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人気観光地と穴場観光地(本島全域編) ー沖縄の「へそ」うるま市石川のローカル生活(13)
地元や東京の知人友人に、沖縄に赴任しますと伝えると、十中八九「えー羨ましい! 沖縄に遊びに行くね!」と言われます。これはガチ。で、実際、社交辞令でなく本当に遊びに来てくれる知人友人も、たっくさんいました。いかに沖縄が観光地として人気で愛されているかがわかるというものです。
友人は我が家に泊まって本島中部を観光するパターンもあれば、那覇やリゾートホテルに宿泊しており、合流して一緒に観光や食事をするパターンもあります。今回は、僕が十数組の観光に同行した体感で、人気の観光地と、友人に聞かれた場合に僕がオススメしていた穴場の観光地をご紹介します。
【人気の観光地編】
・美ら海水族館(本部町)
・首里城(那覇市)
もはや僕が言及するのが無意味なツートップは、ダントツ人気。何回行っても楽しめるのですが正直「またか」と思わなくもなかった!(今にして思えば首里城もっと行っておけばよかった)
次点は国際通り(那覇)、沖縄戦に関心があれば平和記念公園(糸満市)、やっぱビーチ!ならリゾートホテル(恩納村)など。最近はDMMかりゆし水族館(豊見城市)もできて勢力図は変わっているのでしょうかね。
【穴場の観光地編】
・コザゲート通り&中央パークアベニュー(沖縄市)
中部最大の都市、沖縄市の繁華街にあります。嘉手納基地からすらっと伸びる道路がコザゲート通りで、並行して走る地元向けの商店街が中央パークアベニュー。ベトナム戦争の時代、嘉手納基地から出撃を命じられる明日の命もわからない米兵が、手持ちのドルをはたいて豪遊し、栄えた歓楽街だったと聞きます。今は急速にさびれつつあるのですが、その時代の沖縄の雰囲気を感じることのできるエリアです。
深夜に徘徊すると、米兵らしき黒人や白人の方が数多くおり、英語での喧嘩や警察沙汰も珍しくありません。通りに並ぶ店もタトゥーショップ、ストリップバー、インド人が営む衣料店など、なんというかアメリカ情緒(?)に溢れています。ミュージックパブやクラブを楽しむのをお勧めしますが、地元の知人がいなければ、昼間の散策の方が良いかもしれません。(以下の観光サイトが詳しいです)
・OIST(恩納村)
正式名称は沖縄科学技術大学院大学。観光地ではないのですが、国が科学技術研究の最先端施設を沖縄に作り、世界中の優秀な研究者を集めるということで誕生した大学院大学です。教育機関というより研究機関で、また基礎研究中心なので一般人には馴染みにくいところはあります。
一般人が入れるエリア(空中回廊やカフェなど)だけでも歩き回ると楽しいし、予約すればスクールツアーもあるようです。こんな田舎に、こんな巨大な施設が!と驚くこと請け合いです。うちの母に沖縄を案内した時、一番驚いていたのがここでした(笑)
コザゲート通り・中央パークアベニューもOISTも、うるま市石川から比較的近く、案内しやすいというのもありました。
さて、次回はうるま市編に続きます。