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7/23 メリケンパークプロレスフェス2023

こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<夏のうちにやっておかないといけないこと、今やっとかないと・・・かき氷とかスイカとかハモとかウナギとか・・・食べるものばっかりだけど>ミツルギです。
7月23日、炎天下の中、プロレス観戦してまいりました。
『メリケンパークプロレスフェス2023』です。
2日間ありましたが、私は2日目の方に行きました。

久々の神戸。
もっともっと久々に神戸メリケンパークです。

変わったハト

レゲエが聴こえてきます。
ほんとは近くで観たいですが、プロレスに体力を残しておかないといけません。
おっさんにとってフェスはいかに休むかです。
木陰で体力チャージしております。
すると茶色強めのハトがなついてきました。

そして、そろそろプロレスが始まります。

ポスター

なかなか暑そうですが、これを観に来たのです。

オープニングからこのメンツです。
そんなに観てないけど、知ってるレスラー達です。

1・谷嵜なおき&木下亨平&ライジングキッド
VS
グンソ&伊東優作&クレイジーJ

谷嵜なおき&木下亨平&ライジングキッド

レゲエはこのステージでやってました。
ステージを通って、リングに立ちます。

谷嵜なおき

谷やんは今も変わらないなー。
ドラゴンゲートの頃と変わらん気がします。

グンソ&伊東優作&クレイジーJ

見るからに悪そうな奴ら。
と、谷やん組が言ってました。

グンソ(青空が似合いません)
クレイジーJ
伊東優作

暑くて頭がボーッとしてくるのですが、それだけになんだかわからないテンションで観てました。
「暑さハイ」ですかねー。
場外戦も多くて、レスラーも凄い変なテンションだったんじゃないかなー?
谷やんに水をぶっかけて復活なんて野外ならではです。
納得の暑さだったもので。
野外の楽しさが詰まった試合でした。
フィニッシュはほんと綺麗な決まり方しました。

○木下亨平
11分34秒 ブロックバスターホールド
●クレイジーJ

勝ち誇る木下亨平
ヒーロー気取りです

2・清水佑&鎌倉慎司
VS
柴山貴哉&大谷譲二

鎌倉慎司
清水佑
大谷譲二が来て
柴山貴哉が来ました

全員初めて観ます。
さあ、どんなレスラーなのか楽しもうと思ったのですが、おっさんにとってはもう頭ボーッとしているのです。
お茶をちゃんと飲んではいたのですが。
なのでこの試合、柴山のうるささと大谷のフィニッシュの華麗さぐらいしか覚えてないのです。
申し訳ありません。

●鎌倉慎司
12分21秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め
○大谷譲二

勝ち誇る柴山貴哉&大谷譲二
柴山貴哉&大谷譲二

時間が空きました。
私はマンゴのかき氷を、妻は生クリームとカスタードクリームのクレープを食べました。
かき氷をもらったときには、結構溶けてました。
それぐらいの暑さなのです。

神戸海援隊の碑

海を見ました。
神戸に来たなーって思う瞬間ですねー。

船が好きですねー。

希望の船出

外国で一旗揚げようと船出した人達が神戸にもたくさんいたらしいのです。
どうしてもアントニオ猪木さんを思い出します。
上手く行った人も、上手く行かなかった人もいたでしょうねー。

試合再開です。

3・開本貴洋&マリ卍
VS
近野剣心&沙恵

開本貴洋
マリ卍
沙恵
近野剣心が来ました
近野剣心はこんな顔です

ミクスドマッチです。
こちらも初めて観るレスラーばかりです。
いや、近藤剣心はドラゴンゲート時代観たことある気がする。
あまり覚えてないけど。

意外とミクスドマッチ特有のワチャワチャした感じになりません。
が、女子レスラーの男性レスラーに対する技の仕掛けが半端なく、面白かったです。
ハードヒットしました。
特に剣心対するマリ卍のぶちかましが。
このシーンが見れただけで価値のある試合でした。

