育休中の資格取得には覚悟が必要
第一子の育休中に、社労士と行政書士の資格試験に挑戦・合格しました。
noteでは、同じように、育休中または子育てしながら資格を目指したい!勉強したい!と思っている人に向けて、発信していきます。
今日は、私自身の育休中の資格勉強の経験を前提に、これから頑張る方へ伝えたい心構えについて書いてみます。
ちなみに、私が受験したのはもう6年前になりますが、具体的な話(数字とか)はちゃんと直後に記録してあったものなのでご安心ください!
公開しなかったのは、一番大切な
「それで?受験してみて結局どうだったの?良かったの?その後どう?」の話を語れなかったから。
6年経ってやっとそのへんも交えて語れるようになり、価値が出てきたかなと思い、書いてみます。
資格勉強に取り組んだ理由
私自身は、農学部出身。当時の仕事は法人営業。
勉強開始までは人事労務法律には縁も基礎知識も皆無でしたが、「社労士を取れば会社で活躍の場が広がる!」と思える状況にはありました。
細かい説明は割愛しますが、当時キャリアに不安を抱えていた私にとって、「キャリアアップの足がかりになる!」と思えたのが社労士の資格でした。
とはいえ、子どもがいる状態でフルタイムで復職したら社労士資格勉強なんて不可能なことは目に見えていました。
「資格取るなら育休中の今しか・・・本当に今しかないやん・・・!」
と思い、決死の覚悟で、挑戦したのでした。
行政書士は同じ法律系ということで親和性も高いと思い、勢いで一緒に受けることにしてみました。
結果、無事に一発合格。
でも紆余曲折あり、結局当時の会社内で活躍することはありませんでした(笑)
現在は会社を退職し、資格をほんのり活かしつつ、知り合いの会社を中心にフリーランス的に経営支援をしています。
受験勉強時代に0歳だった長男も7歳の小学1年生になりましたので、
小学生の生活に合わせてぼちぼち働いてます。
この辺のことや将来の展望などはまたの機会に書きたいと思います。
全体スケジュールと使った教材
社労士と行政書士の資格を取得した時の
全体のスケジュールや勉強時間はこんな感じでした。
<スケジュール>
2017年 9月末 第1子出産
2017年10月 行政書士試験勉強開始【生まれて初めて法律の勉強をする】
2017年11月 社労士試験勉強開始
2018年 8月 社労士試験
2018年11月 行政書士試験
<総勉強時間>
行政書士:約500時間
社労士:約900時間
1日の勉強時間はざっくり平均すると4-5時間くらい。
育児しながらの時間の確保方法は別の記事にします。
<使った主な教材>
行政書士:フォーサイトの通信講座(CD)
社労士:TAC市販テキスト+山川社労士予備校の個別の対策講座いくつか
最初に行政書士のフォーサイトの教材を申し込んだのですが
私にとってはベストではない感じがして、社労士は違うものを使いました。
教材選びも別の記事にしますね。
ヤマ予備、授業のシステムは現在だいぶ変えられたそうですが、当時はDVD付きの対策講座や模試をいくつか選んで購入しました。
山川先生には画面越しで大変お世話になりました。
これから頑張る人に伝えたいこと
「これから資格受験頑張ろう!」と決意した方、
「頑張ってみようかなあ、どうしようかなあ」と考え中の方へ
伝えたいこと。
それは、
「私は人生で何を実現したいのか?」
この問いにしっかり答えを出してから、受験勉強に取り組んで欲しい
ということです。
ご自身のスキルなどと合わせてそんなに必死にならなくて良い資格なら、いいのです。
でも難関資格への挑戦、
背伸びして頑張らないといけない挑戦をする場合は
それ相応の努力が必要です。
そして、それが育児と重なる場合は特に、ストレスがかかります。
挑戦する前に
「この資格を取って、私は人生で何を実現したいのか?」
と本気で向き合ってほしいです。
なぜなら、私自身は、向き合い方が甘かったなと反省しているからです。
受験したことを後悔はしていません。でも反省点です。
目の前のキャリアで役に立つに違いない
資格は持っていて損はしない
勉強できるのは今しかない!
そんな気持ちで勉強を始めました。
周囲からは向上心を褒められたりもしました。
だけど、育児だって「今しかない」時間です。
人生は常に「今しかない」ことばかりです。
産後の体で「頑張る」ことは、心身の健康に影響します。
実際に私も限界まですり減りました。
キャリアに活かせるというけれど、
本当にその資格しかないのか?
その求めるキャリアは本当に自分に合っているのか?
何よりも、
「この資格を取って人生で何を実現したいのか?」
これから頑張る方は、
この問いにしっかり答えを出してから、
取り組んで欲しいと思います。
誰かの力を借りたりしながらでもいいと思います。
ここを明確にしてから決意して欲しいです。
そして、決意したら、絶対に一発合格しましょう。
長引けば、辛いです。
毎日本気で全力で勉強して、やっと一発合格が叶うものです。
”一発勝負”と、覚悟を決めて受験生活に突入してください。
もしあなたがフルタイムで復帰を考えているなら、
復帰後の育児と仕事と資格勉強の両立は、無理です。体壊します。
(家事育児ができて協力的で優しいパートナーやご両親の援助があるとすれば話は別ですが・・・)
ですから、特に育休中に難関資格に挑戦する人は、
全力でやり切る本気の覚悟が必要です。
将来のために、育休中の時間を使うわけです。
もしかしたら可愛い可愛い赤ちゃんとの時間を犠牲にするかもしれません。
中途半端に勉強時間をとって、結局合格できなかった、では残念です。
私に関して言えば、何がなんでも一発合格する!の覚悟を持って全力で勉強に打ち込んで、無事に合格はできました。
人生には色々な試練があって、思うようにはいかないものです。
その中でも、試験というのは、覚悟と努力の結果が返ってきやすいものの一つだと思っています。他人よりも努力することが必要で、私はそうしたと自信を持って言えます。
ただ、結局想像したような形で資格を活かすことは、できていません。
「この資格を取って人生で何を実現したいのか?」
の深掘りが甘かったと思うのです。
今は、とった資格を一旦脇に置いて
自分にとって本当に重要なことを探求している真っ最中です・・・
そんな反省もあるからこそ、やっぱりnoteに書いてみようと思いました。
真面目にやらないと合格できないし、真面目になればなるほど苦しい。
だけど、それだけの覚悟を持って何かに挑戦するということは、人生の中で大切なことだと思います。
たとえ赤ちゃんでも、子どもは背中を見ています(^^)
そうやって頑張る方に役に立つような、時間の使い方、勉強法などついてはこれから記事として公開していきますのでぜひ参考にして頂けたらと思います。
楽して合格〜🎵方法ではありませんが、努力の効果を上げるのには参考になるはずです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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