『青い鳥、逃げた』終わりました
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<いつの間にか終わって1週間経ってました>ミツルギです。
『ぱくっと2024』終了しました。
もちろんDブロックで上演した『青い鳥、逃げた』も終了いたしました。
皆さん、ありがとうございました!!!!!
出演メンバーは
超人予備校のみで行いました。
いかにも超人予備校らしい作品になりました。
こういうことを2年ほどできてなかったんですねー(『おはなしえん』を除く)。
この作品は2022年の無職時代に書きました。200年の『アオバフェス』のために考えたものです(コロナ禍のため、『アオバフェス』は中止になりました)。時間ができたので一気に書き上げました。まあ、最初はワチャワチャして終わるという何も残さない作品だったのですが(それもいずれやりたいですが)、15分ものに生まれ変わるときに今回のような作品になりました。
イベントに参加したことは何回かありますが、ラストに上演するのは初めてでした。
それもDブロックのトリです。
演劇祭の締めになるわけです。
「変った劇団」
として空気を変えるために出てたところありました。
寄席でいう「色物」的なところですねー。
落語と落語の間に出てくるちょっと空気を変える
漫才、マジック、曲芸
のような感じです。
「想像力は休めて、楽に観てください」
というような。
自分でも
「関西小劇場界の箸休め」
と自負していたところがあります。
でも、今回はちょいテーマがあり、投げかけもしてます。
何となくです。
Dブロック全体を見ればこの順番で良かったと思います。
この作品で良かったです。
よく受けたし。
我々が出るまでにいい空気にしてくれてたことが大きくて、ほんと皆さんに感謝しないといけません。
トリを任されて、無事締められたかどうかわかりませんが、思いっきりやれました。
それにしても、よく超人予備校にトリを任せてくれたと思います。
・・・ただ青い鳥が出てくるから、何となく決まっただけかもしれませんが。
今回は
人間
青い鳥兄妹
青いヘビ
が出てきます。
それぞれの幸せ&不幸が違うのです。
なので相手のことがわからないまま進みます。
相入れないのかもしれません。
たった一つのことを除いて・・・
これは最近の私が思っていることです。
相手の幸せ&不幸の部分まで想像力が働けば、意味のない衝突は避けられるんですがねー。
そこが難しいのも充分わかってます。
無駄かもしれないけど、想像ぐらいしてもいいと思ってます。
時代はどんどんいろんなことに厳しくなってる気がします。
昔の方が良かったと言う気もありませんが、ちょうどいいところがどこかにあるんじゃないかと思います。
もうちょいアバウトな社会でいい気がします。
今は青い鳥も生きにくいでしょうねー。
私も端っこにいる表現者として、そんな時代を描きたいと思ってます。
それもコメディーとしてです。
どんな時代になっても希望のある作品を作ります。
名前も知らなかった若い劇団の人達と一緒に出れたのが嬉しかったです。
『なにそうだんのノンクロン』があって、いろいろ話せる時間がありました。
でも、もうちょっと絡める時間があればいいと思いました。
私も他の劇団を観てたら、話せたのになー。
・・・これは私の問題でしたねー。
なかなか見どころの多いDブロックでした。
ほんと様々でクオリティーが高いブロックだったと思います。
あー直前で劇団ステイメンだけ観れてないです。
観たかったなー。
動画配信されたら観ます。
楽しみだなー。
久々の劇場の公演でした。
スタッフさんとの共作をやってなかったわけですねー。
スタッフさんの力って凄いなーと今更ながら思ったわけです。
暗い中から人が浮かび上がるだけで、台詞に音楽が乗るだけで、劇的になるんだなって認識しました。
ちなみに『青い鳥、逃げた』の音楽は全て『バナナンボ』の小松一也さんに作ってもらいました。
私のオーダーは
「どう聴いても『鳥の歌』に聴こえるけど、絶対に違う曲にして」
・・・我ながら、無理難題を押し付けてしまいましたが、これに応えてもらいました。
私個人としては、この衣装嬉しかったです。
子供の頃、『コンドルのジョー』になりたかった私は、今回の『ガッチャマン』に近いスタイルができたことが嬉しいです。
・・・若者にはわかりませんでしょうけどね。
皆さん、どうもありがとうございました!!!!!
撮影:河西沙織(劇団壱劇屋)
提供:ぱくっと!2024(大阪市立芸術創造館)