ガーゼとガザ。
真面目なことを少し。
私たちファナビスは2006年に本気布を立ち上げた時から「ウールガーゼ羊品」を販売してきました。
その「ウールガーゼ」という名称に違和感を覚えた方もおられるでしょう?
ガーゼというとマスクや包帯のような薄手の織物綿布を思うからですよね。
でも私は薄手のウール、しかも織物ではなく丸編みニット生地だが「ガーゼ」と敢えて呼んできました。
それはガーゼという生地の名称の由来のひとつに「『ガザ』の特産的な織物」という説があったからです。
そうです。
今、イスラエルが連日空爆を続けているパレスチナの「ガザ地区」のことです。
「ウールガーゼ羊品」を商う折々にそのことをお客さんに伝えて、「ガザに平和を」と少しだけお話ししてきました。
私たち本気布は世界の平和を願う布でありたいと思ったからです。
すべての生きとし生けるものたちが幸せに、健康的な生活を送れる日々を夢見て。
貪ることなく傷つけあうことのない世の中になりますように。
願いを込めて。