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映画感想回:トラペジウム
本日はTwitterでオタクに話題の映画、トラペジウムを見に行きました!!!
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この画像のシーン、胸が痛くなるけれどもマジで名シーンなのでご自身で見てくださいとしか書けない良さ、、、
乃木坂46の高山一実さんが原作者ということもあり、アイドルという夢偶像に賭ける想いがひしひしと東ゆうからは伝わってくるのがとても良いと思う
これは原作も買わないとだし、写真集とかも気になって欲しくなってきたなあ
今回は東西南北1人ずつ大雑把にコメントしていく形でこの作品を語っていきます
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今作の主人公ですね
基本的に視聴者は彼女の視点を通してこの世界作品を体験することになります。
アイドルに対してとんでもなく熱量を抱く少女
彼女は個人でアイドルになれないならグループでアイドルになってやる!!!というセルフプロデュースでなんとアイドルユニット東西南北を作成するために全力で駆け抜けます
彼女好みの美少女3人をスカウトしていくのですが、その方法は東ゆうが彼女らと直接ぶつかり友達になること
自分の夢のためならば全てを利用するという腹黒い一面は確かにありますが、目的のためならば全力で調査して楽しみ行動するというカッコ良さに痺れます
序盤の会話で全然勉強してないといいながら100点とるやつ、そんなやつに限って目の下には隈が出来ている〜という学生あるある会話から、
でもそんな姿はカッコいいと評する彼女だからこそここまで徹底的な目的達成意識(目的を達成しなければ東ゆうにとって他の全てはどんなに素晴らしい副産物でも納得するはずがないので)を果たせるのでしょう
計算も打算もありきの西南北との友情も決して捨てがたいものであることは作中終盤でも明らかになりますが、彼女にとってアイドルになるという夢を叶えることが一番であったことは間違いないと思っています
それでも4人で文化祭を回ったり、フードコートで語り合った青春の一コマも全力で楽しみ、自身の悪性(傲慢さ)に向き合い善人であろうと努めていた彼女なりの誠意が他の3人を惹きつけたんでしょう
彼女にとっての全力の友情はきっと周囲に馴染めなかった西南北を救っていたのでしょう
東ゆうの母評価である、性格の悪い人間であるがそれだけが全てじゃないというのは彼女の全てを端的に表していて、さすが肉親だなと感心
また彼女自身はプロデューサーという役割を果たしながらも西南北と比べてアイドルとしての才能が乏しいことも恐らく自覚しながらも腐らず徹頭徹尾アイドルとして輝いた負けん気も彼女にとって大事な財産でしょう
(初のTV出演で一番表情がぎこちないし、SNSを見ながら他3人の強みをあげつつ自身に関しては何も語らない姿は可哀想でさえあった)
1人だけ明らかに少ないSNSの反応・ファンレターの数にダメージを負いながらも夢のために全速前進する彼女の姿は天晴れと褒めたくなる輝きを放っていましたね
あの世界の東ゆうのオタクは絶対面倒くさい強火なオタクなんだよなあ
高評価450に対してコメント300ってかなりすごくない???
かなり好き嫌いの分かれるキャラではありますが、俺は彼女が大好きです
東西南北が実在するなら東が一推しになる
ちなみにアイドル衣装でのビジュアルも彼女が一番個人的には好きです
アイドルという幻想のためなら全てを捨てられる女、東ゆう
家ではジャージで感情をもろだしする可愛い女、東ゆう
緊張したり覚悟決めるときは首元を抑えるエッチな東ゆう
舌打ちが多くて当たりも強い東ゆう
外野のくだらない皮肉を皮肉で返せる東ゆう
たまにマジでイケメン美人な東ゆう
全部ひっくるめて最高に愛おしいと思います
俺はこんな女に振り回されたい、、、
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くるみちゃんは可愛いよね
アイドル姿なら東ゆうが一番だけど普段の姿はくるみちゃんが一番好きだ、、、
ロボット好きでロボットガチ勢の彼女
東ゆうがアイドルのためという目的を持ちながらも女子がロボットに関わってくれたのがきっと嬉しかったんだろうなあ
学校の雰囲気見る限りだとオタサーの姫にはなれるだろうけれど、友達は作れそうにないし東西南北で一般社会で恐らく一番苦労するタイプ
東ゆうが初めての女の子の友達ですごくなつく、飼い犬のように懐く可愛い
自分の好きなこと、自分の好きな生き方を貫く彼女はたぶん西南北で一番本質的には東に近い存在
ただそれがあんまりにも東ゆうと理想の姿が反対であったために東ゆうとは互いに夢を追う限り交わらない者同士であっただけで、大人になってからもたぶん一番東ゆうを理解できるのは彼女だと思います
早々と東ゆうの目的が有名になることだと見破っていたので、東ゆうがロボット好き女子というキャラを利用してきたことに対しての彼女なりの怒りからお城取材は当欠するし、クイズ番組でも自身の好きを簡単には消費させない(Twitterで流れてきた普段人に興味ない西が、北の亀井を見つけてる時点で、東ゆうのスカウトをヘルプしてた説結構好きです)
彼女にとってのロボットというのはきっと一種神聖な崇拝の対象であって、東ゆうのアイドル並みに他者に土足で踏み込まれることが嫌な領域
部員と意見が合わないとなれば、独自に活動して理想のロボットを突き詰めた彼女
