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【強度近視】納得のいく眼鏡作り

こんにちは。
眼鏡の度数は-9.50Dの超強度近視、ライターまじめさんです。

先日15年以上もの眼鏡生活の中で、初めて高価なフレームとレンズを購入しました。

結論としては、初めて納得のいく眼鏡に仕上がったなあという感じです。

今まで、近くのコンビニやスーパーよりも遠い場所には、必ずコンタクトをつけて出かけていました。

でも新しく作った眼鏡なら、むしろ敢えて眼鏡スタイルで出かけても良いなと思えます。

今回はそんな新入り眼鏡についてのお話です。


強度近視における眼鏡の悩み

1 眼鏡をかけると目が小さくなる
2 眼鏡屋で試着したときと、仕上がりのギャップが大きすぎて落ち込む

強度近視あるあるですよね。

今まで「強度近視は、可愛くお洒落に眼鏡をかけることはできない」と、勝手ながら思っていました。

なのでレンズにもフレームにも、それほどお金をかけたことがなかったんですよね。高くてもレンズ込みで1万円前後。

というか、1万円前後でも「高いな」と思っていたくらいです。(笑)

出来上がった眼鏡をかけてみて、「まあこんなもんかい。」「家でしかかけないし、なんでもいいか。」なんて思っていたのが、前までの自分ですね。

しかし完全在宅となった今は、コンタクトの日と眼鏡の日の割合が逆転しています。

そこでふと、「もうちょっと眼鏡にこだわりたいかも」と思うようになりました。

もっとお金をかけて眼鏡をつくったら、一体どんな眼鏡が出来上がるんだろう?と、興味を持ったんですね。

それからは、強度近視でもお洒落にかけられる眼鏡について、めちゃめちゃ調べる日々でした。

強度近視でもお洒落にかけられる眼鏡を作るには

1 レンズの横幅が極力小さいフレームを選ぶ
2 強度近視の場合は両面非球面で、なおかつ屈折率の高いレンズを選ぶ
3 少しレンズにカラーを入れる
4 目とレンズの距離をできるだけ狭める

どうしたら理想に近い眼鏡が作れるのか…
かなり調べました。(笑)

そこで判明したポイントが、これらの4つです。

1.レンズの横幅が極力小さいフレームを選ぶ

そもそもフレームが物理的に顔の形に合っていることが大前提ですが、レンズの横幅は本当に大事です。

とくに強度近視の場合、レンズの端にいくほどレンズの厚みが増して、いわゆる「ビン底眼鏡」状態になります。
さらに、レンズの横幅が大きいと、フェイスラインの映り込みも大きくなってしまうんです。
レンズの中にフェイスラインが映り込むと、「あ、目が悪いんだな」とすぐに分かります。

なので、私はフレームを選ぶ際に
「とにかくレンズの横幅が40mm~43mmのフレーム」を見つけることに注力しました。

40mm~43mmに絞り込んだ理由
①前の眼鏡のレンズ幅が43mmで、それを超えたくなかったため。
②40mm~43mmといえばかなりサイズは小さいものの、このサイズのフレームならいくつか選択肢がありそうだったため。

黒い丸の大きさは同じ

ちなみに、フレーム(レンズ幅)が小さいものを選ぶことで目の錯覚を利用し、目を大きく見せることができます。

2.強度近視の場合は両面非球面で、なおかつ屈折率の高いレンズを選ぶ

レンズにも色々な種類がありますが、中でも

レンズをできる限り薄く、なおかつ視界的に綺麗な見え方を実現できる

そんなレンズが「両面非球面レンズ」とのことでした。

そして、眼鏡をかけている方なら一度は聞いたことがあるであろう「屈折率」。

屈折率はできるだけ数値が高いものを選んだ方が、薄いレンズに仕上がるのが一般的です。

今回私は屈折率1.67の両面非球面レンズを選びました。

ただ、もっと予算に余裕がある人は
調節機能のサポートをしてくれるアシストレンズで、屈折率1.76のもの
みたいな、より高機能なレンズを選ぶこともできます。

実は今回お世話になった眼鏡屋さんには、屈折率1.76のレンズも取り扱いがあったものの、私は1.67の方を選びました。

度数がかなり強く、1.76でも1.67でも
レンズの薄さは0.3mm程度の違いしかないことが分かったためです。また、レンズの重さも同じでした。

それであればコストが抑えられる方を選ぼう、ということで屈折率1.67のレンズを選んだわけですね。

3.少しレンズにカラーを入れる

-9.50Dものレンズとなると、屈折率を上げても、どうしてもフェイスラインの映り込みが避けられない場合があります。

そこで、度入りレンズにほんのりカラーを入れる。そうするとお洒落感が強まって、強度数を誤魔化しやすくなります。

私の場合は、カラー濃度25%のブルーレンズを選びました。外から見た色味はしっかりめに感じられますが、25%の低濃度なので夜間でも視界はハッキリとクリアに見えますよ。

ただブルーレンズということもあり、同居人に初めて眼鏡を見せたときは「輩(やから)やんw」なんて言われましたけど(`ε´ )

