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1/14東福寺を行く!!!!!②(方丈 八相の庭とか本堂とか三門とか)
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<寒くなるようですよ>ミツルギです。
東福寺の続きです。
有料の場所は
『通天橋』とこの『方丈 八相の庭』です。
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「作庭家・重森三玲(1896ー1975)によって昭和十四年に完成されたもの」(『方丈 八相の庭のパンフレットより)
正直、なーんだ。そんなに古くないんだー。
と、思いました。
しかし、そのおかげで古来の庭と近代性が融合されているのです。
いや、いるらしいのです。
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まず、『東庭』です。
この穴の開いた筒状のものは『北斗七星』を現しているそうです。
私、一つ撮り損ねているので、わからないでしょうが。
その奥にある生垣が天の川を現しているのだそうです。
全く撮れてないのでわからないでしょうが。
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『南庭』です。
ここは一番広いのです。
だから横からでは全て入りません。
なので縦で全部入れてみました。
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左側には岩が配置されてます。
『蓬莱』『方丈』『瀛洲』『壺梁』を現しているのだそうです。
これら4つを仙人が住む島『四仙島』と呼ぶそうです。
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渦巻く砂紋によって『八海』を現しているそうです。
海と島があるわけです。
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真ん中に門があります。『恩賜門』です。
昭憲皇太后からの寄進と伝わっています。
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この部分は『五山』になぞらえているそうです。
この庭の3分の2はモノクロですが、この部分だけ緑なのです。
一本だけある松もいい仕事してますよね?
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『五山の送り火』と言うから京都なのかな?
全体で東の海を表現していて、そこから京都へ導いているのかな?
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『西庭』です。
『井田市松』呼ばれる模様だそうです。
方形に区切られているのです。
私はなんか西洋っぽいと思いました。
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展望台があります。
渓谷に突き出している『通天台』という場所です。
そこから見ると『通天橋』がハッキリ見えます。
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『北庭』です。
こちらは『小市松』です。
これなんてタータンチェックですよねー。
私は日本の庭園は丸っぽいと思い込んでるせいでしょうか?
『八相の庭』とは、
『南庭』の『蓬莱』『方丈』『瀛洲』『壺梁』『八海』『五山』
『西庭』の『井田市松』
『東庭』の『北斗七星』
の八つを『八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)』に因んで命名されたものだそうです。
『北庭』も仲間に入れてあげてください。
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東にある庭ですが、『東庭』とは呼ばれない部分です。
でも、普通に小奇麗な田舎の庭ってこんな感じだと思います。
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この屏風の凄さは、読めそうで読めないところです。
なんて書いてます?
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『方丈』から出ました。
『庫裡』の屋根です。
花が咲いてるのかな?
こんなの見た覚えないのですが。
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『偃月橋』です。
『臥雲橋』『通天橋』と3つの橋がありますが、このさりげない橋だけが重要文化財なのです。
ひっそりとしてるので気がつかない人もいると思います。
『竜吟庵』は工事中でした。
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こんな風景が見えます。
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『竜吟庵』の右手には『即宗院』があります。
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中には入れないようなので、入り口から撮りました。
素敵な庭園が広がっているようです。
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ここの仁王様がなかなか個性的です。
私より小さいです。
そして、向かい合っているのです。
門を通るときは、にらめっこしてる間を入らないといけないのです。
他の仁王様より顔が大きめです。
柵の顔の部分が出るようになっているのも面白いです。
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庭園、見たかったなー。
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どこの屋根だったかなー?
獅子が逆立ちしてるようです。
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トイレ前に並ぶ木造たち。
竜と鷹かな?いや、アマビエにも見えるなー。
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ウサギとフクロウ。
おトイレの案内ご苦労様です。
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『本堂』です。
大きいです。
子供のような感想ですいません。
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仏像が見えますねー。
照明の具合が抜群で遠くからでも見えるのです。
天井には堂本印象作の『蒼龍図』があってカッコいいのです。
本堂は無料で見れるので覗いた方がいいですよ。
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『三門』です。
凄く立派です。国宝ですもの。
私の中の芥川龍之介の『羅生門』のイメージはこんな感じです。
もっと寂れてたでしょうが。
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横から見たところです。
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中には仏像とか極彩画とかがあるらしいです。
見せてくれません。
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柱に四角い切り込みがあります。
その切り込みから見ると向こうまで見えるのです。
エッシャーの絵を思い出しました。
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『思遠池』から『三門』を見ると凄くカッコいいです。
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さらに近づいてみました。
仏像まですとーんと見えます。
これで池の蓮が咲き乱れてたら、凄い光景でしょうねー。
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『禅堂』があります。
禅宗寺院ですから。
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今更ながら『東福寺』の説明を読んでください。
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さりげないこの門(六波羅門)も重要文化財なのです。
このお寺で最も古い建物だそうです(『月下門』と共に)。
『東福寺』かなり面白かったです。
おススメいたします。
つづきます。
<参考>
『通天橋』に入るときにもらった『大本山 東福寺』のパンフレット
と
『方丈 八相の庭』に入るときにもらった『東福寺 方丈 八相の庭』のパンフレット
の情報を参考、引用しております。