●開本貴洋
12分3秒 バズソーキック→片エビ固め
○近野剣心

勝ち誇る近野剣心&沙恵

4・岡田剛史&道端剛史&Ken
VS
スペルシーサー&“brother”YASSHI&X

岡田剛史&道端剛史&Ken

この人達は初めて観ます。
たぶん。
いや、道端はストロングスタイルプロレスに出てましたねー。

スペルシーサー&“brother”YASSHI

椎葉おうじが出場できなくなり、ハンデ戦になるのかな?
と思ったら、YASSHIが呼び込みました。
するとB’Zの『BAD COMMUNICATION』が響き渡りました。

大家健

もちろん『ガンバレプロレス』の大家健です。
私はウオオオーッと思いましたが、それほど反応はありませんでした。
あれ?

照れ笑いを浮かべる大家健

スペル・シーサー、“brother”YASSHI、そして大家健。
みんな、元闘龍門です。

スペル・シーサー・・・闘龍門上陸の頃から所属。昨年、卒業
“brother”YASSHI・・・・素行不良により解雇
大家健・・・・・・・・闘龍門ではデビューに至らず

それぞれの闘龍門を通過してます。
大家とYASSHIは同期(デビューしてたら『T2P』で凱旋してたのかー)、練習を指導していたのがシーサーだったそうです。

コールを受ける大家

いきなり荒れた展開です。
場外乱闘が至る所で行われてます。
YASSHIが始め素早い動きで魅せてくれましたが、捕まってしまいました。
技を受ける受ける。
なかなか見たことない感じです。
岡田組が流れを持ってました。
が、シーサーが流れを断ち切ると大家が爆発しました。

●道端剛史
7分26秒 炎のスピアー→片エビ固め
○X=大家健

勝ち誇るスペルシーサー&“brother”YASSHI&大家健
スペルシーサー&“brother”YASSHI&大家健

それほど彼らのファンというわけではありませんが、なんか3人揃ってると胸が熱くなります。

最後までノリノリです。
去って行く3人。

“brother”YASSHIの髪がブワーっとしてるのが面白いです。

ここでも時間が空きます。
レゲエライブをやったりします。
そして、メリケンスプラッシュがあるのです。
消火活動に使う散水車を使って、水をぶっかけるのです。
強者どもどもは水に濡れに行きます。
私は逃げまくってましたが。
濡れなくても打ち水効果で涼しくなるはずです。
イベント側の熱中症対策なのでしょう。
かなりの水をぶっかけていたと思います。
が、プロレスが始まり戻ってくる頃には、
「地面がやや濡れている」
ぐらいになっているのです。
あっという間に蒸発してしまうほど暑かったのです。
やらないよりはずっとマシだったでしょうが・・・。

もう観ている我々にとって修行でした。
暑くても整うことのない灼熱です。
そして、このメインが始まるとさらに暑くなったように感じました。

5・BADMAX藤永
VS
鈴木みのる

です。

BADMAX藤永
BADMAX藤永の奇跡的な1枚
BADMAX藤永

ビール臭いレスラーが私たちの前を通ってリングへ。
そして、来ました。
あの男がです。

鈴木みのる

メリケンパークに『風になれ』が響き渡ります。

鈴木みのる

もちろん今まで出た誰よりも注目を集めてます。

鈴木みのる

待ってましたー!!!!!
というムードが満々です。

鈴木みのる

野外の無料大会でもいつもと同じ感じです。

鈴木みのる

たくさんの人は鈴木みのる目当てでした。
私もそうです。
しかし、それだけじゃこれだけの熱を生みません。

鈴木みのる
BADMAX藤永

プロレスは一人じゃできません。
この男も熱さでは負けません。
と思います。
なにせこないだストロングスタイルプロレスで初めて観たところなので。
でも、こんな規模の無料のフェスをやって、そこに鈴木みのるを呼んでしまうなんて熱いやつじゃなければできないでしょう。
『リングソウル』作って、40歳手前でプロレスラーになったなんてやっぱり熱いやつです。
常識で測ってはいけない人なのです。

