7/13 センダイガールズプロレスリングin エディオンアリーナ大阪
こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<酷暑です。ファン付きのジャケットと塩飴で生きてます>ミツルギです。
センダイガールズプロレスリング in エディオンアリーナ大阪
〜SENJO Chronicle〜
を観ました。
もう1カ月前ですねー。
それまでに本番とか新たな芝居の準備で時間がありませんでした。
タイミングを逸してしまいましたが、やっぱり書いておきます。
かなり印象に残っているもので・・・。
オープニングで
「6年ぶりのエディオンアリーナ大会」
と言っていたので、私が観るのもセンダイガールズを観るのも6年ぶりだと思います。
確かまだ岩田美香選手が
「白雪」
と名乗ってた頃じゃなかったかなー。
ほんと久々です。
今日の席はこの辺り。
なんとのっけから、
里村明衣子登場。
里村ファンの妻は目がハートです。
この人がイギリスに行ってから、ちょっとセンダイガールズに行く気にならなかったところもあります。
カッコいいなー。
また必ず大阪で試合をすると約束してくれました。
後日、WWEの日本ツアーに参加することが決まりました。
ほんとはセンダイガールズで帰ってきてほしかったのですが、また次の機会に。
また後日、2025年4月に引退することを発表しました。
また観たいなー、生観戦で。
1・YUNA & 鈴木ユラ VS <エボリューション>ChiChi&ZONES
初めて観る人ばかりです。
ChiChi&ZONESは、エボリューション所属のレスラーです。
全日本プロレスの諏訪魔と元全日本プロレスの石川修司が育てた女子プロレスラーです。
エボ女と書かれることも多いです。
観てみたかったレスラーです。
ダイナミックな技がはえます。
鈴木ユラとYUNAは、いかにも若手レスラーという感じの技とスピードです。
ガンガンと攻める感じが応援したくなります。
攻め以上に受けの方が印象に残ってますが。
YUNAもよく耐えたのですが・・・。
×YUNA 8:18 卍固め ChiChi〇
2・救世忍者乱丸 VS 水波綾 VS 高瀬みゆき
この3人は観たことあります。
水波はまだ今のような「アニキ」ではありませんでしたが。
アニキになって弾けてます。
レフリーも吉野恵悟だし、乱丸と高瀬が大阪のお約束劇場をのびのびとやります。
そこに水波が絡むのがミソです。
慣れてない慣れてない。
ギクシャクしちゃうのです。
そこが面白かったりするのですが、場違いなラリアットが決まりました。
×救世忍者乱丸 6:29ラリアット→エビ固め 水波綾〇
3・DASH・チサコ&松本浩代&ななみ
VS
VENY&ミリー・マッケンジー&ニナ・サミュエルズ
外国人レスラーを呼んでるのです。
今回は4人もです。
外国人レスラーはダイナミックで華があっていいです。
やや大味になりますが。
そこは絡む日本人レスラーの腕の見せ所でしょう。
外人に負けずにドッカンドッカンやってくれるのが、DASH・チサコ&松本浩代の『令和アルテマパワーズ』です。
この2人とVENYの迫力のある技と試合運びに乗せられて外国人選手ものびのびして見えました。
初めて観る若手レスラー,、ななみ(ディアナ所属)も体格差を超えて奮闘しました。
かなりの大技をバッコンバッコン食らってました。
が、根性だけで立ち上がっているように見えました。
何度も何度も。
丸め込みなどで反撃もしたのです。
応援したくなりますよねー。
最後は吹っ飛んばされて負けました。
×ななみ 11:55 スピアー→片エビ固め ミリー・マッケンジー〇
4・愛海 VS 岡優里佳
背中に大阪を背負ってます。
独特の「フォーッ」という奇声をあげます。
そして、このエビぞりです。
なんだか面白いです。
大阪人同志の対決だそうです。
技もあるし、スピードもあります。
が、それ以上に
バチバチガンガンビシビシゴツゴツガツンガツン
といった痛みが伝わる打撃が印象に残ってます。
そして、2人の負けず嫌いさが伝わってきます。
男子でもここまでガチガチの打撃合戦はあるかな?
骨のぶつかるような音が聞こえてきます。
あーそこまでせんでも・・・
と声をかけたくなります。
でも、それは彼女達に失礼ですよねー。
スゲー・・・って言いたくなる試合でした。
〇愛海 9:20 ジャンピングニーアタック→エビ固め 岡優里佳×
「一番のレスラーになりたいんです。」
愛海のマイクはストレートでいいです。
5・セミファイナル
岩田美香 VS レナ・クロス
デカいのです。
ロープまたいでます。
やっぱり『ワンダーウーマン』風ですよねー?
