今月のオススメ書籍
あやうく忘れかけていた、、、
繁忙期なめてた、職場でばたりするとわなあ
まあおかげでこのクソみたいな人生を今一度冷静に見直す時間取れたから良しとしよう。
前置きはともかく、本件へ
今月オススメしたいのはこの2冊
葉山アマリさん
29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。
有川浩
レインツリーの国
前者の本は、人生クソオブクソだ!から死ぬ気で一年かけて人生の総決算の大勝負にガチガチ準備して挑む女性の生き様を示した本
この本の良いところは、今流行りの理解ある彼くんとか金持ちの実家(家族に虐待されているわけではないが)などが出てこずに自分から遠い世界である水商売(六本木のスナックかな?)で臥薪嘗胆しながらも持ち前の地頭の良さと戦国武将のように腹を括った大胆不敵な行動でチャンスを存分に活かしている姿に憧れすら抱きましたね、、、
今は何かに情熱を持つこともなく怠惰に「あー、死にてえ」と希薄な希死願望を抱きながら怠惰に生きている末期男性の作者も、思い返せば死ぬ気で全てのリソースを注ぎ込んだ大学受験戦争だけは人生で胸を張って楽しかった!!!と言い切れるなあと再確認できました。
28歳になるまでに何か人生を賭けた大勝負に相応しい目標的な物を探してみようかなあ
僕はアマリさんと違ってヘタレなので、2年でやるけどね☆
後者、レインツリーの国は有川浩の名前を見て図書館で借りました。
彼女!の小説は図書館戦争シリーズと植物図鑑を大学生の時に読んだきりだったので、懐かしく感じました。
綺麗すぎず、汚いすぎないリアルな人情と徹底した事前リサーチは書き手としてお見事!の一言に過ぎます(かなり上から目線で申し訳ないです)
作中のライトノベルと2人の恋の模様がクロスオーバー的にマッチしている構造の良さと中途半端に聞こえない(聴くことはかなりエネルギーを使うができる)ことの苦労と障害者であることの劣等感とも負い目とも取れるヒロインの卑屈さと傲慢さも等身大の女の子をよーく描写していてすごい
主人公のオシャレをすれば飛び抜けた美少女にはなれないけれど、垢抜けて可愛くはなれるという評価も現実味があってすごい好き。
人が人を思い遣る尊さと難しさもどかしさを余すことなく纏めた道徳の教科書のようでいて、ほっこりしたりきゅん!としたりでちゃんと恋愛小説しているのも面白かったです。
人には人の苦労!
これ忘れずに生きていきたいですねえ
では来月もよろしくお願いします🤲
あー、本業も存分にやりたいなあ(小声)