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世界の片隅で読む台本

今回はフランス語での台本を理解するところからの出発になりそう。


国外の台本は、演者がどのタイミングで座るとか、ここで咳ばらいをするとか

細かい所作まで台本に書かれていて、


その辺りから日本と形式が違ったりする。


余白をどう使うのかは、演者自身が試行錯誤考えて現場で提出するものと思っていて、

日本を出てみると最初から細部まで書かれていることに正直戸惑うこともある。


でも、現場に行ってみると


その場で瞬間的に生まれたものをきっかけにどんどん変わっていくことも多い。

自由な発想をもたらすスペースがあるって本当に楽しくて興味深いことだと思う。


今回母国語だけでない分、二重三重にも負荷はかかるけども、私の脳よ、もっと頑張れ。



日本に帰国して14年。


再びフランスとの縁が増えきた。

形や色を変えながら。



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