岩田美香・・・前に観たときは白と黄色のコスチュームでした。
今は赤です。情熱の赤ですねー。
出てきたとき、息を飲むほどカッコ良かったです。
こんなにカッコよくなってるなんて思ってませんでした。
センダイガールズワールドシングル王座とワンダー・オブ・スターダム王座という2団体のタイトルを持ってるのです。
一方的にクロスが攻めます。
投げるし、上から腕を振り下ろすだけでも痛そうです。
岩田もローキックで突破口を開こうとしますが、なかなか継続できません。
だけど受けて受けて受けて、クロスが疲れて次の手数が出なくなるのを待っていたようです。
そこにカミソリのようなキックが突き刺さります。
膝立ちになった状態の後頭部側頭部へキック。
さすがに効きます。
説得力ありすぎです。
最後は三角蹴りでした。
岩田がやると蹴撃乱舞になるようです。
〇岩田美香 10:12 蹴撃乱舞→片エビ固め レナ・クロス×
二日後にはこの二つのタイトルをかけた安納サオリとの試合があるので、ダメージを作りたくなかったでしょうが、バンバン飛ばされてました。
それでもなんか負ける気がしなかったです。
それぐらい揺るがない強さがありました。
まさに戦士の佇まいです。
カッコいいです。
6・メインイベント
橋本千紘&優宇 VS アジャコング&ジョーダン・グレイス
なんか『鉄人28号』みたいに見えました。
筋肉が盛り上がり過ぎて肩幅と胸板が同じぐらいに見えたのです。
筋肉の塊です。
アジャ様はいつものアジャ様でした。
そして、『チーム200キロ』です。
もうど迫力ファイトが約束されたのも同じです。
やはり肉弾戦です。
この4人の他には誰にも真似できない試合です。
あとの3人は保証されているので、ジョーダン・グレイスがどんなものか?ということなのです。
それが凄いのです。
バチンバチンです。
体当り合戦もチョップ合戦も当たり負けしません。
ほんとずっと
バチンバチン
を聞いてたような気がします。
最後もジャガーノートドライバーです。
鷹木信悟のやるメイド・イン・ジャパンと同型の技です。
それも優宇に決めたのです。
そのパワーから凄いです。
日本人vs外国人の抗争の面白さを堪能しました。
×優宇 14:52 ジャガーノートドライバー→片エビ固め ジョーダン・グレイス〇
アジャ様もグレイスを立ててます。
2日後に一騎打ちする橋本にマイクアピール。
試合前より試合中、試合中より試合後
いい顔になっていきました。
その頃、優宇は岡の肩を借りて退場してました。
真後ろを通って行きました。
魅力的なタッグです。
グレイスの大味なところをアジャ様が上手く補う感じもありました。
振り返ってグレイス見つめてます。
そして、次に続くのです。
一騎打ち勝敗が気になります。
2日後の後楽園ホールでもグレイスのジャガーノートドライバーが炸裂して、橋本を倒したそうです。
化物ですねー。
体をぶつけ合い、我慢して立ち上がる。
そんな不器用な闘いを見せつけられました。
「闘い」の部分に特化した女子プロレス、センダイガールズプロレスリング。
また観たいなー。
会場を出るとサイン会をやってました。
2冠王、岩田美香選手のサイン会です。
今日1番のインパクトだったのでサインをもらうことにしました。
ポートレート1枚2000円時代が来たので頻繁に買うことは無くなりました。
よっぽど良かった選手なら買おうという感じです。
今日の岩田選手なら迷わず買います。
2冠王ポートレートを。
これは凄いことなのですよねー。
でも、不思議ではないと今日の試合で思いました。
サインして、ベルトを二つ掲げてをずっと繰り返してくれました。
こういうの嬉しいです。
左の頬の傷が激闘を物語ってますねー。
ありがとうございました。
この二日後、安納サオリとの試合に敗れ、2冠王どころか、丸腰になってしまいました。
2冠王は僅かな日数だったのかもしれません。
が、この日観た岩田美香選手は、間違いなく2冠王として記憶に残ると思います。
確かな「強さ」を残してくれました。
次はこれかな?
本公演期間だからきっと追われてるでしょうが、行きます!!!!!
芝居もプロレスも楽しみます!!!!!