
2/16 大瀬良泰貴自主興行『No Way』
こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<花粉がビュンビュン飛んでますよねー>ミツルギです。
大瀬良自主興行『No Way』に行ってきました。
みちのくプロレス所属で大阪プロレスでも活躍する大瀬良泰貴選手です。
大阪プロレスでは、ローグ・ネイションというルード軍団(悪党?)に所属してます。
現ライトヘビー級チャンピオンです。
彼が地元大阪で興行を打つのです。
なんとEVILが出場するのです。
新日本プロレスのホームページからEVILの名前が消えたのです。
ひょっとしたら新日本プロレス辞めて、インディーでやったりするんやろか?
などと予想(いや、願望かな?)しておりました。
2月11日のエディオンアリーナに乱入、ニュージャパンカップにもエントリーされてます。
な~んだ。
ちょっとショック。
ジェイ・ホワイトと同じ手やん!!!!!!
もうちょっと休んで、インディー団体を荒らしてからでも良かったのになー。
でも、他団体出るの珍しいので、良しとします。
なんか偉そうですいません。
初めて会場の『176BOX』に行きました。

大阪でのインディー団体のメッカです。
住宅地の中にあります。

もちろん、この興行のポスターも貼ってました。

天井の高い、いい会場です。

やはりEVILのものが・・・
この日、EVILや新日本プロレスのTシャツ着た人も多かったです。
ちょっと大阪プロレスのいつもの層とは違う感じがしました。

スポンサーの皆様のようです。
大瀬良選手、愛されてます。

試合前にこの日、前日にお亡くなりになったグラン浜田追悼の黙祷がありました。
浜田さんいなかったら、日本にルチャも浸透してないし、みちのくプロレスも大阪プロレスもできてなかったでしょう。
今日、ここでみちのくで大阪な大瀬良興行を観るのも何かの縁でしょうねー。
1・浅川紫悠 vs タコヤキーダー


真っ向勝負にならないのが、浅川流かな?
ドスン!!!!!
という地響きのような浅川のエルボーが印象的な試合でした。
上手い(というか狡いかな?)だけじゃなく、こんな迫力のある技があるのが強みだと思います。
急所打ちから、デスバレーボム、ホワイトナックルライド(エメラルドフロージョン的な落とし方する技)で勝ちました。
ペースもずっと握ったまま勝っちゃった感じです。
〇浅川紫悠 10分21秒 ホワイトナックルライド タコヤキーダー×

2・スペル・デルフィン&フライング・ペンギン&ぽっぽちゃん vs Gamma&レディせりな&レディくらら






2point5女子プロレス提供試合です。
フライング・ペンギンは大阪プロレスで歌を歌ってるところはよく観ましたが、試合は初めて観ます。
あくまでも2point5女子プロレスなので、デルフィンとGammaはややサポートに走る感じです。
が、Gammaがなんだかんだで主役になっちゃいました。
女子の試合はまだまだ粗削りです。
バタバタ感があります。
やはりプロレスって難しいジャンルなんだなーって思います。
でも、そこから成長していくことが観ることができるのだから、長ーい目で観ることが大事なんでしょうねー。
やる気、伝わってきました。
×ぽっぽちゃん 9分10秒 逆エビ固め Gamma〇

3・ザ・ボディガー&佐野蒼嵐 vs アルティメット・スパイダーJr.&晴斗希


これ思った以上に熱い試合でした。
晴斗希が蒼嵐と向かい合ってるときに、ボディガー出てこいと主張したのです。
ボディガーが出てきました。
スゴスゴとリングから出る蒼嵐。
これが蒼嵐の導火線に火をつけました。
カットに入るとき、カットを防ごうとするとき、蒼嵐は晴斗希に執拗に突っかかって行ったのです。
一撃くらわすだけでは済ませません。
晴斗希も始めは
「おっ、やるな」
という感じだったのですが、仕舞には
「お前、ひつこいねん!!!!!!」
といった感じになりました。
いきなり主役に躍り出た蒼嵐。
この2人のシングル観たくなりました。
こんな驚きがあるからプロレスは面白いです。
×佐野蒼嵐 13分34秒 前方回転エビ固め アルティメット・スパイダーJr.〇

