コロナ禍に転職活動して得た気付き。その記録
「あ、転職しよう」
緊急事態宣言が解除された直後の2020年6月上旬。ふとそう思った。
概要
その後転職活動を経て、新しい職場での勤務開始から4か月がたった。2020年10月1日が初出勤。この記事はその記録として残します。
見えないウイルスvs人類。見えない脅威におびえつつも世間ではウィズコロナで暗中模索。経営危機に陥った企業を報じるメディア。そんな中での転職。正直、「勇気あるねー」と言われたこともあった。
転職を決意した理由
実は、2019年の秋からぼんやり思っていた。「2020年は私のキャリアにおいて大事な年になりそう」と。本当にボヤ~~~っとしていたので、具体的に思いついていなかった。
とあるスタートアップで部署を立ち上げ、企画や仕組みを作ってきて自信がついた。やりきったという感じもした。そんなときに冒頭のセリフが浮かんできた。
私の元同僚はメンターでもある。このスタートアップで一緒に働いた。彼女に話していた妄想を実現するべきだと。「私、もう一回部署作ったらキャリアで成仏する気がする」と話したことがあった。
コロナ禍で全世界同時リセットとなった今、いま飛び出さないでどうする。そう思ったら、不安なんて何もなかった。
いままでの転職活動より、ストレスがなかった
世間を大混乱に陥らせたコロナウイルス、実は転職活動するうえでは好都合だった。
移動がいらない。働きながら転職活動をした方なら、時間管理の大変さを経験しているはず。仕事の合間を縫って面接。これが本当に難しい。
でも、リモートワーク促進のおかげで選考はすべてオンラインで受けることができた。これまでの転職活動の中で、一番ストレスがなかったのは事実。
最初にやったこと
とりあえず、転職サイトの情報をアップデート。前回の転職からそのままアカウントを残していたので楽だった。本当はいったん退会しておくべきだったのか、お作法ってどうなんだろうw
実際使ったのはキャリトレ。個人的にはUIがよくて使いやすいんです。
アプデ完了後、求人情報を探す。届いたスカウトの中から、気になる企業でカジュアル面談のアポイントを得る。
エージェントからもスカウトがあり、印象がよかった方に返信し面談。そのまま企業を紹介いただき選考に進む。職務経歴書の添削をしてくださってとても助かった。
選考の日程調整や交渉を代理で対応していただけるのは、エージェントを使う最大のメリットだと思う。
無事に内定
選考が順調にすすみ、5社応募して3社で最終面接。結果としては1社から内定。これまでの経験をフルに活かせる業務であること、選考でお話しした方たちが気持ちいいほどありのまま語るので、お世話になりたいと思い承諾。条件も良くなるので、正直いい結果に終わったと思う。
実はもう1社最終選考の結果待ちだったけれど、レスが遅く印象が悪かったので辞退した。
採用活動って、マジで営業そのもの。
実は、転職活動をしながら、業務では採用活動もしていた。自分なりに「勝てる採用活動」のイメージが作れたのは内緒。採用って本当に営業。戦略も大事だけど、それよりも誠実さとスピードですわ。
今後採用活動にかかわることができたら、この時の両面から経験したことは最大限に活かすつもり。
最後に
いま、とても楽しく働いています。先述の通り、これまでの経験をフルで使っています。まさに総合格闘技。自分のスキルや経験を棚卸ししておいてよかった。
今の職場では意外な再開や、共通点の多い同僚との奇跡的な出会いがあったりと、刺激的な毎日を過ごしています。