麻雀よわよわ日記 3日目【天鳳四段】
1戦目 上東赤速 手牌が悪い時の構想
東4局 北家 27600
オーラス2着。ドラが9mで使い辛いと言う事もあり、打点の低い場になりそうなので親が上がる以外は大体南入しそう。
で、この配牌である。まずこの配牌を貰って先制リーチが打てそうとは誰も思わない。この局の方針はどう定めるべきか?
➀自分は上がれないので諦めて守備的に打つ
➁あくまでも上がりに向かっていく
でその方針を立てて第1打を何にするかを決めなければいけない。
私は実践で第1打を東にした。これは本当に良かったのだろうか?私は第1打に字牌を打っていく事が癖になっているので何も悩まずに東を切った。
まず守備的に打つならば、字牌を残した方が安全度は高い。もちろん中盤で生牌になってくると危険ではあるが、途中で切られる事の方が多いし生牌ではない字牌の安全度は高い。
そうなると、8p9pを払っていくのが良さそう。確かに7pダイレクトで入ってくる可能性もあるが、この愚形が多い形で6sを切ってしまうとソウズが全部使えなくなってしまうので痛い。
真っ直ぐに進めてもどうせ愚形テンパイになりそうならば、愚形ターツを積極的に払った方が良いと思う。
また、攻める場合でも8p9pを払うのが良さそう。この手を面前で進めて先制を取れる可能性はかなり低い。ならば字牌が重なるのを期待して8p9p外し、あるいは1枚切れの中を切るべきだろう。
基本面前思考なので、生牌のダブ東は積極的に切るようにしているのだが、今回は残すべきだった。
4巡目でこの形になった。東切りはしっかりと裏目っている。
まず他家の動向を伺うと全員かなり速そうなのが分かる。これで先制できるとは誰も思わない。個人的には西家が一番速そうに見えた。
実際には、西家はかなり受け気味に打っていて、親がくっつきのイーシャンテン。対面もかなり形が良さそう。
西家のスピード感には騙されたが、他家の捨て牌と自分の手牌を比べて自分が遅れている事を意識はしたい。
じゃあ何を切るねんって話なんやけど、実践では1p切った。もう後手を踏む事が確定しているなら全員に危なそうな6sとかにすべきだったのではないだろうか?
そもそもこの時に中や東を残しておくべきだった気がするが、この時点では比較的に安全度でマシは1pを残しておくべきだった。
そもそも打1pは6ブロックに構えている事になるし攻める上でも良くない。かなり迷った場面だが手牌が悪い時はブクブクにするのではスリムに構えて安パイを持つように意識をしていきたい。
【課題】
手牌が悪い時こそ方針をしっかり立てて、中途半端な打牌はしない!
2戦目 上東赤速
東1局 南家 25000 対親リーチ
東1局、南バックの仕掛けをしている所に、親リーが飛んでくる。その親が南をツモ切りする。南ドラドラの愚形テンパイを取るかどうか。
まず、親の残り無筋は9本で、4pは片無筋。だが、リーチ宣言牌のマタギとなっていて、ド本命の危険牌だ。
実戦では南ドラドラのテンパイはやはり捨てられないので押した。
その後5mをツモって8m勝負。
さらにド本命の8pも押した。
結果は親からの出上がりとなって、これが大きな加点となりそのままトップで対局を終えた。
この親に対しての猛プッシュは正しかったのだろうか?実戦中では考えるのが面倒になって押したような感じだった。
この対局が終わった後、あれは押しすぎだったかもしれないと思ったので実際に現代麻雀技術論で調べてみた。
そこには、対親リーチに対しては3ハン以上の良形テンパイはほぼ押しで良いとあった。自分の中ではかなり押しすぎに感じたものの、あれは押して良かったらしい。ちなみに親はフリテンの14pテンパイでした。
押しすぎかなと思っても3ハンなら押しても良いというのは感覚としては大事にしていきたい。
【課題】
3ハン良形テンパイ、4ハン愚形テンパイはたとえ親リーでも自信を持ってゼンツしよう!
積極的に打点重視の手作りをしていこう!