ディレクターよりプロデューサー向き
とある撮影で、葉山にきております。
今朝の目覚めは早朝5時。
撮影現場はあるあるですな。
映像業界で生涯働きたいって思っていた20代の頃。
映像ディレクターになりたくて、監督って呼ばれたくて、演出の勉強や編集の技術習得に明け暮れていた。
あるMusicVideoの撮影のアシスタントディレクターとして現場に入っていて、
当時の監督に言われた。
君はディレクターより絶対プロデューサー向き
言われた瞬間は正直、はぁ?って思った。
私こそが日本を代表する映像ディレクターになるんやぞ!って思ってたから。
あれから十数年。
現在私は、経営者をしながら撮影現場では
「プロデューサー」として
全スタッフを下支えしている。
なりたかったものになれないから不幸せか。
そうではなかったよ。
向いているものに出会えて、
全うしている今が一番幸せだ。
ちょっと遠くから現場がうまく回っているのを見るのが好き。
撮影現場に入ってしまえば、
私のやることなんてそう多くない。
実際に、今撮影の転換の時間にnoteを書いている。
プロデューサーの仕事はここまでの現場を作ること、
ここ以降の納品までを圧倒的にまた下支えすること。
前に前に出たい性格でも、適役がプロデューサーならちゃんと裏方に引っ込んでられる。
生涯プロデューサーとして、経営者として、仕事を全うしていきたい。