11/3 ドラゴンゲート『THE GATE OF DESTINY 2004』
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<秋は? 冬が来たんですか? >ミツルギです。
ドラゴンゲート『THE GATE OF DESTINY 2004』に行ってきました。
去年のエディオンアリーナ第1競技場以来です。
あれから1年かー。
菊田と清水のド迫力マッチが今も強烈な印象が残ってます。
それからタイトルは転々とし、今はYAMATO
です。
YAMATOが中心のポスターです。
時代が逆行してる?
いや、ベテランが大人しく控えに回されてる方が変です。
若かろうが、歳だろうが、強くて面白い試合ができる奴がチャンピオンに相応しいです。
試合の前に腹ごしらえを。
ブラブラしてるうちに見つけました。
『近江そば』
です。
鴨を暫く食べてなかったので「つけかもそば定食」を。
コシの無い柔らかいそばでした。
滋賀出身の妻は
「近江そばって知らん」
と言ってましたが。
「JRなんば」まで足を延ばし、
『犇屋』のコロッケを。
なんばサザンシアタープロデュース『彼方のソナタ』のときに見つけました。
ついここまで足を延ばしてしまうんですよねー。
エディオンアリーナに行きます。
いろんなレスラーがサイン会をやってます。
その中でも異色なのが
デムース選手です。
プロレスラーでないと成り立たない出で立ちです。
ポートレート2000円時代に1000円だったので買いました。
よし、今日は彼を応援します!!!!!
今日の席はこんな感じ。
ゲートの真正面です。
TVカメラがこちら側にあるので、こちらへのアピールが多い、いい方向です。
『THE GATE OF DESTINY 2004』の文字が見えます。
そうこうしてるうちにアドバンスバウトが始まりました。
アドバンスバウト
神田裕之&佐原明浩 VS ホーホー・ルン&エル・パンテーラJr
みちのくプロレスで行われた『ふく面ワールドリーグ』で優勝したエル・パンテーラJrが出てます。
出てると思ってなかったので嬉しいです。
HUBさんの興行のとき、観ましたがまだグリーンボーイっぽかったですが。
強くなったんでしょうねー。
4分足らずじゃわかりません。
×佐原明浩 3分46秒、顔面への膝蹴り→片エビ固め ホーホー・ルン○
ホーホーが勝つところを初めて観ました。
さて本戦が始まります。
ドラゲーは照明に気合が入ってて好きです。
1・<PARADOX>横須賀ススム&Kagetora VS <D’courage>菊田円& <無所属>布田龍
菊田は前回、メインだったのに第1試合です。
トランプの大富豪の「富豪オチ」みたいなもんでしょうか?(すいません。わからない人はほっといきますよ)。
相変わらず説得力抜群の技を出します。
いずれチャンピオンに戻る男でしょう。
第1試合に横須賀ススム&Kagetoraが出る贅沢。
コンディションの良さをいつも感じさせます。
地味だけど私好みです。
×布田龍 4分42秒 車懸→エビ固め Kagetora○
2・ウルティモ・ドラゴン&家庭科のドラゴン&問題龍&吉田隆司
VS
望月成晃&ドン・フジイ&大鷲透&堀口元気
『家庭科のドラゴン』って有名なんですか?
私、存じ上げませんでした。
ドラゴンゲートのファンなら大体中の人はわかったはずです。
やっぱり堀口元気好きですねー。
なんとなくアンタッチャブルな存在、ウルティモにちょっかい出しに行くし。
ゴムパッチンもやっちゃうし。
前座戦線にいるのもったいないと思ってしまいます。
結構痛めつけられてた家庭科のドラゴンが取りました。
今回だけのゲストかなー?
こちらももったいないです。
×堀口元気 7分00秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め 家庭科のドラゴン○
3・オープン・ザ・トライアングルゲート選手権
(王者組)<NATURAL VIBES>ストロングマシーン・J&U-T&BIGBOSS清水
VS
(挑戦者組)<Z-Brats>KAI&帆希&デムース
デムース、応援しょう!!!!!