4・タイガースマスク vs 花園桃花




ミクストマッチは正直、あまり好きではないのです。
が、これは面白かったです。
こういう手があったのかー。
タイガースの技が当たらないのです。
寸止めではありません。
大外れなのです。
が、痛がり、苦しむ桃花。
そんなソーシャルディスタンスプロレスを今、観れるとは思いませんでした。
レフリーは露骨に桃花側です。
観客に応援される阿部四郎
です。
桃花が泣いたら、レフリーも泣き、挙句にデルフィンが出てくるのです。
「泣いとるやないか! 」
タイガースは桃花の技を受けなくてはならないのです。
いやーこんだけプロレスの試合で笑ったのは久しぶりです。
やっぱりこんなのやらせたら、タイガースですねー。
×タイガースマスク 16分17秒 体固め 花園桃花



5・ゼウス&松房龍哉 vs ビリーケン・キッド&木下亨平





松房、木下は先ほどの晴斗希、そして、今回は出てませんが菊池悠斗の四人は大阪の宝です。
未来とは言えないです。
今、凄いですから。
この2人の絡みは面白いです。
シングルも観たいなー。
ゼウスとビリーの絡みも面白いです。
体格差をどうにかしょうとするビリー。
でも、簡単にはじかれたりして。
なので、コンビネーションを駆使したり、飛び技を見舞ったり。
まあ、いつも通りの大阪プロレスの熱い試合でした。
・・・木下は大阪プロレスではありませんが(ダブプロレス所属です)。
〇ゼウス 16分15秒 ジャックハマー 木下亨平

6・EVIL &ディック東郷&佐々木大輔vs大瀬良泰貴&TORU &ゴリアテ







そして、やってきました。
『HOUSE OF TORTURE』の2人です。









この小さめな会場にEVIL君臨です。
人間の中にクマが混ざってるような違和感です。





基本、ハンターは試合中は写真を撮らないのですが、場外乱闘は別です。
この試合、いきなり場外乱闘でした。
さすが悪党?同志です。
近くでプロレスラーが観れる機会なのです。
危険ではありますが。




気がついたら大瀬良は流血してました。
大瀬良が捕まってます。
代わる代わる顔面にパンチ。
いきなりの主役のピンチです。
そこからローグ・ネイションがもりかえし、東郷も流血しました。
ゴリアテがEVILに挑んでいきます。
TORUが佐々木ともめまくりです。
応援したくなります。
大瀬良、またもピンチ。
でも、再び盛り返し、EVILとの一騎打ちに。
フェースロックで搾り上げたときが一番の勝機だったかな?
大大瀬良コールです。
私も初めて大声で大瀬良コール送りました。
パーツから違うEVILの技をガンガンくらってもキックアウトしまくります。が、やはりEVILのEVILが出たらもう終わりでした。
残念ですが、ほんと意地を見せつけられました。
大阪プロレス勢と新日本プロレスのレスラーの絡みは新鮮でした。
また、佐々木大輔とEVILが組んでるのもかなり貴重です。
なんか凄いもの観た満足度が高いです。
〇EVIL 20分24秒 EVIL 大瀬良泰貴×








大瀬良を初めて観たときは、みちのくプロレスの第一試合で川村選手とバコバコ蹴って殴ってしてた頃です。
今の悪い感じになるとは思ってませんでした。
今、立派なメインイベンターですよねー。

「俺たちがプロレス界を書きまわしてやるから」
そんな意地が観れて満足です。

ほんと凄かったなー。
普段、大阪プロレス観に来ない人にも届いたんじゃないかな?
全体的のインディーのいいとこどりのような興行だったと思います。
来た甲斐がありました。


帰りに売店にディック東郷選手がいたので、ポートレートを買いました。
「ポートレート1000円ですか?」
「はい。1000円です。」
流血してても丁寧に答えてくれる東郷選手が好きです。
プロレスを腹いっぱい食べた気分です。