プロレスリングノア 『N-1 VICTORY 2024』決勝戦
こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<もう冬ですよね?????>ミツルギです。
プロレス界流れが早いので今更感がありますが、これからのNOAHについてかなり大事な興行だったと思うので書いておきます。
二カ月以上経っちゃいましたけどね。
まず、プロレス会場に行く前に一休み。
『OSARU COFFEE』へ。
一度行ってみたかったのです。
なんて可愛いやつなんだー・・・
テイクアウトしました。
美味しかったです。
よし、いい興行になる予感がする。
プロレスリングノア 『N-1 VICTORY 2024』決勝戦です。
ここのところ毎年行ってますねー。
入口でクリアファイルをもらいます。
決勝の2人が表裏です。
テンション上がります。
今日はこういう席です。
ほぼ真ん中です。
ゲートがあります。
ビッグマッチ仕様です。
1・4WAYマッチ
アレハンドロ VS タダスケ VS 大原はじめ VS スペル・クレイジー
目まぐるしい闘いでした。
やはり華麗さで目立ったのがアルハンドロ。
でも、私から一言言わせてもらうと
スペル・クレイジー、こんなもんとちゃうぞ!!!!!
ってところです。
スペル・クレイジーファンの言い分でした。
〇アレハンドロ 6分04秒 空回弾 → 片エビ固め スペル・クレイジー×
2・マサ北宮 VS 宮脇純太
宮脇の爆発をみんな首を長くして待ってます。
それ以上に北宮の覚醒を待っているのです。
北宮が技を受けて、そして、一発で決めました。
この2人の奮起がNOAHのこれからに関わって来るでしょう。
私は期待しています。
が、それ以上にNOAHのファンの期待度が凄いです。
〇マサ北宮 7分07秒 サイトースープレックス → 片エビ固め 宮脇純太×
3・ジャック・モリス&佐々木憂流迦&大和田侑
VS タイタス・アレクサンダー&大岩陵平&藤村加偉
ABEMAで小川良成氏の解説を聞くとべた褒めなんてすよねー大岩。
キレがあっていい選手だと思いますが、まだ個性が見えてこない気がします。
そこはこれからなんでしょうねー。
見どころ多くて絞りきれませんが、やっぱり気になるのは佐々木憂流迦かな。
初めて観ました。
今年の1月にデビューしたばかりです。
それなのにGHCナショナル王者でした。
総合格闘技からの転向です。
なんかやってくれそうな雰囲気があります。
タイタスが最後決めました。
もっとじっくり観たい選手だらけの試合でした。
×大和田侑 13分36秒 ビッグ・アグリー タイタス・アレクサンダー〇
4・征矢学&タビオン・ハイツ<WWE> VS 藤田和之&ヨシ・タツ
WWEの新鋭タビオン・ハイツと藤田和之の絡みが気になります。
が、空気を読まない征矢がグワーッと行くのです。
そんな征矢、嫌いじゃないです。
藤田との体をぶつけあう壊し合い、迫力ありました。
藤田、ハイツの絡みも少しありました。
ハイツ、藤田を面白いぐらい投げちゃうんですよねー。
ただ藤田の「野獣」部分はまだ出しませんでしたけど。
あーなんかヨシ・タツ浮いてましたねー。
本人もわかってたでしょう。
今、ジャック・モリス&ダガと悪の軍団やってますもんね。
生き残りに対する不安があったのでしょう。
応援します。ブーイングしますけど。
いろんなものがこのリングで交差してたんでしょうねー。
〇タビオン・ハイツ 11分01秒 ハイツボム → 片エビ固め ヨシ・タツ×
ハイツの華というか陽気さが花開けば面白いですねー。
5・<マリーゴールド>天麗皇希&青野未来&ボジラ&田中きずな
VS 彩羽匠&愚零闘咲夜&高瀬みゆき&サンドラ・ムーン
<マリーゴールド>勢が観れるの嬉しいです。
なかなか行く機会が無いもので。
ただボジラを入れたのは、良かったような悪かったような。
目立っちゃうんです。ダントツで。
あと愚零闘咲夜をこういう多人数のところに入れるのはちょっともったいない感じしました。もっとじっくり観たかったなー。
ボジラが暴れ、愚零闘咲夜が毒霧で戦線離脱させたといった感じです。
その2人の存在感に消されない彩羽の「鋭さ」が試合を決めました。
×田中きずな 13分49秒 ランニングニー → 片エビ固め 彩羽匠〇
6・ジョシュ・ブリッグス<WWE>VS 稲村愛輝
これ期待しておりました。
迫力のある試合になると思ってました。
迫力ある試合でした。
でも、どこかあっさりしてました。
稲村のこのあっさり感が実にもったいないと思います。
期待が大きいだけに余計にそう思います。
今、稲村はWWEで鍛えられているそうです。
WWEの選手がNOAHのリーグ戦で鍛えられたので、その返礼でしょう。
稲村には今までいなかったようなスケールの大きなレスラーになってほしいです。
〇ジョシュ・ブリッグス 12分26秒 ラリアット → 片エビ固め 稲村愛輝
短い中にギュッと詰まった試合だったのです。
2人とも、これからどんなレスラーになるんでしょう?