まだデビュー2カ月ほどの新人です。
ダンス、キレッキレ。
3試合目でタイトルマッチです。
<NATURAL VIBES>のリーダーがストロングマシーン・Jになって初めて観ました。
かなり揺れてましたが、持ちこたえました。
お目当てのデムースはリズムあってない感じがずーっと続きました。
ドラゲーのリズムが独特なのだと思います。
いいところろくになかったのですが、終盤キン肉バスターを出せたので良かったと思いました。
もうほんと身内の感覚です。
慣れてないデムースとまだ慣れてない帆希(キレが凄いのです)を引っ張ってKAIがグイグイいきます。
試合の上手さというか狡さ発揮しました。
帆希は堂々としてて末恐ろしいです。
でも、この日はU-Tですねー。
凄く良かったというか、乗ってたというか、意地が見えたというか、
「帆希、なめんなよ!!!!!」
感が凄くてカッコ良かったです。
凄みが見えたというかそんな感じです。
○U-T 11分36秒、パシエンシア 帆希×
4・復活!!このまま市川暴走十番勝負・第6戦
このまま市川 VS ダンプ松本
引退まで秒読みです。
リングインするまでに耳が取れてしまいました。
騎馬に乗ってやってきました。
『極悪女王』で再度ブレイクしてるダンプ松本です。
望月もメイクしてます。
グルリとリングを一周。
ヒザがかなり悪いと聞いたことがあります。
それもあってなんでしょうが・・・。
試合は竹刀で殴る。
一斗缶で殴る。
レフリーがズルい。
ラリアットからのボディープレス
という期待通りの展開です。
カンチョーできただけで奮闘だと言いたくなります。
時間3分足らず。
ウルトラマン並みですが、満足度高いです。
両者の良さだけがギュツと詰まってました。
○ダンプ松本 2分49秒 ボディプレス→体固め このまま市川×
スゴスゴと帰った市川を呼び戻し、説教に近いエールを受けました。
「お疲れ様でした。」
で始まり、
「プロレス界より辛いことが多いと思う。
人間関係大変だからな。」
と様々な経験をしてきたダンプの言葉は重いです。
「負けずに頑張れ。
さっきみたいに、さっさと、逃げるなよ!!!!!」
で終わりました。
ダンプが持ってる「オーラ」は今も色褪せないのです。
5・ダークサイド・ハルク VS <Z-Brats>シュン・スカイウォーカー
荒れた試合になると思ってました。
シュン・スカイウォーカー入場。
そのあとハルク入場。
その後ろからシュンが襲いかかったのです。
手品見てるようでした。
防戦一方のハルク。
場外でやられまくってました。
チェーンで首吊りとか、さんざん振り回されました。
が、机を利用した攻撃はなんとか阻止。
息を吹き返してからは、どこかから取り出した瓶を頭に振り降ろし、机の上にEVO。
シュンKO。
しかし、リングに上がらず帰って行くハルク。
リングに上がれば勝てたのに。
KOすることが目的だったのでしょう。
遺恨は深まりました。
▲シュン・スカイウォーカー 8分5秒、両者リングアウト B×Bハルク▲
シュンはサイン会に参加しませんでした。
6・オープン・ザ・ブレイブゲート選手権
(王者組)<D’courage>ドラゴン・ダイヤ VS (挑戦者組)<D’courage>田中良弥
田中は昨年もこの大阪ビッグマッチでブレイブに挑戦してます。
そのときデビュー半年ぐらいでした。
そして、1年経ってまたもブレイブのタイトルマッチです。
チャンピオンは同じユニットのドラゴン・ダイヤです。
ダイヤに選ばれました。
きっといい試合にできる自信があったのでしょう。
ほんといい試合でした。
今、一番美しい技を出せるのはダイヤかもしれません。
田中も今持てるもの全部出して追い込みました。
が、まだ差がある気がします。
ダイヤは技を受けて受けてそれでも大丈夫だと思ったんじゃないでしょうか?