誰も鈴木みのるに勝てるとは思ってなかったでしょう。
しかし、何かやってくれそうな気がしているのです。

試合はワンサイドでした。
やはりという感じです。
すぐに場外戦へ。
しかし、藤永を叩きのめすと、みのるの徘徊「みのさんぽ」が始まります。

「みのさんぽ」中

出会ったレスラーを殴り、ネタになる観客をいじるのです。
藤永も復活して襲いに行くのだけど返り討ちです。

「みのさんぽ」中

かなり近づけました。

「みのさんぽ」中

余裕のなせる技でしょうねー。
観客は大喜びです。
グルリと一周しました。

藤永の出した技、パンチとキック・・・・・・
そうそうインディアンデスロックも出したし、
ブレーンバスターはどっと沸いたし、
コブラツイストも・・・・・・
余裕を奪うところまで行けたかなー・・・

「こんなもんかー!!!!!」

鈴木みのるの声が響きます。
立ち上がる藤永。
ヘロヘロで立ち上がるのもやっと。
立ったところでそこまで力の入らないパンチとキック。
反対にパンチとキックを受ける始末です。
でも、何度も立ち上がりました。

「こんなもんかー!!!!!」

の言葉だけには負けたくなかったのでしょう。

ついにゴッチ式パイルドライバーが出ました。
もちろん返す力はもうありませんでした。

●BADMAX藤永
21分19秒 ゴッチ式パイルドライバー→片エビ固め
○鈴木みのる

勝った鈴木みのる

結果は思った通りでした。
鈴木みのるに途中遊ばれてしまうし、出した技も受けてもらったのかもしれません。
が、鈴木みのるがそこまて付き合ってもいいと思う何かがあったんだと思います。
それは4度の延期(1回目コロナ、2回目コロナ、3回目台風、4度目の4月悪天候)を超えて実現させた執念かもしれません。

熱い男が二人、炎天下の中で闘ったのです。
灼熱デスマッチでした。
観ている我々もです。

鈴木みのる
鈴木みのる

マイクて確かこんなことを言ってました。
「お前は三流ローカルレスラー。
お前の実力はこれぐらい(ヒザくらいの高さを示す)。
しかし、コロナを経て閉じこもってた人を表に連れ出したいというお前の志はここだ(頭の上の高さを示す)」
(私の記憶に頼って書いてます。間違ってたらごめんなさい。)
この言葉が全てだと思います。

言い終わると鈴木は全日本プロレスへ。
とっとと終えてタッグのタイトルマッチに行くこともできたでしょうに。

BADMAX藤永

皆さんに感謝をのべる藤永。
「また来年もここでプロレスをやってもいいですか?」

いいに決まってます。
また来年も帰って来てくれると信じます。

集合

こういうプロレスもあるんですねー。
5度目の正直で、炎天下の中、たくさんの人を集めてプロレスをする。
それも鈴木みのる相手に闘う。
こんなにドラマを感じさせてくれるのはプロレスだけかもしれません。
芝居でもなかなかこんなドラマないです。

折れない心が目的をやり遂げる。

ほんとにやっちゃったのです。

プロレス終了後

こういう感動があるんですねー。
プロレスを何度も観てきましたが初めての感覚です。

YASSHIののぼり
BADMAX藤永ののぼり

のぼりの2人が誇らしげに見えました。

中華街の門

久々の神戸を楽しみます。
中華街の雰囲気を味わいました。

恐竜

西元町の商店街を冷やかします。
恐竜に脅されました。
ちゃんと動いてる優れものでした。

こっちに来た目的は遊気舎の女優さん、魔瑠さんのお店『のらまる食堂』です。

地中海カレー

地中海カレーをいただきました。
暑い日のカレーは、たまらないですねー。

今年はとりあえずこの日のような夏らしいことができて良かったです。
夏満喫しました。

☆試合結果は『バトルニュース』から勝手ながら引用させていただきました。

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