7・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&ガレノ・デル・マル&ルイス・マンテ
VS シュン・スカイウォーカー&ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ
ルチャドールがこれだけそろえば華やかです。
ちなみにこの中に日本人はシュン・スカイウォーカーだけ。
あとはメキシカンです。
シュンとルイスはドラゴンゲートという団体で闘ってます。
そして、
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&ガレノ・デル・マル
と
ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ
は、兄弟です。
で、
兄ワグナー派手
弟ガレノ地味
と
兄ウルフ地味
弟ドラゴン派手
という対照的な闘いでもあります。
以上、必要なようなどうでもいい知識でした。
やっぱりルチャ最高です。
華やかです。
が、シュンがアクセントになりました。
ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフも
「何で? こいつと組んでるの? 」
といった雰囲気です。
太陽の中に月が混じってる感じです。
それがシュンの存在感でしょうねー。
タッグの連携が取れないので勝てるわけありません。
ベインがやられました。
ルチャのわかりやすく、明るい試合を堪能しました。
〇ルイス・マンテ 13分34秒 ヴェルタフィナーレ → エビ固め ドラゴン・ベイン×
8・GHCタッグ選手権試合
丸藤直道&杉浦貴 VS 斎藤彰俊&モハメドヨネ
斎藤彰俊は引退するのです(2024年11月18日)。
その前にやり残したことをやるようです。
狂い咲いてます。
そこでこのタイトルマッチです。
というよりこの相手とこのパートナーでやりたかった感じがします。
まさに「漢」の闘いです。
ガンガンガンガン
というのが形容するのが一番相応しい試合でした。
受けて受けて攻めて
受けやや多めな感じです。
プロレスラーに喧嘩売った空手家が、今こんなにプロレスファンやプロレスラーに愛されるんでしょう。
どこか
「勝てないだろうなー」
と思ってました。
でも、
「勝ったら面白いなー」
とも思ってました。
斎藤彰俊って、面白くしてくれる人なのです(結果伴わなくても)。
杉浦に絞められました。
壮絶に散りました。
「えっ、こんな終わり方?」
とも思いましたが、その地味さがやたらとリアルに思えました。
ここで杉浦と死闘を。
引退試合では丸藤と死闘をして、完全に散りました。
杉浦に絞められて、丸藤のローリングエルボーで介錯されました。
プロレスラー斎藤彰俊完結。
〇杉浦貴 19分54秒 フロントネックロック → レフェリーストップ 斎藤彰俊×
※第67代王者組が2度目の防衛に成功
9・GHCジュニアヘビー級選手権試合
AMAKUSA VS ダガ
ダガはそう強い感じはしないのに、負けそうにない不思議なレスラーです。
まさにチャンピオンに向いてるレスラーです。
もの凄くスカシが上手い、省エネな感じがします。
AMAKUSAって、ちょうど反対な感じがしますねー。
「そんなにクルクルせんでも」
と思ったりします。
手数はAMAKUSAだったけど、ずっとダガのペースだったように思います。
ダガ、深い感じがします。
でも、ディアブロウィングスはあまり説得力のある技とは思えません。
相手の足が先にリングに着いてる感じがして見栄え悪いです。
もっと迫力あるように見えないかなー?
そんなこと思うの私だけですかねー?