職場などの環境的に問題がなければ、好きなカラーを入れて、よりファッション要素を強めるのも良いと思います。

あと、私の場合は積雪の季節になると毎回 
雪が反射してかなり眩しい思いをしていたので、眩しさ軽減の観点でもカラーレンズはおすすめです。

4.目とレンズの距離をできるだけ狭める

眼鏡をかけた時に、目とレンズの距離が遠いほど目は小さく見えます。

眼鏡屋さんでは、眼鏡が出来上がったときにフィッティングを行ってくれるのが一般的です。レンズが頬や睫毛に当たらない程度に、鼻あてやテンプルを調整してもらいましょう。

というよりも、眼鏡屋さんの方で適切な調整をしてくれると思うので、この項目に関してはこちらが何かアクションすることは特にないかなと。

完成したこだわりの眼鏡

漂う高級感

そして出来上がったのがこちら。

フレーム:VioRou「Sachie」/レンズ幅40mm
レンズ:両面非球面/屈折率1.67/ブリーズブルー(濃度25%)
度数:最高-9.50D(右目)

ざっくりですが、合計約7万円でした。(笑)
(割引キャンペーンありでの価格なので、実際はもっと高い)

言葉を選ばずに言うなら
め~~~~ちゃ高かったですww
でも、仕上がりは今までで一番気に入りました。

本当に、前までならコンタクトを付けているような場面でも、今は眼鏡メイクを研究して楽しむことも増えたくらいです。

レンズの厚みも目立たない

レンズの厚みは、一番厚い箇所で4.3mmとかだった気がしますが、全然目立ちません。

これが、レンズ幅が48mmとか50mmとか、大きめなフレームを選ぶと、重さも厚みもかなーーーり気になる仕上がりになってしまうはずです。

自分が調べた限り
ファストファッション的な安価な眼鏡屋さんには、レンズ幅が極小でデザイン性の高いフレームの取り扱いは、ほぼないと思っています。
私は見つけられませんでした。

ちなみに今回選んだVioRouというブランドは
平面的な日本人の顔を、立体的に魅せるようなフレーム作りをされています。

また、強度近視に嬉しいレンズ幅が小さいフレームもたくさん揃っているのでおすすめです。

鼻あても一体型ではないので
細かな調整が効きます。

候補に挙がっていた眼鏡ブランド

実は今回、候補について入念に下調べをしていたのですが、結局選んだのはノーマークのブランドでした。

ただ、候補に挙げていたブランドも凄く素敵なので、少しだけご紹介します。

カメマンネン

出典:カメマンネン

眼鏡屋さんに足を運ぶまでは有力候補でした。
カメマンネンというブランドの「6147」は、レンズ幅42mmが選択できます。

店頭に在庫がなかったのですが、いつか手にとってみたいですね。

AKITTO

出典:AKITTO

店頭で最後まで迷っていたAKITTOの「bin3」。
スクエアタイプなのにレンズ幅が40mmと、かなり珍しいフレームです。

スクエアタイプでレンズ幅がここまで小さいものは、個人的にはほとんど見たことがありません。

ただこのモデル、フレームだけで約5万円なので、さすがにお財布の紐がギュッッとなってしまいましたね。(笑)

でも本当に魅力的です。
AKITTOのフレームはレンズ幅が小さいだけでなく、色味やデザインがかなり女性的という特徴もあります。

TOKYO SNAP

出典:less than human

TOKYO SNAPは、この記事の中でご紹介しているブランドの中でも比較的手頃な価格帯です。

私がチェックしていたのは「TSP-1090」というモデルで、約16,000円くらいだったと思います。

店頭ではコンタクトを外すまですっかり存在を忘れていて、思い出した頃には試着しても全く見えない状態だったので、今回は諦めました。(笑)

MOSCOT

出典:moscot

MOSCOTは芸能人がよく愛用されているので、知っている人もいるかもしれません。

「TUCHUS」というモデルは、最初に一度「これにしよう」と考えていた眼鏡です。
レンズ幅が42mmと小ぶりで、良いなと思っていました。

ただこの眼鏡、ブリッジ(鼻根のところにある棒)の形がすごく特徴的で、調べていくうちに似合うか心配になったので、最終的には候補から外れました。

というわけで

強度近視が納得のいく眼鏡は
多分ですが、ファストファッション的な安い眼鏡屋さんではなかなか実現できないと考えています。

理由は
そもそもフレームの選択肢がかなり少ない
これが一番大きいと思いました。

レンズについても、ちょっとお金をかけた方が選択肢が広がると思います。
度数が強いレンズは、視界の端が歪んだり、慣れるまでに時間がかかったりするんですよね。

私は今回歪みの少ない「両面非球面レンズ」を選びました。前の眼鏡よりも度数は結構上がったのですが、全く歪みも違和感もなくすぐに慣れましたよ。

レンズの度数が弱い人は
レンズ幅やフレームの大きさにこだわる必要がないので、好み全振りで選べばよいです。

ただ、強度近視の場合は「目が小さくならない」フレームとレンズを選ばないと、眼鏡が仕上がった時のギャップが大きくなり、残念な気持ちになってしまう可能性が高いと思います。

私は今回お金をかけて眼鏡を作ってみて、
超がつく強度近視でもお洒落にかけられる眼鏡はあるんだなと、実感できました。

最近、眼鏡スタイルのファッションを楽しむのが楽しいです。

ICLやレーシックって費用がとても高いですし、眼鏡スタイルを諦めたくないという方は、ぜひこだわりの一本を作ってみてはいかがでしょうか☺️

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まじめさん|Webライター
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