きっと好きのために妥協しないという姿を東ゆうに見出し肯定したからこそ、本来は目立ちたくない彼女が限界を迎えるまでアイドルとして頑張ってしまったのでしょうね
やはり東ゆう、罪深い女だ
最後には東ゆうと別々の夢を追ったことで友人に戻れたのはふたりにとってのハッピーエンド
あとこれはカプ厨のわるい癖ですが、将来は「東西」で結ばれてくれ!!!と思っています、盛大な結婚式しててほしいです
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お蝶夫人を存じ上げないのですが、憧れの存在を真似ていることに初見で見破ってくれた東ゆうに感謝感激雨霰で友達になった彼女
部活内では蘭子にすら勝てないの〜にすら扱いされていることからきっといい扱いはされてないのでしょう
あのお嬢様学校、全体的に性格悪そうだし()
彼女にとって初めてのあだ名をつけてくれる気安さを見せてくれた東ゆう
東西南北として何をやるのも新鮮で将来なんて忘れてしまうぐらい楽しかった
(東ゆう、顔の良い女のいろいろな初体験奪いすぎだぞ💢東ゆう罪深い女だ)
西はそんな状況に危機感を抱いていたのに対して、彼女は流れに任せておけばきっと大丈夫だわ!(西に返答した時点では本気でそう思っている)と大物の器がある
なのにお化け屋敷では全力で子供騙しの罠に怖がるレベルで小心な面もあってギャップ可愛い
東西南北での活動が彼女を広い世界に半ば強制的に飛び込ませたことで夢とやりたいことを見つけることに繋がったので、東ゆうという存在は彼女の人生で大きな特異点になるのでしょう
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唯一、作中開始地点から東ゆうと繋がりがあった女
万人受けするビジュアルという東ゆうの評価だが、小学生時点では見た目が原因でいじめられていて(いじめの原因は映画だけだと明言されておらず不明ですが、整形を挟んでいることから見た目にコンプレックスがあったのでは?と思い込んでいました)東ゆうからも変わりすぎて分からなかったと言われる
学校に行けなくなった東ゆう転校後から、中学では過去を捨て新しいスタートをする決心を固めて、中学受験と整形を行い今の彼女になった
東ゆうも整形であることに気づいているが、彼女は絶対に亀井の整形を否定しない
なぜなら彼女は自分のなりたい姿に全力でなろうとする人間を嫌いになるはずがないので
(アイドル計画ノートにも整形?全然OK!とデカデカと肯定していることからも明白)
東西南北初めての合同行事ボランティア活動では、上手くいかず4人で行動は出来なかったが東ゆうとその友達3人を気遣い最後には4人楽しく活動を終えさせたのはいい子な証
(ちなみに一緒にランチの提案を東西南北では初対面の南にしたのは、たぶん東西が南よりもはるかに気難しいことを事前に知っていたからなんだろうなあ)
作中では唯一の彼氏持ちリア充でそれが原因で東ゆうとの友情が瓦解することになるが、ちゃっかり上手く事務所には誤魔化せていた模様である
ちなみにその時の、
彼氏がいるんだったら友達にならなきゃよかった💢
(アイドルに彼氏は厳禁だからね、仕方ないね)
というかなりサイコな東ゆうが見れるセリフは東西南北瓦解の決定打だったんだろうなあ
(北は感情を出さなくなり、西は自身のアイディンティの崩壊をきたし、南は純粋に楽しめなくなった)
一応東ゆうにも言い過ぎた自覚はあったみたいなんだけど、東ゆうと友達になるということに誰よりも拘っていた彼女には許せなかったのでしょう
(友達ではなくボランティア繋がりで〜とお城取材イベントで答えた彼女に憤慨してたり、4人から2人のコンビになる時には彼女が1番東ゆうと物理的な距離感が近い作中描写から)
物語終盤で東西南北解散してメンタル激落している東ゆうに最初に相対した時に、実は東ゆうのファン第一号であると明かされる
先生からさえも無視されていた彼女に唯一声をかけてくれた東ゆう
目的があるから話してるんだから外野は邪魔すんな💢する東ゆう
小学生から目的のためなら悪評が付き纏わろうと必要な行動を貫く東ゆう
そんなん狭い世界で窮屈に生きていた彼女にとって眩しすぎる星であったんだろうなあ
(なお東ゆうは初対面時点で北のことをあまり覚えてなさそうなので、東ゆうは亀井を虐めから救おうとか考えて行動してないだろうから、一方的な私のヒーロー東ゆうという巨大感情矢印を向けられていたことに気付いていなかった模様)
終盤に恋愛を諦めないことで東ゆうにそんなに大事?と純粋な疑問を、
大事な人ができれば分かるよ
と誠実に答えた北に満面の笑みを返す、東ゆう尊い
総括
東ゆうが自身の夢への答えを得るための物語
東ゆうにとってのアイドル像は、
綺麗な衣装をきて可愛くお化粧してもらって光輝く舞台で一点の星となる眩しい輝き
そんな星に彼女もなりたかったが、彼女だけでは輝きが足らなかった
そのために全力で頑張った結果が東西南北であり、4人の美しい青春物語だった(最後の終結シーンで東ゆうが首を抑えようとした瞬間に満面の笑みでCDを見せる3人、まじで東ゆうのことよく見てたんだなあ、愛が深いね)
西南北の3人からもそれぞれ東ゆうの長所を見出せることからも東ゆうにとってはなくてはない瞬間だったのでしょう
(西からは好きを貫く姿、南からは憧れに向き合うこと、北からは目的のために行動する勇気)
エピローグにて東ゆう自身が東西南北であった時間を不恰好で恥ずかしい自分でも、今よりもカッコよくて必要な過去だったと肯定していたのは嬉しくて感動したなあ
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