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Apeaceと真面目社
Apeaceという韓国のアイドルグループをみなさんはご存知でしょうか。
彼らが10年の日本での活動に終止符を打つとのこと。
彼らが日本デビューして間もない頃から、クリエイティブに関わらせてもらっていたので「活動終了」ということを目の前にして、
なんとも言えない感情が芽生えております。
何からスタートしたんだっけ。。?と気になり写真フォルダを遡ってみる。
注) 誰得?というような内容なので興味ない方はスルーしてくださいませ。
この写真が私の写真フォルダの最古のものでしたね。
これは「Ur my life」というMusicVideoを初めて真面目社で制作させていただいた頃の衣装のフィッティングの1枚。
もう8年も前のことなんですね、、。
千葉の山奥のロケ場所で早朝から早朝まで撮影していたのが
彼らの作品に本格的に関わった一本目。
真夏の夜の撮影で照明部がものすごい照明をたくさん作ってくれていたおかげで、虫が100万匹ほど素材に映っていてw
1匹ずつAEで消して夏が終わったそんな思い出。
恵比寿ガーデンプレイスにあったK theaterというところで活動をスタートした彼ら。毎日会いにいけるK-POPアイドルとしてたくさんのメディアから注目をされていた頃。
2014年に惜しまれつつ、恵比寿ガーデンプレイスK theaterからの卒業。
この時から毎日、そこにいけば会えるというコンセプトから、
会いにきてもらうために新たな発信をし始めるApeace第二章が始まった。
もう数えきれないほどコンテンツを作りました。
これらの映像コンテンツは毎月の定期Liveだけで披露される限定的な作品。
たかが1回、されど1回。
私たちの企業理念である
「この一本で誰かの人生を変えていく。」
この想いの元、初めて来てくれるファンの方、熱烈に追いかけ続けてくれるファンの方に1分1秒でも忘れることのできない瞬間を作りたい。
そんな想いで今日までずっと作品を作り続けてきました。
Liveで初めて公開される時は、もう本当に本当に心臓ばくばくで、どんな反応で観てくれるんだろう、、って会場の後方部から固唾を飲んで座っていたのを今でも思い出します。
そんな彼らとはアイドルと監督の域を超えて、時に運命共同体であり時に制作パートナーであり時に弟であり、
うまく表現できないけど双方の強い信頼の元、それぞれのできる限りを尽くしてリスペクトし合える関係だったと思います。
2016年の結婚披露宴にも駆けつけてくれ、本当に貴重な歌声を披露してくれました。まじで感謝。
私の人生のタイムラインに沿って振り返るとこの時の撮影↓は、今でも感慨深いものでした。
この日の撮影は1回目の流産をして、翌日の撮影でした。
もちろんそんなことは彼らは何も知らないし、私のプライベートな出来事など現場には全く関係のないこと。
どんなにつらく悲しい日々も、撮影現場という戦場が私のメンタルを強く保ってくれていた気がします。そんな意味で深く思い入れのある作品。
載せきれないほどの、多くの記憶で彩られていて彼らと走りきった
この長い年月に自分たちの成長を重ね合わせ言葉に詰まる。
韓国の男子には避けて通れぬ兵役も韓国と北朝鮮の国境付近まで、
旦那と共に会いに行ったりしました。
MusicVideoの撮影は基本、朝から朝までコースで
吐く息も白い季節にこの作品も。
熱帯夜だったこの日の撮影。
もう時系列バラバラだけどこのMusicVideoもお気に入り。
私たちが手がけた最後の作品。
振り返るとあっという間で、彼らのおかげで私たちも挑戦できる機会がたくさんありました。あと5年、あと3年でも続けて欲しいけど、彼らと事務所が決めたこと。
それぞれの新たな道を応援したい。
きっとまた別のカタチで彼らはエンターテイメントを届けてくれるはず。
最後に。
個人的に一番好きなのはこちらでした。
Apeaceのみんな、事務所のスタッフの皆様、
本当におつかれさまでした。
年内ラストまでファンの皆さんを魅了するグループでいてください!