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経営者を辞めてまでしたいこと。
2023年、気づいたら迎えていた。
改めましてあけましておめでとうございます。
真面目社は12月24日から早々に冬季休暇に入り夢の11連休でした。
(有給取得推奨日や年次有給休暇をくっつけて)
23日まで激しく働き、激しく仕事納めをし大忘年会へ突入。
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朝方まで涙と笑いに包まれた真面目社らしい23日最終日でした。
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翌日から完全なる休暇エンタメの追求のためハワイへgo。
7泊9日という休暇エンタメを謳歌し、一切仕事のことを考えず、一切PCを開くこともなく7泊9日がすぎていきました。
読みたい本は全て日本に忘れてきてしまったし、読みたい記事のブックマークを遡るのも億劫で、、。
正直経営者として失格だなぁ、、こういう時にこそ、意識高い系のつぶやきアウトプットや意識高い系のインプットが必要なのに、、と。
青い空(Blue Sky)を見上げながら
青い海(Blue Sea)を眺めて
青いお酒(Blue Hawaii)を飲みながら
毎日何もしない日々を過ごしていました。
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31日にハワイを出て機内でも延々と白いお酒(White champagne)を飲み続け、気づいたら機長の挨拶とともに日付変更線を越え、
あっさり新年を迎えました。
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1月4日からの仕事始めのために残りの2日は心と頭を整えようと決意。
決意した端から、無性に映画館に行きたくなり
旦那さまに娘を任せ(いつも感謝、まじ感謝!)、TOHOシネマズのサイトを開く。
なんとなんと衝撃が!
大好きな、いや、、大大大好きなMr.Childrenのドキュメンタリー映画が公開されているではないか、、!
大大大ファンなのに知らないとは、、、。恥
スラムダンクを観る気満々だった私はあっさりとMr.Childrenに乗り換えを。
妊娠出産を経て、映画館にひとりで行くこと自体がもう桃源郷であり、尊い場所であり、憧れの場所だった
(大袈裟だけどホントそう、、)。
Netflixで30分のドラマさえも観る余裕がないこの時期を乗り越え、映画館でひとり2時間も没頭できる。こんなに幸福度が高い時間はここ数年で何回あっただろうか
(大袈裟だけどホントそう、、)。
Mr.Childrenが最高なのは言わずもがなだったけど、
とにかくこの作品の繋ぎ方、ドキュメンタリーとしてのリアルコメントの使い方見せ方、ファンを裏切らない一曲まるまる見せてくれる仕立て。
気づきや学びが多すぎて、メモ魔の私は何度スマホを取り出しメモを起動させたかったことか、、。
(映画館でスマホのライトはご法度なのでぐっと我慢)
見終わったあとも頭の整理と心の整理をしたくて、さらにカフェでひとり1時間。
率直な感想は
「経営者を辞めてもう一度ひとりのディレクターとして圧倒的に作品づくりだけに向き合いたい」
(おいおい、経営者やめるなんて、、と思ってこのnoteをこっそり読んでくれたメンバーがいたらごめんなさい、辞めないよそのくらい元々のディレクター魂に火がついたってことだよ。)
最近忘れかけていた何かを思い出させてくれた。(何かって何っていつも思うけど)
この一本で誰かの人生を変えたい
そう思ってディレクターからプロデューサーになり、いつの日か経営者になった。
生産性高く、効率的に、友好的に、
こんな考えが最優先になり、
イイ作品をつくりたいは二の次になっていたように思う。
もちろんメンバーみんなが生み出してくれる作品には圧倒的な敬意と尊敬を持っているし、
イイ作品だって思ってる。
自分自身がたったひとりで1台のカメラと1台のノートPCで映像を作ってきたからこそのなんとも言い難い「諦め」と「自分自身への納得の言い訳」で経営者をなんとかやってきた。
来月で11期目に入る。
もう一度、初心に戻り、
映像を作りたいなって思った。
映画作りたいなって思った。
ドキュメンタリー映画を。
25歳で初めて作った商業作品としての映画。
それ以降、ここまで情熱をもって映画を作ることは二度とできないって思って
映画を作ってこなかった。
いや、作れなかった。
情熱がないと映画なんて作れない。
その情熱というろうそくにそっと火を灯してくれたそんな一日でした。
株式会社真面目という会社の
不真面目な思いの経営者の年頭の誓いでした。
(なんの誓い!!?)
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
11年目も激しく経営を楽しむ!