× AMAKUSA 17分12秒 ディアブロウイングス → エビ固め ダガ
※第55代王者が初防衛に失敗。ダガが第56代王者となる。
10・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
近藤修司&Eita VS HAYATA&YO-HEY
HAYATA&YO-HEYのセカンドには、タダスケと共に原田大輔が・・・
これだけで胸いっぱいになってしまいました。
原田大輔、デビューの当時から知ってます。
よく新日本プロレスの大阪府体大会のときにチラシ配りに来てました。
まだ坊主頭の頃です。
「僕、明日観に行きます」
と言うと
「ありがとうございます!」
と言ってくれました。
翌日、デルフィンアリーナのトイレで会うと会釈してくれました。
それ以来ファンですねー。
引退のときは泣きました。
だから、ここで出て来てくれて嬉しかったです。
近藤&Eitaはかなりバランスの取れたコンビです。
ずーっと王者コンビのペースで進んでた感じです。
が、HAYATAがワンチャンスで一気に取りました。
ほんと逆転勝利というのがピッタリな勝ちでした。
まだコンビネーションでは近藤&Eitaの方が上でしたが、これからに期待します。
×Eita 19分14秒 へデック → 片エビ固め HAYATA〇
※第60代王者組が2度目の防衛に失敗。HAYATA、YO-HEY組が第61代王者組となる。
試合後、原田から提案
「ラーテルズに新しいメンバー入れたらどうや」
呼び込まれたのは、菊池悠斗(道頓堀プロレス)でした。
大阪プロレスでよく観てます。
道頓堀プロレスでは、ヒールになったのですが、ノアではベビーフェイスなのかなー?
11・N-1 VICTORY 2024優勝決定戦 GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗 VS 拳王
この2人がこの頃のNOAHの象徴だと思います。
決勝戦でタイトルマッチ。
観客の信用も厚いです。
私はどちらかと言うと拳王派です。
自分で切り開いてる感が好きです。
試合は1点集中攻撃が多く、地味な攻防が多いのですが、魅せられます。
清宮のエプロンでのフランケンシュタイナー
拳王の雪崩式ドラゴンスープレックス
など危険な大技もありましたが、じっくりとしたグランドレスリングを軸にしようという感じが強かったです。
たぶんこれからのNOAHはこういうのが主体になっていくのでしょうねー。
小川良成が現役引退したので加速しそうです。
フィニッシュはアームドラッグでした。
以外なフィニッシュです。
ビッグマッチでこのフィニッシュ。
でも、こんな試合も面白いと思いました。
技術を競い、頭脳で切り開く
これからのNOAHを想像してみました。
過激になりすぎたので原点に戻ってみるのもいいと思います。
これから観客をどう納得させていくのか楽しみです。
〇清宮海斗 25分09秒 アームドラッグ → 片エビ固め 拳王×
※清宮海斗がN-1 VICTORY 2024優勝、ならびにGHCヘビー級王座の3度目の防衛に成功。
マイクで小川良成への感謝を。
でも、小川はABEMAの中継で
「せっかく優勝したから褒めようと思ったのに、ザックの真似。」
「技は武藤さんの真似」
などと酷評でした。
う~ん、でも正直、私は潮崎豪をなかなか評価しなかったところあります。
ミニ小橋建太
という捉え方をしてました。
いい試合はしてたのですが。
ほんと応援しだしたのは、コロナ禍の好勝負を連打してからです。
清宮にはなんかもう一つ突き抜けてほしいと思ったりします。
また、武藤ムーブかー・・・
というちょっとした残念さを感じるところがあって。
いい試合してることは認めてますが。
小川良成が引退したのに小川良成を凄く感じました。
呆気なく決まったり、不意に終わったりすることも増えるんでしょうかねー。
そういうプロレスの技術と「謎」、好きです。
あー惜しむなくは小川良成選手は藤波辰爾選手と闘って欲しかったです。
なんか呆気なく終わっても
「なんか凄いことがあったんやろなー」
と思うような試合をしたんじゃないでしょうか?
そういう「謎」好きだったりします。
サイン会に藤田和之選手がいました。
サインもらったことなかったので、もらうことにしました。
写真を撮ってくれるのです。
「どんな感じで撮りましょう? 」
と聞いてくれたので、
「では、仲睦まじくでお願いします。」
受けてくれました。
で、仲睦まじい写真がこれです。
仲睦まじいでしょ?
私がやせてるわけではないです。
藤田選手がデカいのです。
「これでいい? 撮れてる?」
と聞いてくれました。
気遣いの人でした。
手に入れたポートレートです。
今日もいい観戦ができました。
プロレスのフルコースいただきました。