余裕ある気がしました。
しかし、2度ほど
「あれ? 返された? 」
という表情をダイヤにさせたのが収穫だと思います。
○ドラゴン・ダイヤ 13分35秒 レプテリアンラナ 田中良弥×
ここで休憩が入ります。
休憩が無いとしんどいですよねー。
7・オープン・ザ・ツインゲート選手権
(王者組)<PARADOX>ドラゴン・キッド&土井成樹 VS (挑戦者組)<NATURAL VIBES>Kzy&フラミータ
私的には本日のベストでした。
好きな選手ばかりだからでもありますが・・・。
Kzyを応援します。
キッド&土井の"ノットハグ”はバランス取れたタッグです。
隙があるように見えて、いつの間にか自分のペースにしてしまいます。
が、フラミータが逞しいです。
耐えたKzyも凄いですが。
フラミータって技がキレるけど、あまり内面が見えるような気がしませんでしたが、今日は
「勝ちたい!!!!!」
が全面に出てました。
フワリクルリ
と決まるフラムフライは何度見ても綺麗です。
Kzy&フラミータもかなりいいバランスのタッグでした。
×ドラゴン・キッド 14分8秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め フラミータ○
トライアングルゲートとツインゲートがNATURAL VIBESのものになりました。
8・敗戦ユニット解散6人タッグ3WAYマッチ
<BIG HUG>豹&ルイス・マンテ&JACKY KAMEI
VS
<GOLD CLASS>Ben-K&Riiita&望月ジュニア
VS
<Z-Brats>箕浦康太&ジェイソン・リー&ISHIN
残酷な試合形式です。
ユニットが一つ無くなります。
大一番なのでタイトルマッチを差し置いてセミファイナルです。
どこが消えても淋しくなるなー。
でも、プロレスはどこかで組替えがないとマンネリになります。
惜しまれるうちに無くなるのがいいのでしょう。
<Z-Brats>憎しで協同戦線を張る<BIG HUG>と<GOLD CLASS>ですが、勝たなくてはユニットが消えます。
結局、闘うはめになるのです。
Ben-Kが豹に誤爆。
さて、豹は・・・
というときに凶器の鉄板を振り降ろしたのはジェイソンの頭でした。
Ben-Kにジェイソンを取らせる豹。
①・○Ben-K 8分45秒、スピア→片エビ固め ジェイソン・リー×
敢えて<Z-Brats>との直接対決に持ち込んだ<BIG HUG>
観客もたぶん思ったでしょう。
嫌な予感を。
セコンドを使う<Z-Brats>。
連発のトレイン攻撃が出ます。
もちろん<BIG HUG>と<GOLD CLASS>も総出でやり返します。
一番盛り上がったところです。
が、・・・
レフリーの足を引っ張る。
パウダー
乱入
いつの間にか豹が・・・
➁・○箕浦康太 15分52秒、Golden Rose→片エビ固め 豹×
最後、憎い箕浦が取ったのもイラッを倍増させます。
Ben-Kが
「お前らだけに解散させられん。俺らも解散する。」
豹が
「それではこの試合の意味が無くなるだろう。」
凹んでても正論を言う豹でした。
これにて<BIG HUG>も"ノットハグ”(たぶん)無くなり、
「ハグの時代」
終了です。
9・オープン・ザ・ドリームゲート選手権
(王者)<PARADOX>YAMATO VS (挑戦者=プロレスリング・ノア)拳王
拳王がNOAHからやってきます。
それもYAMATOとメインで一騎打ちです。
これは見逃せないなーと思いました。
どちらも好きな選手でどっちを応援しょうかと思いましたが、すぐにYAMATOを応援することにしました。
拳王がJr時代のように「いじめっ子」っぽいサディステックさを漂わせてきました。
ガンガンガンガン
キックを打ち込んでいきます。
やはり声援よりブーイングが似合います。
YAMATO、よく受けました。
始めはグランドを仕掛けていきましたが、すぐに拳王が打撃勝負に持っていきました。
YAMATOも負けじとエルボーを叩き込みましたが。
P.F.Sが決まったあとのグロッキーなYAMATOに攻め込むサディステックな感じはほんと狂気だと思いました。
逆にYAMATOのタフさも際立ってきます。
ほんとに削り合いでした。
最後のYAMATOの畳み掛け見事でした。
YAMATO、底なしのタフさでした。
○YAMATO 21分41秒、ラグナロク→片エビ固め 拳王×
また長く喋るのかな?と思ったら
拳王と喋りました。
YAMATOがタッグ希望を出したら、拳王に却下されました。
YAMATOも手を引っ込めてました。
もう「好きにせえや」状態です。
本気で誘ったのか?
本気で嫌だったのか?
たぶんタッグ実現します。
楽しみに待ちます。
「上から目線で言わせてもらうぞ。拳王、ありがとうな。」
聞いてスタスタと帰っていきました。
「俺がチャンピオンだと時代に逆行してるのか?
いや、俺はそうは思わない。
俺は毎日進化してる!!!!!」
・・・確かこんなことを言ってました。
技がたくさん増えてる気がしませんが、確かに進化してると思います。
ギリギリまで我慢して爆発する感じ、昔はそこまでじゃなかったように思います。
去年はガラガラさに驚きましたが、今年はいくらか取り戻してました。
ちょっとホッとしました(私がホッとすることでは絶対にありませんが)。
YAMATO効果ですかねー。
正直、YAMATOの王者姿を見続けたいような、早く若者にYAMATOを倒してほしいような複雑な気持ちがあります。
どっちも同じぐらいです。
これからのドラゴンゲート、気になりますねー。
ドラゴン・ダイヤ選手、おめでとうございます!!!!!
プロレス終わりで福来亭へ。
友人とプロレスを語りました。
幸せな時間でした。