。
2年ぶりに観ると先程の桜井まいといい、レディ・Cといい、風格というか佇まいから違うのですねー。濃い時間を過ごしたのでしょう。
こういう部分が楽しみです。
【God’s Eye】小波 11分25秒 トライアングルランサー レディ・C
4・スペシャルシングルマッチ 〔センダイガールズ〕橋本千紘 VS 【God’s Eye】MIRAI
これかなり楽しみにしていた試合です。
花道から歩いてくる橋本がスタンドから見ている私にもハッキリとデカく見えた気がしたのです。
存在自体がデカかったのです。
オーラが出まくってました。
レスラーとしての迫力が漲っているように見えました。
岩というか、山というか・・・そびえ立つ感じです。
最後はオブライト
橋本の豪快なジャーマンスープレックスはこう呼ばれます。
MIRAIも凌いで、攻めてとやってましたが迫力が違いました。
説得力のある技を見せるレスラーなのですが。
〔センダイガールズ〕橋本千紘 15分18秒 オブライト 【God’s Eye】MIRAI
最後は朱里とおでこをくっつけてにらみ合いました。
イチャイチャしてるように見えましたが。
朱里VS橋本の『強さ』を追い求めるプロレスが一つの軸になっていくんでしょうねー。
やっぱり強さと言えばこの人だと思います。
5・ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>高橋奈七永&優宇 VS <挑戦者組>【Donna del Mondo】舞華&ひめか
「舞ひめ」ってこんなに絶大な人気あったんですねー。
入場から大きな声援を集めてました。
人気があるのは当然として、その裏にはチャンピオンの「7upp」の強さを観客が認めてるのもあるんでしょう。
プロレスの怖いところはアクシデントです。
まだ序盤なのに、ひめかが場外でうずくまってます。
アクシデントで終わったり、テンションだだ下がりで盛り下がってしまったりすることも多いですが、ここからが凄いことになるのです。
舞華が孤軍奮闘するのです。
あの強い2人相手にです。
これ応援したくなるシュチエーションですよね?
ただでさえ火がついていたところに油を注いだようになってしまいました。
そして、ひめか復活。
お膳立てはそろっていたのですが、そんなにやわな相手ではなかったのです。
やはり強いです。
ガンガンやって、ガンガンやられて、ガンガンやり返して。
受けも攻めも半端ないのです。
怖いぐらいに。
ヒザ十字を決められた時には、私も足が痛くなりました。
高橋奈七永 18分54秒 ワンセコンドEX→片エビ固め ひめか
※第26代王者の高橋奈七永&優宇が初防衛に成功
そこにやってくる【大江戸隊】刀羅ナツコ&琉悪夏。
挑戦表明。
琉悪夏ってマイク面白かったんですねー。
6・ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>【Queen’s Quest】上谷沙弥 VS <挑戦者>【大江戸隊】渡辺桃
前の試合で盛り上がり過ぎたのかなー、試合途中からガクッとテンション落ちた気がしました。
セコンドの大江戸隊が試合に介入して、ドタバタしてるわりに盛り上がらないのです。
ウンザリしてるのかなー?
あんまり嫌われてないことがわかります。
ヒートさせてほしかったです。
上谷の掟破りのピーチ・サンライズが良かったです。
桃の怖さがもっと観たかったです。
とうとう14まで防衛を伸ばしたのは立派です。
【Queen’s Quest】上谷沙弥 16分38秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め 【大江戸隊】渡辺桃
※第16代王者の上谷沙弥が14度目の防衛に成功
7・ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>【Donna del Mondo】ジュリア VS <挑戦者>〔プロミネンス〕鈴季すず
やる前からドラマ爆発してました。
前の団体アイスリボンからのドラマです。
同じ部屋で姉妹のように過ごしていた2人。
ある日、ジュリアが何も言わずに出て行ってしまう。
そして、スターダムへ行って活躍。
すずはアイスリボンでチャンピオンになる。
2人とも躍進して、今、ここで闘う。
一度、スターダムで闘って引き分けてます。
今度こそ白黒つけるのです。
アイスリボンのときは50人の前で闘ってた2人が、エディオンアリーナ第1競技場のメインで闘うのです。
もうこんなドラマがあるのです。
この時点でかなりのものです。
序盤はエルボー合戦もありましたが、じっくりしたグランドの闘いが印象深いです。
じっくりした闘いが苦しそうなんだけどなんだか楽しそうに見えました。
「おー、そう来るかー」
とでも言い合ってるようです。
そして、次第に激しくなり、場外へ。
すずのリングの角へのライガーボムが飛び出しました。
唖然としました。
冷や汗。
すずの執拗なジャーマン、ジャーマン、雪崩式ジャーマン
互いに丸め込み、キック
ジュリアの鬼の攻め、グロリアスドライバーからのノーザンライトボム
そこで終わりました。
【Donna del Mondo】ジュリア 25分4秒 ノーザンライトボム→片エビ固め 〔プロミネンス〕鈴季すず
※第15代王者のジュリアが初防衛に成功
ジュリアはすずを讃え、タッグを組みたそうにしますが・・・
フラレました。
「ジュリアと鈴季すずの物語はまだまだ終わらせねえよ。ジュリア、またなー」
すずはマイクでそういうと帰っていきました。
ジュリアが
「アルベデルチ! またな!」
で締めました。
もちろん声を出して
「またな!」
の合唱です。
今まで失くした時間を取り戻しました。
ジュリアの人を惹きつけるところ、これをカリスマって言うのでしょうか?
文句つけられないものがあります。
1年ちょっとぶりに観たスターダムは、違う団体に来たみたいでした。
朱里との3人掛けに出てた桜井やレディ・C、あと琉悪夏が凄いレスラームードを醸し出していたのに驚きましたし、それ以上に
「ポートレートってこんなに高かったっけ?」
と驚きました。
前観たときはマーベラス勢ぐらいしか所属外レスラーはいなかったと思うのですが、今回はかなり参加してました。
この他にすず以外のプロミネンス勢とかCOLOR'S勢とかも出たりするんですよね?
日本中の女子プロレスラーが目指すようになっていくんでしょうねー。
一つの団体でプロレス祭のようになっていってます。
いい意味でいろいろある団体になりました。
ここで頂点に立つのは、どんどん大変になっていくでしょうねー。
彼女達、カッコよかったです。
今はトコトン行けるところまで行けばいいと思います。
勢いが一番ある団体です。
使えるレスラー集めて、新人も育ててる。
ほんとどこまで行けるか楽しみです。
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